河野防衛相 質問に反撃 ミサイル防衛 中国や韓国の了解は前提でない

2020年08月05日 | 国際紛争 国際政治 
河野防衛相 質問に反撃 ミサイル防衛 中国や韓国の了解は前提でない

8/4(火) 18:09配信
フジテレビ系(FNN)

FNNプライムオンライン

日本のミサイル防衛に中国や韓国の理解が必要かをめぐり、河野防衛相が気色ばんだ。

事実上の「敵基地攻撃能力」につながる「相手領域内での弾道ミサイル阻止能力」の保有を盛り込んだ自民党の提言について、会見で、河野太郎防衛相は次のように述べた。

河野防衛相「(周辺国からの理解が重要だと思っていますが?)すいません、周辺国ってどこのことですか。(主に中国や韓国については?)中国がミサイルを増強していくときに、なんでその了解がいるんですか。(韓国に関しては?)なんで韓国の了解が必要なんですか、わが国の領土を防衛するのに」

中国や韓国の了解は前提ではないとの認識を示した。

また、自民党の提言を受けた安倍首相は、政府として議論を深めていく考えを示した。



ミサイル防衛「なぜ中国の了解がいるのか」 河野防衛相

8/4(火) 12:45配信
産経新聞

河野太郎防衛相

 河野太郎防衛相は4日午前の記者会見で、ミサイル防衛に関して「相手領域での弾道ミサイルなどの阻止」を盛り込んだ自民党提言が「中国や韓国の理解を得られる状況ではないのでは」と質問され、「主に中国がミサイルを増強しているときに、なぜその了解がいるのか」と語気を強めた。

【図】尖閣諸島領海侵入時の中国軍の動き

 韓国についても「なぜわが国の領土を防衛するのに韓国の了解が必要なのか」と述べた。

 中国は急速な勢いで弾道・巡航ミサイル開発を進めており約2千発を配備。その多くが日本を射程に収めるとされ、日本は抑止力の抜本的な強化を迫られている。

 自民党は中国や北朝鮮の脅威の増大を踏まえ、「専守防衛の考え方の下」で「ミサイル阻止能力」の保有を検討するよう求める提言をまとめた。4日午後に安倍晋三首相らに提出する予定だ。







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