らいふ

日々の想いと暮らしの足跡。

藤山一郎 さんの長崎の鐘

2021-09-16 16:26:29 | 観たもの聴いたもの読んだもの

友人が最近最新の大型テレビを購入しました。

You tubeも見られるという何とも羨ましい機能がついています。

あれこれおすすめ動画を見た後に

藤山一郎さんの「長崎の鐘」を聴きました。(すみません。動画をupできませんでした)

「長崎の鐘って、藤山一郎でないとだめだよね」

「ほかにも上手に歌う人はいっぱいいるけどね」

「でも、なんか違うんだよね」

「何でだろうね~」

と、一致した意見で、しみじみ聴きほれました。

 

これを聴くと

原爆を受けて何もかも失われたであろう長崎の町で響き渡った鐘の音が聞こえてきそうです。

最初の短調の哀しいメロディーから「なぐ~さ~め~」でぱ~っと明るい希望に満ちた長調になるところがグッときます。

それも、高齢になってからの歌唱が一番いい。

戦争を知っている世代の方だからでしょうか。

年齢をかさねて一層心に響く歌唱力。

 

戦争も大きな災害にも見舞われず平穏に生きてきましたが、それなりに辛いこともありました。

これからもそんなに明るい未来予想図も描けないし、心配事ばかりです。

世相も不安要素しかない。

でも、友人と一緒に「長崎の鐘」に共感して、一緒に拍手したら、なんか元気が出た。

辛いこと、嫌なことがある「にもかかわらず」

もう年を取るばかり「にもかかわらず」

前を向こうという気になった。

 

 

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