図書館からやっと借りられました。「ライオンのおやつ」
ドラマを先に見たのでドラマでの瀬戸内の美しい風景や空気を思い出しながら読みました。
マドンナさんが運営するホスピスで最期を迎える若い女性の葛藤と成長。
若くして余命を宣告され1か月で死を迎えることは現実にあること。
自分だったらどうだったんだろう。不安と怒りでふさぎ込んでしまうだろうな。
マドンナさんのように信頼できる人がいたら、人は幸せにその人らしく全うできるでしょうね。
人はいつになっても変わることができる。
死ぬということは体を手放すことであって魂は失われない。
体を手放すことで楽になることもあるけれど、やっぱり生きていて直に体で感じたり経験できることは素晴らしい。
おやつは人生のご褒美。
ところで、思い出のおやつってありますか?
う~ん。
死ぬ前にリクエストするような思い出のおやつ。
美味しいものはたくさんあるけれど、何だろ。
田舎の貧農の家だから、小さい頃のおやつはリンゴやとうきび、さつま芋とか栗とかスモモ、桑の実だったな。
ほぼ、野生動物が食べるものですね。笑える~。健康的!
そんなだから初めてシュークリームやパフェを食べたときはびっくりしました。
あ、クリスマスのバターケーキは懐かしいかも。
看護学校時代に先輩が焼いてくれたパウンドケーキも。
おやつではないけど看護学校の新入生歓迎会で出された茶巾寿司も美味しかった。
寮生活や東京の生活の不安を優しく包んでくれた茶巾寿司。
泣けてくるほど懐かしい。
でも、おやつとしてリクエストするなら美味しいアップルパイかもしれない。
特に理由も思い出もないけど好きだから!
そういえば、最近はやりのマトリッツォ、美味しいですね。高カロリーですが。