哲ノート

gentle heart!! ヤサシイココロ・オトナノココロ

初夏のMOMATコレクションから…

2018-07-02 00:01:47 | 行ってきました
お気に入りの「MOMAT 東京国立近代美術館」での企画展「ゴードン・マッタ=クラーク展」で“困惑の鑑賞”をして、つづけてMOMATコレクション(常設展)を楽しみます。



常設展は「鑑賞マナー」を守ればカメラ撮影OK(商売はだめですよ)(しかもこの前なんか「全部撮るのかいっ!!!!!!!」って人がいて大迷惑でした…)

今回も気に入った作品をパチリっと。

 



   

いろいろと美術館巡りをしていて、最近ふと思っていたことが…「目の前の絵画作品の鑑賞の仕方」

たとえば初めて見る作品だと、その絵画を見ると同時に「作品名」「作者」「解説」を見て、絵画を鑑賞する(満足する)かと思うのだが、

せっかく「その絵画」を見に来ているのだから、純粋に(なんの前勉強もなしに)まず絵画だけを見て、その絵画から受け取るインスピレーションを感じて物思いにふける…

そして「作品名…」を読んでみる、という鑑賞の流れはどうだろうか。

  

“へたな先入観”(自分なりに文字を見て理解したつもりになる)を持ってある一枚の絵画を鑑賞するよりも、

ストレートに目の前の絵画から受け取る「感受」「感覚」「刺激」「雰囲気」を楽しむのもまた一考かと思うのです。

(絵画の横にたいてい解説文があるのでむずかしいのですが)



絵画と同じくらいに解説文を読んで「わかったつもり」をするよりも、純粋に「絵の鑑賞」をただ楽しむのです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする