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里山で出会った風景

趣味の山登りが出来なくなった爺さんが
下手な短歌で日々を綴る(老人のつぶや記)

宮島厳島神社 五重塔

2010年02月13日 | Weblog
                        
     バンクーバー冬季五輪開催。開催に合わせた様に、横浜に細雪が舞う
     庭の雪化粧に植木鉢の茶色がひときわ映えて、朱塗りの五重塔を連想
     させる。 五重塔が宮島の各所に顔をのぞかせてその場その場の景観を
     作り、宮島の雰囲気を高め、世界遺産に色を添えていた・・・一月前の話                   
              
                 重要文化財(千畳閣の廊下から撮る)     
          
     1407年建立。和様と唐様の二様式を組み合わせた独創的な特徴をもち
    高さ27mの朱塗りの塔。内部の壁には極彩色の仏画が描かれている由
     
                    反り橋越しの五重塔      
     
       
             神社から見る五重塔 塔の左の屋根は千畳閣
     
                 (22年1月16日撮影・宮島にて)

倉敷の歴史・倉敷紡績 (倉敷アイビースクエア)

2010年02月12日 | Weblog
確定申告の時期。申告の為の書類整理。大損をしている東洋紡の配当の
案内を見て倉紡を思い出して、ブログは過日の格安ツアーの宿泊ホテル。
  それは明治生まれの紡績工場でした・・・「倉敷アイビースクエア
建物は平成19年に経済産業省より「近代化産業遺産」に認定されている
江戸幕府代官所跡に明治22年に建設された倉敷紡績工場。昭和48年に
観光施設とし改修。ホテル、レストラン、多目的ホール、オルゴールミュゼ
倉紡記念館、児島虎次郎記念館等々の各種施設があり楽しませてくれる

          「倉敷アイビースクエア」正面玄関

               正面玄関からみた門

                  建物内広場 

         ここだけはアイビーの種類が違うのが青々

赤レンガの外壁を覆う蔦は工場内部の温度調節のために植えられた。
その蔦がアイビースクエアの名の由来です。↓春には青々するでしょう

  「倉紡製品原綿積み降ろし場跡」 美観地区の倉敷川沿いに在り

       (22年1月17日撮影・倉敷アイビースクエアにて)


建国記念 宮島の千畳閣

2010年02月11日 | Weblog
    建国記念日は昭和42年から実施されている国民の祝日ですが
    昭和42年といえば、私が新潟の地に赴任したのがその夏でした
    昔を偲んでいると、新潟から雪の上で遊ぶ面白い雀の絵が届く
    普段は見向きもされない雀だが、雪に遊んで価値ある鳥に変身
    
  感性鋭い新潟特派員・古羊氏撮影 嘴を開いているチャンスを捉える 
   
 建国記念日らしい絵を探し、行き着いたのが、千畳閣の中に鎮座するお社
 
   ↓入母屋造りの大経堂、857畳の畳が敷ける事から千畳閣と名付く
 
建立を命じた豊臣秀吉の死によって天井や入口が未完成のまま。千畳閣
   
                千畳閣越しに見る五重塔
 
              (22年1月16日撮影・宮島にて)

尾道・文学のこみち 文学の香りづけ

2010年02月10日 | Weblog
   尾道ラーメンしか知らない男が、尾道の「文学のこみち」に遊ぶ

尾道の千光寺公園内「文学のこみち」には林芙美子が自らの放浪生活を
綴った自伝小説「放浪記」の碑がある。碑には放浪の旅から戻り尾道の海
を懐かしむ場面の一説が書かれている。森光子の(でんぐり返り)であまりに
も有名な舞台作品「放浪記」の原作者であり、林芙美子は尾道の出身です
正岡子規の俳句も載せて、今日のブログは文学の香りをつけて、格調高く

        千光寺公園の小道の案内石(大変大きな石です)
 
 「放浪記」の書き出し
   私は宿命的な放浪者である。私は古里を持たない…したがって旅が
   古里であった、放浪に疲れると戻ってくる旅の古里が尾道だった・・

 「海が見えた、海が見える。5年振りに見る尾道の海は懐かしい・・・」
 
 「のどかさや 小山つづきに 塔二つ」  正岡子規   尾道を詠んだ句で
 塔二つは西国寺三重塔と天寧寺海重塔を眺めたものであろうとの事です
 
 読み人知らずの古歌ですが、尾道の人に愛されている歌だそうです
 「ぬばたまの夜は明けぬらし 玉の浦にあさりする 鶴泣き渡るなり」

 
        (22年1月16日撮影・尾道千光寺公園にて)

宮島の雑景 牡蠣

2010年02月09日 | Weblog
   城も飽き、宮島も安芸。ネタも底をつき宮島で拾った雑景二題。
牡蠣入りの「お好み焼き」と商店街の店先で食わせる「焼き牡蠣」が美味
           アキの宮島?! いえ、カキの宮島!

