goo blog サービス終了のお知らせ 

喫茶去

徒然に、日々の生活を書き留めたいと思います。喫茶去、まあ、お茶でも飲んで、のんびりしていって。

みかえり阿弥陀

2025-02-16 | 京都の寺・神社・仏像

今回のツアー、「晩冬の京都を歩く」で、
銀閣寺の拝観が終わって、

哲学の道を歩いて、南禅寺へ。

ツアーの中にはなかったのだけど、
途中、みかえり阿弥陀で有名な永観堂があって、
時間が十分あったので、
一緒にツアーに参加したM先生、行ったことがないというので、
拝観してきた。
ここは、紅葉でも有名。




写真の大玄関から靴を脱いで、


みかえり阿弥陀像が安置されている、
阿弥陀堂へ。



如来像は正面を向くのが大原則だそう。
この像のようにエピソード(みかえり阿弥陀さま(Amitabha Looking Back, Eikando)
を反映したものは例外的に許されるのだそう。

「みかえり阿弥陀如来」を解釈すると、

自分よりおくれる者たちを待つ姿勢。
自分自身の位置をかえりみる姿勢。
愛や情けをかける姿勢。
思いやり深く周囲をみつめる姿勢。
衆生とともに正しく前へ進むためのリーダーの把握のふりむき。
                
「心掛けなさい」と、
何だか私に言われているよう・・・・・前にも書いたなぁ。
進歩しているかな。(・_・;)

堂内は私たち2人っきりで、
みかえり阿弥陀像をじっくり拝観できた。


見終わって、急いで、次の南禅寺へ。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

銀閣寺

2025-02-15 | 京都の寺・神社・仏像

「晩冬の京都を歩く」の2日目。


総門


銀閣寺垣


銀沙灘と向月台







銀閣寺も何十年ぶりだろうか・・・・・。

8代将軍足利義政により、
祖父の3代将軍足利義満の北山殿金閣(鹿苑寺)にならい、
隠栖生活を過ごすために、1482年に山荘東山殿を造営したのが
銀閣寺の始まりだそう。

義政自ら一層を心空殿(シンクウデン)、
二層を潮音閣(チョウオンカク)と命名。

正式な名称は金閣寺と同じように、
義政の法号の慈照院にちなんで、東山慈照寺。
観音菩薩が祀られているようで、
観音殿とも呼ぶらしい。

銀閣寺は、金閣寺と対照的に質素な美を追求。
しかし、当初、銀箔を施す計画があったそう。
完成を迎えることなく、木のままの姿が残された。

銀閣寺の庭園は枯山水や苔庭を用いて、
静寂で自然と調和したデザインが特徴で、
義政が求めた「内面の豊かさ」や
「静けさ」を象徴していると。

義政は、義満のように政治的な成功を追い求めるのではなく、
茶道や書道、庭園作庭といった
文化的活動に重きを置いた人だったよう。

対照的な歴史的建造物を同時に観れてよかった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

護王神社

2025-02-14 | 京都の寺・神社・仏像

京都御所に散歩に行って、
宿の隣に護王神社があるのに気付いて、
そこに寄って戻った。

護王神社は、はじめ神護寺の境内に
和気清麻呂公の霊社として祀られていて、
明治19年に、明治天皇の勅命で
今のところへ移ったのだそう。




猪の鼻をなでると幸せが訪れるという手水舎

 
雌雄の狛猪



清麻呂公が都から宇佐に向かう途中災難に遭い、
その際300頭の猪が現れて、公を護ったことが、
日本書紀に記されていることから、
護王神社のシンボルになったのだそう。





足腰の健康にご利益がある神社で、
お守り買っておけばよかったと。
歩き過ぎて、いまだに足の調子が悪い。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

神護寺

2025-02-13 | 京都の寺・神社・仏像

私学共済の「晩冬の京都を歩く」の旅、
初日の二寺目、神護寺へ。

金閣寺から高雄までバスで。
バス降りて、アップダウンの起伏の激しい雪道を、
歩くこと30分・・・・・しんどかった









清滝川を臨む○で囲んだ所から、
厄除けのかわら投げをしてき
た・・・なかなか飛ばないものだ。
厄除けどころか、厄が舞い戻ってきそうな投げ方。


この後、5時前には宿へ。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雪の金閣寺

2025-02-11 | 京都の寺・神社・仏像

寒波到来の8日から二泊三日で、
私学共済の「晩冬の京都を歩く」というツアーで京都に。

新幹線が大幅に遅れ、
初日と2日目は雪の中の観光だった。

京都に着いて、錦鶴(きんかく)で昼食を摂って、金閣寺へ。

京都はあまり雪が積もらないようで、
雪の積もった金閣寺を見られるのは幸運なのだそう。

そのせいか、
ルートを金閣寺に変えた人が多く、
チケットを買うのに、寺の外の歩道まで
長い列ができていた。

私たちはそれを横目に、団体通路から入場したけど、
中に入ったら、人でいっぱい。

順繰りに前に出て、写真に納めた。

元は西園寺家の別荘で、
足利義満が譲り受け、舎利殿(金閣)を中心に、
北山殿(全体をこう呼ぶらしい)を造り、
政治・文化の中心で、
天皇や明からの使者を迎える場として使われ、
義満の死後、遺言により寺院となったのだそう。

夢窓国師を開山とし、義満の法号鹿苑院殿から二字をとって
正式名は「北山鹿苑禪寺」。


仏舎利が納められている金閣三層


岩屋観音像と四天王像が安置されている金閣二層

金閣一層には足利義満の像が安置されているのだそう。
金閣の各層のこと、初めて知った。


この写真と層の写真はパンフレットより

朱印所、行列ができていて、断念した。
しかし、入場時、パンフレットと一緒に、

このお札をいただいた。

何十年ぶりかの金閣寺、
記憶も薄れかけていたところ、
京都に住んでいても、滅多に見れないという、
雪の金閣寺が見れて、本当に良かった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする