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クリスマスローズ

2021年02月11日 | 日記

キンポウゲ科クリスマスローズ(ヘレボルス)属。 耐寒性常緑多年草。耐陰性もあり日陰でも育つ。 草丈10~50㎝。 有茎種と無茎種があり、 有形種は、茎が立ち上がって葉を展開し根茎は未発達で細い根が生えます。 無茎種は葉柄と花柄が根茎から別々に出ています。根茎は丈夫で太い根が生えます。 クリスマスローズは園芸品種がありません。 株分けで殖やすことが出来ません、そのため、種で殖やしています。しかし、種で殖やしても花色、花形、花の模様が安定せず同じ花が咲きません。 それが最大の特徴であり、最大の魅力です。 そのため、園芸品種を作れないのがクリスマスローズなのです。 同じ花が咲かないからこそ、好みの花を見つけて育て、新しく交配する楽しみが出来るのが魅力です。 清楚な印象のある花ですがギリシアで生物兵器として使われたという逸話があるとおり毒草です。 別名:ガーデン・ハイブリット、ヘレボルス・ヒブリドウス、レンテンローズ。  原産地:ヨーロッパ、西アジア。 ヘレボルス属にはヨーロッパを中心にいくつもの原種があります。 なかでもイタリアからドイツを原産地とするヘレボルス・ニゲルという純白の花を咲かせる原種は早咲きで、クリスマスの頃から咲くので、イギリスでは「クリスマスローズ」の名前で親しまれています。 クリスマスのフラワーアレンジメントや、教会の装花、クリスマスカードにも描かれます。 現在主流となっている原種は、トルコなどの黒海沿岸地域を原産とするヘレボルス・オリエンタリスです。この花はニゲルより遅く3月頃に咲くので、「レンテンローズ」と呼んでクリスマスローズと区別されています。  開花期:10月∼4月。 花弁のように見えるのは、じつはガクなので、散ることなく1か月以上長く楽しむことが出来ます。本物の花弁は退化してオシベの周りに小さくついています。花色は白、ピンク、黄色、緑、紫、茶、黒、複色。 12月19日の誕生花。 花言葉:「追憶」、「慰め」、「わたしを忘れないで」、「わたしの不安を取り除いて」。
写真  クリスマスローズ(2月8日・自宅)  

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