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里山で出会った風景

趣味の山登りが出来なくなった爺さんが
下手な短歌で日々を綴る(老人のつぶや記)

高蔵寺と北原白秋

2012年05月02日 | Weblog
♪からたちの花が咲いたよ~  ♪この道はいつか来た道、ああ~そうだよ・・・

高蔵寺に北原白秋の歌碑がある。白秋は小田原市や三浦三崎に住んでいた
事があり、横浜に近い高蔵寺をおとずれた際に詠んだ7首を刻んだ歌碑です
「高蔵寺しずかやと散葉眺めいて梢の柿のつやつやしいろ」 お寺に石楠花の
花見に出かけて北原白秋に触れる。お寺は色々な意味で良い処で、好きです

♪雨は降る降る 城ケ島の磯に 利休鼠の♪・・神奈川で詠んだ最も有名な詩は
誰もが知る「城ケ島の雨」でしょう。城ケ島には白秋直筆の碑がある様なので
一度それを見に行って来たいと思っている。

北原白秋は昭和10年10月に高蔵寺を訪れ「高蔵寺をたづねて」7首を詠んだ
第10歌集「橡の朱」の中に収められているそうです ↓その7首

「高蔵寺しずかやと散葉眺めいて梢の柿のつやつやしいろ」

「柿もみじ幾葉散りつぐしづかなる夕空ありて照る玉さわに」

附録:高尚な北原白秋と同居する枯れ木の龍。住職のユーモア?

               (24年4月25日撮影・高蔵寺にて)



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