奥行50メートル、高さ・幅5メートルほどの洞窟。
本来なら、船内からの観光だったよう。
船長さんが融通を利かせてくれて、
岩場に下りて写真を撮ることができた。
明治の初め、キリシタン弾圧を逃れ、
この洞窟に信者3家族7人が隠れ住んでいたそう。
ある日、炊事の焚き火の煙が洞窟の外にもれ、
そばを通りかかった船に見つかり捕らえられ、
ひどい拷問を受けたそう。
幸いに命は助かったのだとか。
良かった!良かった!
自然のステンドグラス。
観音開きじゃなくて、引き戸になっている。
「五島崩れ」という潜伏キリシタンの
大規模な迫害の発端の島が久賀島だそう。
その五輪地区にある
五島で現存する最古の教会堂。
ちなみにこの五輪(ごりん)、
五輪真弓さんの出身地だそう。
鬼岳の噴火で流出した熔岩が
海を覆ってできた海岸。
約7㎞にわたって広がってるのだそう。
1507年福江の16代領主の宇久囲公が
妹婿の反逆にあい、馬で逃れるとき
この海岸で鐙が切れ陸路での逃避を断念し
漁舟で黒島に落ち延びるが追ってがせまり自刀。
以来、この海岸を鐙瀬と呼ぶようになったそう。
「あぶんせ」と読む。
鬼岳のこの写真、
鐙瀬熔岩海岸公園の展望台から撮ったもの。