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スイカズラ

2019年06月05日 | 日記
スイカズラ科スイカズラ属。常緑つる性植物。 冬場を耐え忍ぶことからこの名がついた。若い枝は毛が密生し、葉は木質のつるに長さ3~8㎜の花柄をもって対生する。 葉身は卵形から長楕円形で長さ2.5~8cm、幅0.7~4㎝、毛は葉の裏面に多く表面は少ない。なお、葉は全縁だが幼い枝では粗い鋸歯がある。 別名:ニンドウ(忍冬)。 原産地:日本、東アジア。スイカズラ属は180種ある。日本には20種ほどあるが、多くは低木である。つる性のものはハマニンドウとキダチニンドウがある。いずれも分布が限られ、より南部に生育するものがある。 日本全国のほか、東アジア一帯に分布し、山野や空き地によく見られる。欧米では観賞用に栽培されるが、また広く野生化し、特にアメリカでは外来種として、クズと共に森林を覆って打撃を与えるなど問題になっている。 古くは、花を口にくわえて甘い蜜を吸うことが行われていたことにちなみ、この名前がある。 蕾はキンギンカ(金銀花)という生薬(忍冬)で、抗菌作用や解熱作用があるとされる。 開花期:5月~7月。 花は甘い香りがある。 花弁は筒状で先の方は上下2枚の唇状に分かれ、上唇はさらに4裂、初めは白いが徐々に黄色くなる。そのため、一つの枝に白と黄色の花が同居することが珍しくない。 果実は液果で9~12月に黒く熟す。 6月3日、6月22日、6月30日の誕生花。 花言葉:「献身的な愛」、「愛の絆」。
写真  スイカズラ(吸い葛)5月25日 楢原町  

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