独ダイムラー、世界で少なくとも1万人削減 「歴史的な変革期」

2019年11月30日 | モーターサイクルメーカーなど


独ダイムラー、世界で少なくとも1万人削減 「歴史的な変革期」

11/30(土) 0:44配信

ロイター
独ダイムラー、世界で少なくとも1万人削減 「歴史的な変革期」

 29日、独自動車大手ダイムラーは、全世界で向こう3年間で少なくとも1万人の人員削減を実施すると発表した。写真はベルリンで2018年4月撮影(2019年 ロイター/Hannibal Hanschke)

[フランクフルト 29日 ロイター] - 独自動車大手ダイムラー<DAIGn.DE>は29日、全世界で向こう3年間で少なくとも1万人の人員削減を実施すると発表した。

自動車業界では販売減に直面する中、電気自動車(EV)に投資を振り向けるための経費削減が続いており、ドイツでは今週に入りフォルクスワーゲン<VOWG_p.DE>の高級自動車部門アウディ<NSUG.DE>が人員削減策、高級車メーカーのBMW<BMWG.DE>が賃金削減策を発表した。

高級車メルセデス・ベンツを傘下に持つダイムラーは声明で「自動車業界は現在、歴史上最大の変革期のただ中にある」と表明。労働組合と合意に達したとし、従業員数を3%削減すると発表した。

人事担当役員は、削減数は「5桁台の低い方」、もしくは少なくとも1万人になるとしている。ダイムラーの従業員数は第3・四半期末時点で30万4680人だった。

ダイムラーは人件費を2022年末までに約14億ユーロ(15億4000万ドル)節減したい考え。

ドイツでは自動車部品のコンチネンタル<CONG.DE>やオスラム<OSRn.DE>なども削減策を発表している。




kontiki999 | 4時間前

たしかダイムラー社は派遣とかバイトが一人もいなくて、全員が正社員だった気がする。ドイツ国内の話だろうけど。週3日勤務の正社員などもいるらしい。

でも労組と合意したということはかなり長期間、交渉したんでしょうね。炭鉱を閉山する際に、ドイツでは10年前から計画して新規採用をやめたり再就職支援をしたけど、日本では現場労働者...もっと見る

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zjl***** | 5時間前

日本のカーメーカーも免れないのだろうな。EVへのシフトで働き方改革でなく働く方改革だな。

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for***** | 5時間前

やはり真っ先に切りやすい移民が切られるんだろうか?
それとも賃金の高いドイツ国民従業員だろうか?
どちらにせよ不満分子が出そう

どうフォローするかまで見守ろう、対岸の火事ではない



苦悩するドイツ自動車業界、アウディが9500人をリストラ

11/27(水) 16:30配信

Forbes JAPAN
苦悩するドイツ自動車業界、アウディが9500人をリストラ

Photo by Alexander Hassenstein/Getty Images

ドイツの自動車メーカー「アウディ」が2025年までに9500人の雇用を削減すると発表した。同社はドイツで6万1000人を雇用しているが、コスト削減によってEV(電気自動車)などの新部門の投資を行うという。

フォルクスワーゲン傘下のアウディは、人員削減により66億ドル(約7200億円)のコスト削減を見込んでおり、デジタル部門及びEV車部門で新たに2000人の雇用を創出する計画だ。「当社は未来に向けて組織の最適化を進める必要がある」とアウディは述べた。

ただし、主要部門の人員の雇用は2029年まで保証されるという。アウディの労組代表のPeter Moschは「経営側との合意によりコア部門の雇用は確保された」と交渉の成果をアピールした。

アウディはEVの増産に向けた設備の増強も行っていく。本社を置くドイツ南部のインゴルシュタット工場とネッカースウルム工場には、EV車用のラインが増設される。

同社の競合でメルセデス・ベンツを傘下に持つダイムラーも、11月上旬に1000人以上を削減する計画を発表していた。アウディCEOのBram Schotは声明で「変革の時代において我々は、組織のアジャイル化と効率化を進めていく」と述べた。

ドイツ経済を牽引する大手自動車メーカー各社は苦境に直面している。BMWやダイムラー、フォルクスワーゲンらは世界の大手メーカーと同様に、世界経済の減速や米中の貿易対立、EV向けの投資コストの増大などに頭を悩ませている。

アウディと親会社のフォルクスワーゲンは、2015年に発覚したディーゼル車の排ガス不正問題で昨年、ドイツ当局から罰金10億ユーロ(約1300億円)の支払いを求められた。さらに、今後製造する車両をEUが定める厳格な排ガス規制に適合させるためには、莫大なコストが必要だ。

アウディは今年、同社としては初のEVを市場に投入し、フォルクスワーゲンは2025年までにEVの年間販売台数の100万台達成を目標に掲げている。

Isabel Togoh




疣痔 getting | 2日前

自動車の家電化を望む奴、実は居ないんじゃない?

