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杉玉つくり

2016-02-29 17:20:00 | 村の活動
今年も どぶろくまつりが迫ってきました。
杉玉つくりにも力が入ります。杉玉の事を「酒林」とも言います。

いつも四十八瀬川自然村 柳川体験場で造っていましたが、今年は初めて小原体験場での作業になりました。


木こり部隊が伐採した杉の枝を運んできました。


これをひたすら リング枠に挿し込んでいきます。時々、球状を考えながら 周りを切ります。


更に杉の枝(葉)を密度濃く、挿し、球状にはさみを進める。この繰り返し・・・・・出来栄えは どぶろくまつり」に来て、ご覧あれ!


ヤマメフォーラム

2016-02-29 15:31:00 | 趣味の釣り
少し、アカデミックなお話です。最後まで お読みいただければ幸いです。
興味のない方には「何の話?」と云われるかもしれませんが、ご存知の「渓流の女王」などと呼ばれている総称「ヤマメ」(以後「※ヤマメ」と記す)
※ヤマメ 実は「ヤマメ」と「アマゴ」に分けることができ、簡単に見分けることができます。
アマゴには朱色の小さな斑点があります。そして、「酒匂川」が その境界線と云うのが一般的な定説となっていて 以前は 両方生息していました。
しかし・・・・・昭和40年前後から 発達した「魚の養殖事業」と漁協の商売としての無秩序な「河川への放流」から 古代から続いてきた各河川の魚たちは どこの魚たちであるか 判らなくなってしまいました。本格的に養殖が始まって、約40~50年経った「今」・・・・・神奈川県・静岡県に「在来のヤマメ」が生息しているのかを調査してみようと考えた方たちが 約10年余の結果を持ち寄って フォーラムを開催。(ポスターの続きもご覧ください)


サケ科マス属の※ヤマメは 陸封型と降海型に分類されます。( 基本は鮭と同様海川を行き来するはずですが、たまたま、長い地球の活動と水温・気温の関係で陸封されたものが出てしまった)


この地図の赤の部分が「アマゴ域」。赤の一番右端(東側)が「酒匂川」です。
今回、小生は初めて 九州では大分県だけが「アマゴ域」と云うことを知りました。



これらの調査では「DNA鑑定」を実施し、分析・分類が行われました。
mtDNA:ミトコンドリアDNAを調べていくといろいろなことが解かるそうです。


在来ヤマメが存在したかどうかの結論は「それに近い個体が存在した」のが結論ですが、少なくとも放流が行われなかった河川(山奥の支流など)で 採捕した個体(魚体)では 見た目にもはっきり違いが判ります。
体側の黒い島状の形を「パーマーク」と言います。静岡県伊豆半島河津川・狩野川の※ヤマメのパーマークは丸に近い・・・・・比較して 南アルプス大井川のものは縦長の形をしています。
因みに「酒匂川」の※ヤマメは 養殖業者の変なこだわりから 丸に近い楕円形のパーマークきれいに並んでいるものを選別 これを漁協が放流。
 

 
ここ数年、魚はもちろんすべての動物・植物等々の外来種が話題になっていますが、人間のエゴ・・・例えば「儲ければいい」=商売、「自分が釣りたいだけ」=趣味 などなど・・・勝手な理由の行動で生態系が壊されています。
又、だれが考えても一見、「いいことやっているな」と思う環境教育で メダカの飼育⇒放流などが行われていますが、実は これも大きな問題を含んでいます。氏素性が判らない買ってきたメダカを増やして 近くの小川に放流。蛍もしかり・・・蛍の保護をやっている方が 蛍の餌として買っている貝が 外来種、蛍のいる水路にこの貝を放流。挙げればきりがありません。
あらためて、「自然保護」「環境保護」をいつもりやっている小生ですが、このフォーラムを機会に 「一寸だけ立ち止まって振り返ってみることも必要なんだなと」考えています。
皆さんは いかがでしょうか。