 お好み焼き屋「くらわんか」の看板
 名物の「しゃくし」に「もみじ」、「広島風お好み焼き」で広島を全表現
 
              くらわんかの店主
 
      通りの店先の焼き牡蠣の良い匂いが胃袋を刺激する
 
        焼き牡蠣は1個@200でバカ高いが実に旨かった 
  
            (22年1月16日撮影・宮島にて)

人は城、人は石垣

2010年02月08日 | Weblog
人は城、人は石垣、人は濠、情けは味方、仇は敵なり」
                          武田信玄の「甲陽軍鑑」より

  姫路城の壮大な石垣を見て、真っ先に信玄の言葉が浮かんだ事で
  ボケるには多少の時間的余裕がありそうに思い、姫路城に感謝する

今日は石垣が主人公です(石垣がこんな良い絵になるとは思わなかった)



 ↓扇の勾配 (見上げると扇を開いた様に美しい曲線を見せている)

↑↓算木積み(角石は大きな長方形の石を交互に組んで積む)

野面積み (自然の石を加工せずにそのまま積み上げる方法)
石の形に統一性がなく、石同士がかみ合わない所に小石はさむので
耐震性と排水性に優れており頑丈の由。触れると小石は落ちて来る

         (22年1月17日撮影・姫路城にて)


人は城、人は石垣・・・
戦も経営(営業)も勝敗の決め手は城でも石垣でも濠でもなく人の力である
個人の才能や、特徴を活かし、それを発揮させる組織(石垣)作りが決め手 
人に情をかける誠実な態度が相手の心に響き、人を惹きつけるリーダー 。
人を恨めば反発にあい、相手が敵意を抱くようになり失敗する 現代に通ず



雪かきと耳かき

2010年02月07日 | Weblog
午後から風と寒さが緩む。新潟は27年振りの大雪。お見舞い申し上げます
  雪かきで汗を流す新潟の人、私はギターを耳かきとして耳の大掃除。
  今日は有名な村治佳織のギターリサイタルに出掛けて心も洗う
  アンコールがギター曲の名曲中の名曲 「アルハンブラの思い出」と
  大好きな「禁じられた遊び」。名曲に触れた鼓膜が感動に震えて喜ぶ
  (古賀政男、アントニオ古賀、クロード・チアリ以来のコンサートでした)

   「緑区民音楽祭ふれあいコンサート・村治佳織ギターリサイタル」
 ローカル興行で500席全席が自由席の為1時間前に並ぶ。 ¥2,500で
 超有名、人気のギタリスト村治佳織のリサイタルはお値打ち価格でした
 
 村治佳織 ≪アルハンブラの思い出≫ ボリュームをあげててお聞きください

 古羊新潟特派員報告 普段は雪の少ない新潟市内でこれだけの大雪。
 除雪車を待つ以外手立てなし。     新潟特派員駐在事務所前にて
 
         (22年1月6日の朝に古羊特派員撮影)

コメント (2)

割烹「海崎」にて

2010年02月06日 | Weblog
東急東横線「都立大学駅」から数分、とある閑静な住宅街の一角に隠れ家と
思しき「割烹海崎」がある。まえのさん(前の会社)の仲間数人と 昼酒を呑む
年季が入った海崎の女将の料理に舌鼓。酒は秋田の銘酒 「まんさくの花」。
天下の焼酎「百年の孤独」。咲く花は海咲きか山咲きか知らねど昔話に花を
咲かせて、忘れかけていた笑いを取り戻す。寒い午後のひと時が熱い午後

