あきお不定期日記

日常の思いついたことを不定期で書いてみたい。

知事の犯罪?

2006-11-17 06:24:17 | Weblog
11月10日に記したが、あのときの危惧が本当になった。
天地身命に誓って疑惑を受けることはしておりません。皆さん最初に言う言葉である。
和歌山県知事木村良樹容疑者がついに逮捕された。
改革派の知事で、和歌山県民は勿論、大阪に住まいし地方自治のお手本になってほしいと願う小生も期待していたのだが。小生も、彼が大阪府の副知事時代に2回ほど業界の役員と一緒に年末年始の挨拶でお会いしたことがある。ほんの数分であるが確か東大でで自治省出身の頭の切れる、如才ない、童顔で人をひきつける副知事だと思っていた。太田知事の次はこの人かなあと思っているうちに和歌山県がさらっていった。
新聞やテレビ報道を見聞きすると、あのときの印象から程遠いものである。裏金を4,000万以上作り海外視察で奥さん同伴のときその費用に当てていたとか、時計蒐集の趣味があり25個も出てきたとか、今朝の報道では初当選直後2つの団体を作りその1つは「翔樹会」といい地元建設業者ばかりで構成させ知事が積極的に勧誘し今回問題になっている建設会社も職員に進められて加入したとのこと。
こんなことをしてはいけないのは政治家・公務員の常識であり、彼らが1番してはいけないことだとおもう。いつのときにこんな悪知恵が身についたのか。自治省の時代か、大阪府総務部長の時代か、副知事の時代か。それとも・・・・。
政府もこれからは地方自治の時代だと、いろいろな施策を審議中であるが、肝心要の地方の現場がこんな状態ではなかなか前に進まない。
公務員による裏金つくりはやめてほしい。今までに、検察庁、北海道をはじめ府県の数警察、岐阜県、福島県そして和歌山県。今後出ないように願うばかりである。
お金がいるのだったら正々堂々と国会なり、地方議会で訴え予算化し堂々と私服を肥やすためでなく国民・住民のために使ってほしい。
国税庁も裏金を作ったり、その裏金をもらった公務員に対してどんどん課税してほしい。それが課税平等の原則である。
藤山愛一郎という方がいた。彼はコンツエルンの御曹司で、かなりの年齢で請われて政治家になった。莫大な資産があったが、なくなる前には3LDKのマンション一つだったと読んだことがある。
地方行政に携わるもの身を引き締めて身をきれいにして業務に当たってほしい。

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