中国の“弱点”三峡ダムが決壊の危機…世界中で株価暴落の可能性も

2020年07月06日 | 国際紛争 国際政治 
中国の“弱点”三峡ダムが決壊の危機…世界中で株価暴落の可能性も

7/4(土) 9:26配信
日刊ゲンダイDIGITAL

29日、放流する三峡ダム。中国の長江中・上流域で降った強い雨の影響を受け、三峡ダムの水量は引き続き増加している(C)新華社=共同

【富を拡大するインテリジェンス2.0】

 中国の重慶では80年に一度ともいわれる集中豪雨で洪水が発生しており、すでに村ごと水没しているところが、いくつもある状態です。「史上最大規模の洪水」といわれています。

 この洪水で懸念されているのは、世界最大の水力発電ダムである三峡ダムの決壊です。中国の三峡ダムは中国の一番の弱点ともいわれています。建造前からダムを造ること自体が危険といわれていて、その理由は決壊すると、その下流の都市が大きな被害を受けるからです。

 ダムが堅牢なものであっても、戦争やテロで破壊されると下流部に巨大な洪水が発生し、都市を壊滅させます。

 下流は中国のGDPの約40%が集中するエリアで、新型コロナウイルスで有名になった武漢もありますし、湾岸部である上海さえもダム決壊で水害を受けるといわれるほど、広範囲に災害が発生すると懸念されています。

 三峡ダムが崩壊すると世界の各相場に激震が走り、世界の株は暴落することになるでしょう。

 ダム関連の利権が優先され完成を急いだため、設計上も施工上も問題があると指摘され、たびたび話題になっていましたが、昨年はダムが変形してきたという指摘から、すでに決壊が懸念されていました。

 ダムは下流の洪水をなくすことが目的の一つですが、現在、ダムの上流でも下流でも洪水が発生しており、ダムを放水すると下流の洪水がひどくなり、ダムを放水しないとダムが決壊する可能性が高くなるという板挟みになっています。

 すでに決壊防止のため大量の放水がされているようで、ダム下流の洪水防止機能は使い切っていることになります。

 日本では報道されることが少ないですが、中国でも報道は限定的のようです。

 中国が発生源とされる新型コロナウイルスは想定外の災害とされましたが、現在新たな想定外の災害である三峡ダム決壊が懸念されているということです。

 実際には想定外ではなく建造前から十分に想定されていたことです。

 激動の時代は「想定外の災害」「金融危機」「戦争」が多発しますが、それには意味があります。

 激動の意味は、今までの間違ったやり方、間違った考え方を改め、本来の正しい方向、つまりそれぞれの使命の方向に転換するためのものという認識です。

 新型コロナウイルスもそうでしたが、想定外の災害は恐れるものではなく、方向転換するためのものという意識があると全く違った結果になります。もちろん、これは中国だけのことではなく日本でも世界中で同じです。

(松島修/投資助言会社社長)




ビル、橋、高架橋、高速鉄道等、なんでも直ぐ壊れる中国。
設計にも問題有りと言う話のある人海戦術の産物の三峡ダム、よく持ったと言えるんじゃないのかな。
もしそうなったとして株の暴落は致し方無いだろうし、現金貸しておき、暴落後に買って大儲けする人もいるだろう。
中国の今の軍拡路線は大きく後退するのなら世界にとって悪いことば...もっと見る

返信 58件

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雨雲レーダーを見ていると、日本側は比較的波があるのに対して、中国南東部は強弱こそあれずっと降り続いているのがわかる。
既に変形があるらしいし、未曾有の大災害になる可能性は低くないですね。

返信 19件

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衛星写真見ると、構造物がギザギザに歪んでいるのがわかる。
なのに、水量に対する応力でそうなっているなどと当局は発表してる。
今のうちに、河川の住民を避難させておかないと。
決壊が起これば、大惨事になります。







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