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川の生き物 観察指導

2012-07-26 21:31:00 | 水生生物
自然派の一家“Y”さんからメールが・・・「4年生の夏休みの自由研究に 川の生き物の観察をしたいので指導を」・・・の内容でした。
昨年、釣りの指導をした4年生と弟2年生。川の生き物の採り方、探し方等 一緒に体験して勉強しました。ご両親ともに自然に対する考え方が素晴らしく、4歳の僕ちゃんも 一緒に楽しみました。
先週の大雨の為、特に水生昆虫が少なく、苦戦しましたが、1mmくらいの“カゲロウ”を見つける目は専門家も顔負け???
いい自由研究になるといいですね。


さすが、自然一家の子供たち。 すぐに要領をつかんで 生き物採捕。

白いビニールに広げて、小さい生き物まで探します。

苦戦しましたが、基本の生き物は何とか確保できました。

Yさんが撮影した“カジカ”。通常の左右の胸鰭の外に、特徴の体の下側の胸鰭一対が よく判ります。

“カジカ”の放流 と “ハプニング”

2012-07-23 22:34:00 | 河川活動と予定
中流域の比較的生息数の多い“カジカ”を採捕し、源流域や沢に 持ち上げ、放流することにしました。放流場所は 地元の長老に「昔“カジカ”がいたよ!」と確認できた沢や源流です。
採捕は 中流観測定点に影響がないよう、定点の下流側の堰堤より下の“カジカ”を まず、40尾 確保。 当歳魚20mm~40mm28尾、親魚12尾。
今回は、中流の小さな沢への放流としました。この沢に入ってみると案の定、堰堤また、堰堤しかも、3面護岸が続いていました。

この3面護岸&堰堤で 思わぬ“ハプニング”に遭遇。

中流で“カジカ”を採捕 ⇒ 小さい沢へ 入口はこんなです。

日本の川(沢)の典型的な「3面護岸と堰堤」が続く。足場を登って、下りるの繰り返し。
それでも、けなげに 入口に近い堰堤下に“カジカ”が かろうじて生息・・・がんばれ!!!


何とか県道から、4つ目の堰堤まで、進みましたが、登れなくなり、諦めて・・・ここで放流
   ・・・・・さて、“ハプニング” とは・・・・・

堰堤に降りようとすると「獣が!」・・・「タヌキ???」 護岸から落ちて、堰堤間に閉じ込められたようです。 なんと “タヌキ” ならぬ “ハクビシン!!!  

ちょっと近づくと、歯をむき出し、威嚇してきます。何とか、写真に納めました。

総合学習“川調査体験”

2012-07-18 21:43:00 | 河川活動と予定
市内2校6クラス240人の総合学習第Ⅱ段を7月13日、18日に実施しました。
毎年、田んぼの草取りを実施していましたが、「アイガモ農法」をとり入れた為、草がほとんどないので 今年は「ちょっと草取り・後は川の調査体験:生き物教室]としました。
実のところ その方が子供たちは ハイテンション!!!
班別に川に入って 生き物を採集⇒サンプル写真を見ながら「同定」(名前を確認し、特定すること)⇒記録して⇒放流まで。
子供たちと一緒に過ごすと、疲れても「元気」が、もらえまーす。


一旦、川に入るといくら呼んでも出ようとしません。最後の「放流」も ゆっくりゆっくり時間がかかります。

内水面センターの専門技官の話を聞いて・・・。  神奈川県絶滅危惧種BⅡ類「カジカ」が、稚魚を含め 多く、採れました。

生徒が採った「カジカ」 放流してもなかなか逃げません。水の中では・・・?

     ・・・・・こんな  “顔”  ・・・・・

水害のお見舞い と 私の思い

2012-07-14 22:43:00 | その他
毎年やってくる 梅雨末期の大雨。そして、毎年繰り返される被害。

被災されました皆様に 心よりお見舞い申し上げます。

特に私の故郷「竹田」は82年、90年、93年に大水害が襲い、対策の為の川のバイパス工事では 我が古い先祖の墓地も川に 変わりました。
その時の被害より今回の被害の方が 大きいと友人からの電話の内容でした。
町の中心はこのバイパス工事と川幅拡幅、川底掘り下げにより、今回の被災を免れたとのことです。
一方、水害対策用の「玉来ダム」は 何年も前から 話があり、90年の水害で緊急に工事にかかることになったと聞いていましたが、約20年余後の今日、未だに手つかずです。
改めて、政争ばかりの国の政治・・・東日本大震災の復興を含めて 口だけの「国民の為の」ではなく本当に血の通った政治をやっていただきたいものです。


90年の水害の様子(ニュース画像より):私が小学生の頃、この橋の左方向200mに住んでいました。旧国道57号線(大分~熊本線)です。この時の映像を下記Yuotubeで 見ることも出来ます。
http://www.youtube.com/watch?v=n9WItuN9Nog

空からの攻撃を防ごう

2012-07-10 22:25:00 | 村の活動
いよいよ、アイガモの活躍する番になりました。
6月19日作業の田んぼの周りのネット張りはタヌキや犬、猫から アイガモを守る「電気柵ネット」。(参照:6月19日アップ済みです。
空からは  猛禽類やカラスが狙います。アイガモを活躍させるため、アイガモの頭の上を守るネット張りが完了しました。

猛禽類やカラスの空からの攻撃を守る「赤いネット張り」終了

アイガモがやって来て約1カ月、ほとんど同じ誕生日のはずですが、生存競争は激烈。
一番小さいアイガモ(赤丸)は 他のアイガモに餌を食べられ、小さいままです。