自動業界の潮目が凄い速さで変わろうとしているけれども、その流れに置いてけぼりの消費者が殆どだろう。必要の無い先進とされる技術を自動車と抱き合わせで買う事になるとシンプルな既存技術が輝いて見えるはず。

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sakura.127 | 2日前

買う側と売る側の温度差が凄い。
買う側は、そこまで求めていない。
売る側は、売れないのは車の性能のせい。
     あれも、これも、付ければ買うだろう     と思っている。
エンジンに替わるEV。それに自動運転。
これって本当に買う側の意見ですか

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Wシェブロン | 1日前

EVはレシプロより部品数が大幅に減り内製品よりも外注、汎用品が増え組み立ても簡便化されるから組み立て人員も減る。レシプロの技術も経験値も要らないから新規参入が容易になる。そして問題点も高コストと航続距離であることも全社共通なのも面白い。このまま行くと自動車メーカーからサプライヤーに覇権が移るかも知れないね、

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as***** | 21時間前

10年前にアウディがブームになった頃と比較して,デザインはやや凡庸になったような気がする。その割に,性能と比較して価格が高くなりすぎているのも気になる(オプション化されたパーツが多すぎ+価格が高すぎ)。アウディの場合はEV以前に,商品力の問題もあるのではないか。

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uaa***** | 2日前

電動になっても一部だけで、2025年の世界販売台数の1億150万台。仮に1500万台でも少ない。エンジン開発をして、効率を60%にするエンジンをつくる。

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bol***** | 1日前

アウディとてこの状況ですからね。日本はまだ良い方なのかな。日本も販売の減少は始まってるしでもいずれリストラの嵐になるんだろうな。

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min***** | 2日前

何でも電機化、エンジンも要らなくなる。
そして人も要らなくなる。考えものである。
そして環境ばかり重視すれば、人、そう人類が一番要らなくなる。

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xx_***** | 2日前

ヨーロッパの自動車企業が電動に大きく転進する理由は中国政府の方針のせいです。中国依存から決別しないと共倒れになるりますよ。

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new***** | 2日前

自動車業界全体に言える事は人手に代わるロボットの高性能化で無人化も夢では無くなりつつ有る事は否めない。

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hid***** | 2日前

日本の自動車業界も良いとは言えないが、ドイツはここまで深刻なんだ。
大規模リストラが無い分だけマシ。

電動化に全振りして盛大にズッコケる姿しか見えないな。




テスラ「サイバートラック」が想定外の好調、20万台の予約達成

11/26(火) 11:30配信

Forbes JAPAN
テスラ「サイバートラック」が想定外の好調、20万台の予約達成

イーロン・マスク(Photo by Loren Elliott/Getty Images)

テスラが11月21日、お披露目した新型電動トラック「サイバートラック」は、公開デモのステージで窓ガラスが割れるというハプニングで注目を浴びたが、同社CEOのイーロン・マスクはこの車両の予約注文が予想を上回るペースで伸びていることを自慢している。

マスクのツイートによると、サイバートラックの予約は受付開始から3日間で20万台を突破したという。顧客らはテスラの失態を気にかけていないようだ。

マスクは先日、サイバートラックをお披露目する際にステージ上で、「このトラックは本当にタフで、ハンマーで殴っても壊れない」と強調したが、防弾仕様とされる窓ガラスがヒビだらけになってしまうトラブルに襲われた。

その後、マスクはこの新型モデルについてのツイートを更新し続け、先週土曜日の時点で予約注文が14万6000台に達したと述べていた。その翌日にマスクは再び、「予約が20万台に達した」と宣言し、広告費用を一切払わずにこの数字を達成出来たと自慢した。

既存のピックアップトラックを置き換えるような外観のサイバートラックは、2003年設立のテスラが放つ、6番目のEV(電気自動車)車両だ。公式サイトによると、この車両のベース価格は3万9900ドルで、製造は2021年後半に始動する。サイバートラックを予約するためには、払い戻し不可能な予約金100ドルを支払う必要がある。

マスクによるとサイバートラックは、テスラにとって“当面の間” 、最新プロダクトという位置づけになるが、来年には「顧客らが予想もしない新たなテクノロジー」をアナウンスするという。

マスクがサイバートラックの公開デモを実施したのは、11月21日の夜だった。デモは大失敗に終わり、防弾ガラスが割れた車両を目にした聴衆は言葉を失った。しかし、当日の模様はネット上でジョークのネタになり、サイバートラックは一気に知名度をあげた結果、予想を上回る予約注文を獲得することになった。

デモの翌日に、テスラの株価は6%の下落となり、わずか1日でマスクの保有資産7億6800万ドル(約835億円)が消し飛んでいた。

映画「ブレードランナー」のアートディレクターを務めたシド・ミードは、報道によるとサイバートラックのデザインを絶賛しているという。マスクはこの車両を、ブレードランナーにインスパイアされて作ったと述べていた。




