「罪と罰」全3巻の内の1巻を読み終わりました。
バリバリの古典文学をこの年齢で読み切れるのかな~と及び腰のまま読み始めました。
が、意外と推理小説ですね。
文学の薫り高いちょっと退屈な物語と思いきや、臨場感あふれる犯罪もの。今のところですが。
格差や貧困など当時の社会背景は今にも通じるものがあってあまり古さを感じさせません。
第1巻は主人公がある思想的な理由で金貸しの老婆とその妹を手にかけ、精神的に追い詰められていく様が描かれていました。
やはり、人を殺めてはならないのです。どんなことがあっても。
それとともに、致命的な言葉の暴力や虐待もあってはならないのだと思います。
ちょっと困るのが、ロシア特有の名前が分かりにくく覚えにくいこと。
同じ人でもいろんな呼び方があって、関係性が分からなくなります。
この人は誰だっけ?と戻ってみたり。
記憶力に限界を感じ、関係図を作って名前を書き込みながら読んでいます。
でも、それは私だけではないようで、ロシア文学で苦労するのはその点だと言われているようです。
良かった!
日本語で「罪と罰」、英語では「Crime and Punishment 」(クライム アンド パニッシュメント)
ずい分と響きが違うものですね。
パニッシュメント(罰)と言えば
確か、ハリーポッターに出てくる召使い妖精のドビーが「ドビーは悪い子!」と壁に頭を打ち付けたりして自分に罰をあたえていましたね。
その時「パニッシュ」と言ってたなと、ふと思い出したりして横道にそれてしまい中々はかどりません。
年内中には読み終わりたいです。
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