里山で出会った風景

趣味の山登りが出来なくなった爺さんが
下手な短歌で日々を綴る(老人のつぶや記)

よみうり寸評  華氏451度

2014年10月26日 | Weblog
     10月9日撮影・横浜美術館にて 会場入り口
     

     ★昨日の読売新聞夕刊のコラム「よみうり寸評」の中で
     「華氏451度」という言葉を見つけて驚いた
     ★過日見学したヨコハマトリエンナーレの美術展のタイトル
     「華氏451の芸術:世界の中心には忘却の海がある」と言う
     難解なタイトルであったことを思い出すが、これが
     ★「華氏451度」と言う本の題名から引用されているのを知らなかった

     よみうり寸評によると★「華氏451度」は米国の作家レイ・ブラッドベリの
     情報統制で読書が禁じられた近未来を描いた小説で、★読書が
     禁じられた事に人々が疑問に思わないのは、ラジオやテレビから
     流れる音や画像に没頭しものを考えることをやめてしまったからだという。
     ★これが現実感をもって迫ってくるのは昨今「活字離れ」「ネット依存」が
     取り沙汰されているからだろうと書かれている・・・・ 

     ★途中まで読んで     
     ここ数年来まったく本を読まず、朝起きてから寝るまでテレビの前。
     時にブログをやりながらネットにかじりつき「活字離れ」「テレビ依存」
     「ネット依存」「アルコール依存」の典型で思考停止
     つまり考えることをやめてしまったお爺さんが一人居る事に気づく・・・
     悲しいかな・・・それは・・・小生のことでした。



     「あとで見たら、本の事は会場の説明に書いてあった」
     あつ、そうか こんな事は黙っていればよかった、心の中で舌を出すのでした
     
     ↑これもトリエンナーレの作品です。10月9日撮影