「オオカミ少年?」なかなか販売にいたらない中国系EVメーカー

11/23(土) 12:22配信

Wedge
「オオカミ少年?」なかなか販売にいたらない中国系EVメーカー

FF91

 今年のオートモビリティLA(旧ロサンゼルスオートショー)で集まった人々を驚かせたのが、昨年ここで華々しいデビューを飾った新興EVメーカー、バイトン社の創業者でありCEOだったカールステン・ブライトフェルド氏が、今年はこちらも中国系のファラディ・フューチャー(FF)のCEOとして登場した、ということだ。

 ブライトフェルド氏はBMWで長くキャリアを積み、2017年、5万ドル台でテスラに負けないクオリティのEVを販売する、とバイトンを設立。同時に中国南京に工場を建設し、来年の発売を目標としていた。
「オオカミ少年?」なかなか販売にいたらない中国系EVメーカー

カールステン・ブライトフェルド氏

 ところが急転直下、こちらも中国と深い関わりのある米EVメーカー、FFにCEOとして迎え入れられた、という。一体何が起きたのか。

 同氏によると、バイトンを去る決意をしたのは、中国政府による過度の干渉に不安を覚えたためだという。中国内でのプレゼンスを高めるために第一汽車(FAW)との提携を行ったが、その結果FAWが同社の株式の15%を所有、いずれ飲み込まれる、という危機感を覚えるに至った。ちなみにバイトン社では現在は別のCEOの元、EV開発は続行されている。

 ただし移籍したFFも中国がらみで様々な問題が指摘される企業だ。同社は2014年に設立され、いきなり10億ドルの工場建設計画などを発表して大きな話題になった。中国のLe Eco社が実質上のオーナーと言われていたが、同社の経営状況が急激に悪化したことから米国でのFFの動きも雲行きが怪しくなり、工場建設の延期、FF91と名付けられた高級EVの発売も延期、となり、創業メンバーが全員会社を去る、という事態に陥った。

 ここ数年、オートモビリティLAでは毎年のように新しいEV企業がデビューしているが、未だ成功を収めた、というレベルに達した企業は出ていない。唯一昨年デビューしたEVのSUV、ピックアップトラックに特化したメーカーであるリビアン社はGMの廃工場を買い取り量産体制に入った、とされているが、実際の販売はまだ始まっていない。

 FFにしろバイトンにしろ、中国資本と中国市場を前提にして成り立つ企業であり、今や世界最大の市場となった中国の存在抜きに新興メーカーがテスラのようなある程度の成功にたどり着くのは無理なのかもしれない。そのテスラも中国に工場建設と、やはり次に狙う市場は確実に中国だ。

 ともあれ、FFのCEOとなったブライトフェルド氏は、なぜFFを選んだのか、という質問に対し「テクノロジー、EV業界の中で最も進化したパワートレイン、これまでに築き上げたデータ、投資された額など、全てを持つ企業であるため」と答えた。同氏によるとFFに欠けているのは「エグゼキューション(execution)=実行力」、つまり製品としての完成だけで、長く自動車業界にいた自分にはその能力があり、FFには大きな可能性がある、という。

ラグジュアリーモデルとしてもやや高すぎないか?

 FFは前述の高級EV、FF91のコンセプトをすでに3年前に発表しているが、まだ発売はされていない。FF91は車内に合計11ものモニターを設置、特にリアシート用には27インチの大型スクリーン、さらにリアシートは無重力状態にリクライニング出来るという仕上げで、車内エンターテイメントの充実と高級化を徹底邸に追求した車だ。価格は20万ドル。
「オオカミ少年?」なかなか販売にいたらない中国系EVメーカー

FF91の内部

 これに加え、FF81という「やや庶民的な」車も続けての発売が予定されているが、これはテスラモデルSに競合する価格帯の車になる、という。これらを来年には発売、2021年にはIPOも予定、と相当な強気の姿勢だ。

 しかし、テスラでもモデルSの販売台数は年間で1万台を少し超える程度で、モデルXと合わせても3万台に届かない。同社の売り上げは価格が5万ドルを切るモデル3の大躍進が中心だ。バイトン、リビアン共にこの5万ドル以下、というのを販売価格目標としており、FFの価格はラグジュアリーモデルとしてもやや高すぎる感がある。

 FFは最初から中国の富裕層をターゲットに定めた車となるのか。しかし中国市場に切り込むために、バイトンが冒したのと同じような過ちに陥る可能性はないのか。そもそも大手自動車メーカーも次々にEV市場に参入する中で、新興メーカーが生き残る道はあるのか。ブライトフェルド氏の動きは混迷する新興EVメーカーの現状を象徴しているようにも感じられる。

土方細秩子 (ジャーナリスト)


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