  「割烹海崎」の女将自慢の手料理(女将もまえのさんの一人でした)
  割烹海崎は予約客のみで、看板をあげていないところが心憎い

          (22年2月6日撮影・料亭「海崎」にて)
飲み会の話題の一つ。
私の好きな城たいがの「そのときはそのときです、そのときもそのときです」
私の悪い癖が自慢する事、これは私への戒め「自慢しない、自慢しない」


姫路城の門②

2010年02月05日 | Weblog
冷え込み、冷気が頬を刺す。雲一つなく見事なまでの冬の青空。青空を
汚すのは中天の三日月ただ一つ。汚すとはいえ、美しい月を眺めて出勤
美しいと言えば国宝の姫路城。城の美は月にも似てその付属のにあり

      ぬの門 (内側から見る) 二層作りの門は珍しい様です

             ぬの門(外側から見る)

     るの門 (穴門) 石で穴の様に作られた (内側から見る) 

    るの門(穴門) 敵に分かりにくく作った穴門(外側から見る)

             ?の門(ガイドの声を聞きもらす)

           (22年1月17日撮影・姫路城にて)

姫路城の門

2010年02月04日 | Weblog
立春。なのに今冬一の冷え込み。今週いっぱいは寒波が居座る見込み。
当ブログも姫路城が居座ります。姫路城には沢山の門があり。 
昔はいろは順に名づけられた門が15、その他の門が69、計84門あった由
現在はいろは順に名付けられた門が13、その他の門が8、計21門が残る
どの門も全て素晴らしく、それぞれの門にある、それぞれの謂れを理解して
ゆっくり見て廻るには、門だけでも一日が必要です。格安の急ぎ旅では無理

             桜門橋と城内へ入る「大手門」

               桜門橋から見る大手門

                  「菱の門」

                  「菱の門」

      「水の一門」 (立っている壁は油壁と言いここにだけ残る)
油壁は砂と粘土を米のとぎ汁で練ったもの。400年の歴史

       大天守への入り口 「水の五門」 (400年前の鉄だそうです)
水の門は一門~五門まで在るようです

            (22年1月17日撮影・姫路城にて)

姫路城の建築美 ③

2010年02月03日 | Weblog
少量の晩酌で休肝日は必要ないが、愚妻がうるさくて今日は休肝日
節分の今日は恵方巻(太巻き寿司)を恵方(今年は西南西)に向いて
黙々と1本を食べると幸せを招くと言われる風習に従い太巻きを食す
晩酌もせずに、奇妙奇天烈な太巻きを無言で食す可笑しさと侘しさ
         お口直しに美しい姫路の城を鑑賞する

         春爛漫!櫻のは越しに見たい風景です!





腰曲輪:天守閣の北側に連なる多門長屋。中には井戸もあり、
     蓄えて籠城に備えていた由。裏側の石垣に沿って、美しく弧を
     描いた建物で他の城郭には見られないそうです ↓

           (22年1月17日撮影・姫路城にて)


姫路城の建築美 No,2

2010年02月02日 | Weblog
 積雪3センチ。5年振りの雪かき作業の汗。雪国の苦労が思いやられる
 この雪で山はかなりの積雪。3月中頃まで山登りはお預け。何をする?
 古い写真を見ながらの冬籠り。姫路城の天守閣にも積雪があったかや?
    理屈なしで砂らしい姫路城。世界文化遺産の価値そのもの

   雨だれの影響で、石垣に色の違いが出ているのを捉えてみました

                錯綜する屋根また屋根


       隙間から攻めてくる敵に石のつぶてを落とします

                    甲冑隊

           (22年1月17日撮影・姫路城にて)

姫路城の建築美

2010年02月01日 | Weblog
                  ⇒ 
冷たい雨。予報通り間もなくに変わり、明日は雪を踏んでの出勤になるでしょう
雪といえば、姫路城のガイドが桜の花越しに見る城と、天守閣に雪を乗せた城
大変美しいと説明しておりました。一度雪を被った白鷺城を見たいと思いますが・・
雪こそありませんが、その建築美は世界文化遺産そのもの、素晴らしいものでした

      桜の枯木越しの城ですが、花越しに見る城も綺麗でしょうネ!
 
      それぞれの角度から、素人なりに姫路城の建築美を追求
 
            世界文化遺産には青空しか似合わない
 
   ↓切れるような石垣の鋭角と屋根を垂直にとらえてその美を追求
 
           (22年1月17ひ撮影・姫路城にて)