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イヌタデ(犬蓼)

2020年10月07日 | 日記

タデ科イヌタデ属。 別名:アカマンマ。 非耐寒性多年草。道端に普通に見られる雑草です。 和名はヤナギタデに対し、葉に辛味がなく役に立たないという意味で「イヌタデ」の名が付きました。 別名のアカマンマは、赤い小さな果実を赤飯に見たてて、ままごとしたことからつけられ、子供のころの楽しい遊びに使われました。 原産地:日本、中国、東南アジア。アジアの温帯から熱帯に分布し、日本では北海道から四国、九州、沖縄に分布する。 野原や道端に普通に生える。 茎の基部は横に這い、真っ直ぐか斜めに傾いて伸び、多くの枝分かれをして草むらのような集団をつくる。 茎の先はやや立ち高さは20~40㎝。葉は楕円形で柔らかく滑らかです。 開花期:4月~11月。 茎の先端から長さ1~5㎝の花穂を出し、紫紅色をした小さな花を密に付け、稀に白い花が見られることもある。紅紫色の萼片は深く4~5裂し、裂片は倒卵形をしており花弁はない。 オシベ8本、花柱は3本ある。 花よりもその後に出来る真っ赤な果実がよく目立つ。 果実は三角状のそう果で、果実そのものは卵形で暗褐色しているがその外側に赤い萼をかぶっているのでこのように見える。  諺で、「蓼食う虫も好きずき」のタデは、葉がヤナギに似ている「ヤナギタデ」(ホンタデ)のことで独特の香りと辛さから薬味やタデ酢などに使われています。 11月4日の誕生花。  花言葉:「あなたのために役立ちたい」。
写真  イヌタデ (10月4日浅川)  


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