眞子さまも訪問した「両親の恋の舞台」油壷マリンパーク閉館が予感させる秋篠宮家の寂寥
5/23(日) 7:05配信
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NEWSポストセブン
三浦半島はご一家の思い入れのある場所(「葉山しおさい博物館」を見学する秋篠宮ご一家=2000年=時事)
「ナマズの殿下」とも呼ばれ、水生生物研究家である秋篠宮皇嗣の「お気に入りの場所」が消えることになった。5月12日、京急は神奈川県三浦市の「京急油壷マリンパーク」を9月いっぱいで閉館することを発表した。同パークの水族館は秋篠宮皇嗣が子供時代から親しんだ場所であり、独身時代に紀子妃とデートした思い出の地でもあった。
【写真3点】油壷マリンパークでデートされる初々しい秋篠宮ご夫妻。「海の王子」に選ばれた際の小室氏ほか
京急は老朽化が閉館の理由だと説明している。53年の歴史で、かつては東洋一と謳った大回遊水槽も目新しさはなくなり、コロナ禍で大規模な建て替えといった延命の選択肢は消えたのだろう。閉館のプレスリリースにあるように、三浦半島の先端に位置する同パークは、西に駿河湾が広がり、富士山や江の島・湘南エリアを一望できる風光明媚なロケーションも人気だった。
そして、三浦半島は皇室とは深い縁のある土地だ。葉山町の御用邸は上皇・上皇后ご夫妻が愛した場所で、公務のない時には好んで滞在した。マリンパークのある三浦にもお忍びで訪れることが多くあったとされる。天皇家のなかでも、とりわけ魚類や両生類にご執心の秋篠宮皇嗣にとってはマリンパークは特別な場所だったようで、これまで何度も訪れている。有名なのが、学習院大学時代に交際していた紀子妃とデートしたエピソードだ。
「お二人が最初に訪れたデートコースだと言われています。秋篠宮さまにとっては、子供時代から慣れ親しんだ勝手知ったる土地だったからでしょう。クルマ好きでもある秋篠宮さまは、黄色のフォルクスワーゲンを運転して周辺をドライブしていました。紀子さまをご両親に紹介したのも、両陛下が葉山御用邸に滞在されているタイミングだったとされています」(宮内庁ベテラン記者)
秋篠宮ご夫妻がマリンパーク・デートの思い出を大切にしてきたことは、2007年に眞子内親王、佳子内親王を連れて家族で再び訪れたことからもわかる。その場所が父と母の恋の舞台だったことも、思春期にさしかかった娘たちに話して聞かせたかもしれない。
そして数年後、マリンパークから一望できる駿河湾の海岸は、眞子内親王にとっても恋の舞台となった。大学の同級生として知り合った小室圭氏は横浜市出身。学生時代には神奈川県の藤沢市観光協会が主催する「湘南江の島 海の王子」に選ばれたこともある。二人がデートコースに選んだのは、横浜のほか、鎌倉や江の島、そして葉山だったという。眞子内親王にしてみれば、両親と同じように大学で恋を経験し、海風に吹かれてデートを重ねて、いつかは自分たちも幸せな結婚を果たせるものと胸を膨らませていたことだろう。
しかし、陸に上がった海の王子はスキャンダルとバッシングにまみれてしまった。母親と元婚約者の金銭トラブルでは「結婚詐欺」とか「遺族年金不正受給」と叩かれ、沈黙を破って反論文書を発表すれば「謝らない人」と嫌われる。『週刊ポスト』の報道によれば、この7月にも留学先のニューヨークから帰国して記者会見を開くと見られているが、よほどのどんでん返しがない限り、秋篠宮皇嗣が言う「多くの人が納得して喜んでくれる状況」は訪れそうもない。反論文書で述べたような「自分たちは悪くない」という主張を繰り返せば、ますます国民から「皇族の結婚相手にふさわしくない」とそっぽを向かれるだろう。
「秋篠宮さまが、紀子さまとの楽しいデートコースに娘たちを連れて行った時、心に残るその場所をいつか娘たちも伴侶になる男性と訪れてほしいと願っていたかもしれません。しかし、眞子さまと小室さんはマリンパークを訪れてはいない。秋篠宮ご夫妻も自分たちの思い出の地を勧めなかったのでしょう。そして9月には閉館。秋篠宮さまの夢は実現しそうにありません」(前出の宮内庁記者)
昔日と変わらない美しい海と、老朽化して取り壊される日を待つマリンパークの対比は残酷だ。両親から引き継いだはずの娘の恋物語は、ハッピーエンドの舞台にたどり着く前に幕を下ろしてしまうのだろうか。
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