感謝の会

2016-02-29 14:51:00 | 村の活動
市内小学校2校の5年生の総合学習・・・古代米つくり・・・受け持ってから もう10年になる。
6月:代かき・田植え
7月:草取り(アイガモが代わりにやってくれる) ⇒ ので 名ばかりの後、川に入って「川の生き物教室」
9月:稲刈り・足踏み脱穀・唐箕作業
12月:注連縄教室
と続く。そして、毎年2月は 子供達による「感謝の会」がある。
今年のN小の5年生は 「感想文集」を作成。代表から頂きました。
H小は体育館での「感謝の会」開催。

N小  5年生の代表による校長室での「古代米つくり 感想文集」授与式


H小  「感謝の会」・・・初めに 「感謝状」を・・・
火のない2月の体育館は毎年  “寒い!!!”
しかし、
子供たちの熱い気持ち?は よーく伝わります。 「ありがとう」

次は 感謝の言葉

合唱

更に 昨秋の運動会の後、6年生から特訓を受けた全5年生による「鼓笛演奏」
 



秦野聖ルカ教会 献堂記念

2016-02-25 10:06:00 | 村の活動
村民のNさんから 「教会堂を建て替えるので 拠点つくりに使えるものがあるかもしれないので 見に来て」と昨年5月に声が掛った。Nさんはキリストの信者で「建設委員長」でした。
聖公会秦野聖ルカ教会(クリックでNETへ):大正14年築:明治18年に相模秦野講義所 として布教活動スタート。
早速、長椅子・ランプ・窓などいただくことにして取り外し保管。

・・・・・「献堂 おめでとうございます。アーメン」・・・・・

2月21日献堂式の後、献堂記念コンサートが 開かれました。これが予想に反し?「ジャズコンサート」でした。

聖公会秦野聖ルカ教会 BEFOR (大正14年~平成27年)  

天井と送風器   県花やまゆりがデザインされたステンドグラス

頂いた「長椅子」は 大ケヤキ半採の長テーブルの椅子に使用予定

取り外した いろいろ


聖公会秦野聖ルカ教会 AFTER (平成28年~)

教会堂の基本設計図と正面の十字架・・・光りは全て”LED”

旧会堂のステンドグラスは入り口を入って正面に

献堂記念コンサート JAZZ & CLASSICのピアニスト“塚原小太郎”ライブ:結構有名な方のようです。存じ上げず、失礼しました。
50年前 御茶ノ水の喫茶店で聞いた懐かしい曲も次々と・・・・・目の前での演奏はお腹に響きました。
 



蔵元見学会

2016-02-22 21:04:00 | 村の活動
我々のお米は有名産地:魚沼発の酒米「五百万石」。四十八瀬川自然村では 2001年スタート当初から 毎年1トン超を生産・・・秦野市の唯一の酒造会社「金井酒造」に全量を買い取ってもらい、「どぶろく」(正式には「濁り酒」)720mlの瓶詰めで引き取っています。
ちょうど仕込が終わり、瓶詰めの前に 毎年「蔵元見学会」を実施しています。今年の出来は?

原料となる「酒米」を精米・・・お酒の瓶の後ろに必ず、精米度合:%の表示があります。
どのくらい玄米を精米して削ったかの%です。たとえば大吟醸の場合は55%以上(半分以上、周りをけずり、芯白:良質デンプン層だけにします)・・・「精白」と言います


芯白だけのお米を洗って 釜に入れ、蒸気で蒸すことから スタートします。本当の真っ白です。


麹菌と混ぜ、麹菌を繁殖させます。菌糸により良い振動を与えるため、「金井酒造」ではシューベルト作曲の曲を製麹室に流しています。
製麹室は現在31℃(左上朱枠内参照)~で48時間。


昔は桶だったものが 現在はホーロー引きの釜に蒸米・麹・水を入れ低温発酵3週間・・・もろみが出来上がります。


もろみ(醪)はブツブツと醗酵が始まっています。すごく、甘ーい いい匂いです。
3週間後、これを絞って お酒が出来上がります。


参加者のお目当ては・・・試飲・・・金井酒造製のお酒、すべての種類を準備してくれました。
我々のお酒は現在もろみ(醪)状態・・・これが じつに「うま-い!!!」
3月6日は「どぶろくまつり」です。来年は 自分たちで「どぶろくつくり」ができるかな?