哲ノート

gentle heart!! ヤサシイココロ・オトナノココロ

2年目の「3.11」

2013-03-12 00:26:55 | ちょっと気になる
ちょっと不謹慎かもしれませんが…。


昨日は2年前の東北地方の大震災から2年目。

2年目の今でもまだまだ復興再生は途上段階、震災の爪痕傷跡も癒えていません。

関係者のかたのご苦労は聞くに堪えかねません。

でも正直な話、そんなのぜんぜん関係ない…という風化した2年の月日もあるのも確かなことです。

「もう済んだことだから…」当事者でないと痛みや実感がわかないことがあるからです。

「この日を忘れない」「この教訓を生かさなければ」「痛みや悲しみはみんなで分かち合おう」なんて2年目の今日の気分なんでしょうか。

日本・日本人の道徳観が「3.11」というフレーズにあらわれています。

しかもそれを煽っている“マスコミ報道”の姿勢がやたらとプンプンしています。

ちょうど2年目(日本人のとっても好きな“区切り”)ではありますが、あの日から今日まで、あの日からさらに明日以降もまだまだ“現在進行形”なのです。

「2年目だから何する…」という類のものでもないような気がするんですが。(だからどうする…といわれても困っちゃいますが)

あれから1年…あれから2年…あれから…なんてことがこれからも延々続くんでしょうか。

あの出来事を風化させてはならない意味でもという大義名分があるとは思いますが、じゃあそれ以外の日々はどうなの…1日1日と止まることがない日々が、

現地はもちろん、私たちのココロのなかでも動き続けているのですから…。

この日を特別視扱いすることはある意味あっているのでしょうけど、騒々しく3.11だけを煽っているような姿勢はどうなんでしょうか。
コメント
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