あきお不定期日記

日常の思いついたことを不定期で書いてみたい。

二枚舌は政治家の特徴か?

2006-11-23 11:50:49 | Weblog
昨日22日は年に1度の高校同期有志による歩こう会があった。
奈良で紅葉の名所「談山神社」から蘇我馬子の墓とされる石舞台古墳を歩いた。
まさに大化の改新の後を辿った。
神社境内は朝NHK全国中継があったのを知ってか知らずか満員であった。
1日歩いた疲労感がとっても心地よい。したがって、ブログの投稿も遅くなった。

 一党のことであるので目くじらを立てることもないが、造反議員の復党問題が頂点に達したきらいがある。昨日中川氏と平沼氏がこの問題について会談した。会談は物別れ。中川氏が出した案がかなり厳しいものだとのこと。自民党も造反議員を復党させて来年の参議院選を今より有利に戦おうとしている。一方造反議員は復党するか、党籍を得ないと1,000万円の助成金が受け取れない。それも今年中にである。どちらも必死である。中川氏からでたきつい条件を造反議員はどう思っているだろう。踏み絵をさせられてまで復党するか。そこまでするのなら1000万円はどうでもいいといえるかである。郵政民営化で反対した度合いで変わってくるだろう。
私は思うにこの1000万円の政党助成金、無所属の議員にも渡るような方策がないものかと思う。本来議員は地域住民から選ばれており、たまたま自分と同じ考えを持っているものが党を作って、また今ある党に所属しているだけである。
党にがんじがらめに拘束されるような政治体制であってはならないと思う。
小泉さんは自民党を半分ぶっ壊した。それに国民は賛同した。そして選挙に大勝利した。復党問題が実現するとまたもとの木阿弥になってしまう。政治体制の進展などあり得ない。半分壊れた自民党は国民にうそをつくことになる。
小泉チルドレンも騒ぎ出した。政治家は使い捨てであるといった小泉さん、武部さん。大勝した選挙の前に言っていたことと正反対のことを言っている。前者が彼らの本音かもしれない。80人の皆様は小泉劇場の主役で新しい自民党を作っていってほしい。我々は君たちを最後まで守る。こういわれれば今の職場で充分でも意気に感じて職場をやめ選挙に出る。
イラクに核兵器があるとのことで軍事支援に乗り出した方が、危険地帯など私にわかるわけがないと大見得を切ったお方。
日本の指導者がこう2枚舌では、社会がよくなるはずがないと考えるのは私だけであろうか。押しなべて政治家はそういうきらいがある。

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