哲ノート

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一文笛 -池袋演芸場 八月上席-

2018-08-02 23:37:19 | 落語・浪曲・講談・演劇・芸能
8月の寄席通いは池袋演芸場から…

昨年もうかがいましたが、8月上席のトリは小三治師匠(昨年は8月9日 「青菜」を拝聴いたしました。)

炎天下の酷暑が続く中、開演前から長い行列覚悟で池袋に着いて、1時間前ですけどざっくり30番目(なんたって「信者の皆さん」が集結しますから…)

  

でもでも…(よかったぁ)最前列を確保できて、思う存分「ライブ感」を味わいました。(池袋だったら緊張感とイジられるんで最前列ですよ…)

開口一番は「道灌」から、「かぼちゃ屋」「一文笛」「つる」「締め込み(さん喬師匠)」「宗論」「手紙無筆」ときて、

トリの小三治師匠はまくらが長くなったんで「長短」でしめくくり。

今回は中入り前の正蔵師匠が秀逸。

演目は「一文笛」 桂米朝師匠が掘り起こした演目で、スリの噺ですけど後半は人情噺となって大団円オチする、とてもいい噺

正蔵師匠が丁寧で分かりやすく抑揚が効いた話し方でイイですね。前回は「読書の時間」という新作も拝聴しましたが、これもそれも聴きやすいんですかね、耳に残るんですよ。

古典だけにこだわらず、新作も“ハデにウケねらい”せずに丁寧に演目を扱う姿勢は、すごく好感を持ちます。

8月の池袋で「いい噺」に出会えました。
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