男子中学生が弟を刺す 現行犯逮捕 福岡市の自宅 「殺すつもりはなかった」

2017年10月15日 | 事件
男子中学生が弟を刺す 現行犯逮捕 福岡市の自宅 「殺すつもりはなかった」
10/15(日) 18:40配信 TNCテレビ西日本

テレビ西日本
15日午前、福岡市の自宅で12歳の弟を刃物で刺した疑いで、15歳の男子中学生が殺人未遂の現行犯で逮捕されました。

警察と消防によりますと15日午前10時25分ごろ、福岡市南区高宮の住宅で「兄が弟を切った」と、家族から119番通報がありました。

消防が駆けつけたところ、この家に住む12歳の男子中学生が、胸をキリのようなもので刺されていて、福岡市内の病院に搬送されましたが意識はあり、命に別状はないということです。

警察が家族から事情を聞いたところ、15歳で中学生の兄が「弟を刺した」と話したたため、殺人未遂の現行犯で逮捕しました。

調べに対し兄は「殺すつもりはなかった」と話しているということで、警察が何らかのトラブルがあったとみて、詳しい経緯を調べています。


福岡は修羅の街ですね。


福岡の警察官も、家族を殺してたよね。。。
福岡怖い。

福岡は暴力推進の街か?
はたまた暴力団養成地区か?
耳を疑う事件が続く街なのは間違いない!
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「一人酒」はアルコール依存症の要注意サイン

2017年10月15日 | 日記
こちら海外だが<<白人なんて朝からビール飲んでいるぜ>>

俺は10年くらい前までは<<卸からビールをコンテナで何ケースも買って冷蔵庫にキンキンに冷やして気が向くと何時でも飲んでいたが>>

現在ではビールは殆ど飲まない<<ローアルコールは腹がきつくなるだけで殆ど酔わないからだ>>

代わりにテキーラなどハードスピリッツ類をロックなので飲んでいる。

自分は、これを<<燃料、エナジドリンク>>と呼んでいる。



「一人酒」はアルコール依存症の要注意サイン
10/15(日) 17:01配信 時事通信
「一人酒」はアルコール依存症の要注意サイン
埼玉県立精神医療センターの成瀬暢也副院長
患者への望ましい対応は―成瀬暢也埼玉県立精神医療センター副院長
 アルコール依存症患者は国内で約5万人が治療を受け、推計では100万人を超す。過剰飲酒を繰り返す予備軍も多く、本人や周りの家族らが早めにリスクに気づき、飲酒量を減らす、断酒するといった対策に乗り出すことが大切だ。アルコール・薬物の依存症治療に詳しい埼玉県立精神医療センターの成瀬暢也副院長は「みんなで楽しく飲んでいるうちはいいが、一人で飲む回数が増え、飲酒のコントロールを失っていくと要注意です」と警鐘を鳴らす。

「一人酒」はアルコール依存症の要注意サイン
生活習慣病のリスクを高める飲酒量
真面目で不器用な患者、分かって
 適度の飲酒はストレス解消に役立つ面もあるが、飲み過ぎの習慣化は心身のさまざまな病気につながる。例えば、厚生労働省は成人男性で1日当たりの純アルコール40グラム以上、成人女性で同20グラム以上摂取した場合、生活習慣病リスクを高めると注意を促している。
 純アルコール20グラムとは、ビール類(アルコール度数5%)中瓶1本(500ミリリットル)▽缶酎ハイ(同7%)1缶(350ミリリットル)▽ワイン(同12%)グラス2杯弱(200ミリリットル)▽日本酒(同15%)1合弱(170ミリリットル)▽焼酎(25%)0.5合強(100ミリリットル)▽ウイスキー類(40%)ダブル1杯(60ミリリットル)―に相当する量だ。
 多量の飲酒を繰り返すと、アルコールの「効き目」が落ちて気分良く酔えなくなる。そのため、より多く、アルコール度数の強い酒を飲むようになるなど悪循環に陥る。
 会社の退社時間が近づくとビールが無性に飲みたくなり、飲酒量が増え、泥酔して暴力を振るうなどの問題を起こしても修正できない―。そんな人がいたら、もう依存症患者だろう。アルコールが切れると手が震える、気持ち悪くなる、あせをかく、眠れなくなるといった離脱症状(禁断症状)が出てつらくなることもあり、一人でも飲んでしまうのだ。
 成瀬副院長は「アルコール依存症になる人は、自己中心的でいいかげんな人が多いという偏見があるが、それは飲酒の結果であって、実はきちょうめんで真面目、不器用な人が多い」と説明する。その特徴として挙げるのは(1)自己評価が低く、自信が持てない(2)人を信じられない(3)本音を言えない(4)見捨てられる不安が強い(5)孤独でさみしい(6)自分を大切にできない―の6点だ。
 「飲まなければいい人、というタイプがとても多い。周りの人はそのイメージを持って本人と関わってほしい」。成瀬副院長は、患者と対等の立場にあることを自覚し、敬意を持って接することが望ましい対応だと指摘する。
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NYの博物館に慰安婦像 韓国系新設 下院議員「首都にも」

2017年10月15日 | 朝鮮エベンキ族


swt***** | 2時間前
ここまでになるのは日本側(外務省)の愚策が大きい。と同時に発端の原因は朝日新聞を含む日本人。その朝日が今でも日本3大新聞として健在でしかもテレビ局を持ち、相変わらず日本を貶めた報道をしている摩訶不思議な日本。こう考えると、日本人事態問題意識が薄いのではと思えてしまう。何故なら朝日が健在だから。他国なら糾弾されているはずでしょ。




grigrigriiiiin | 2時間前
日本を
ハンディキャップ国家といった
小和田某も外務省だったな。

日本を潰すために娘を天皇家に送り込み
世継ぎを断絶させるのに成功したあの爺さん。

韓・中共のために
外務省は仕事を、「あえて」しないのかもしれない。


JAPAN人 | 2時間前
。除幕式に出席したニューヨーク州選出のマロニー下院議員(民主党)は「われわれは一層の謝罪を必要としており、日本政府は行動を取らなくてはならない」などと述べ、首都ワシントンでの設置にも意欲を示した。

こうやって、騙されていく人間が増えていく・・。
日本国、日本人は、本格的に像の排除と説明に力を入れないと駄目だな。

国交断絶とか無視とか駄目だな・・。
日本人は温厚なので、そのうち収まるだろうとしか思わない。

ほかっておけば、世界中に像を置く 運動をするよな。
政治家は、金の為や票取りで動いてしまうからな・・。





NYの博物館に慰安婦像 韓国系新設 下院議員「首都にも」
10/15(日) 7:55配信 産経新聞
 【ニューヨーク=上塚真由】米ニューヨーク・マンハッタンの韓国系米国人団体「ニューヨーク韓人会」の建物に新設される博物館で13日、慰安婦像の除幕式が行われた。除幕式には、下院議員も出席。博物館は私有地にあるが、韓国・ソウルの日本大使館前などに設置されているものと同様の像が設置された。

 設置されたのは、在米韓国人の歴史を紹介する「移民史博物館」。ニューヨーク韓人会は事務局がある6階のスペースを現在、博物館に改装している。除幕式に出席したニューヨーク州選出のマロニー下院議員(民主党)は「われわれは一層の謝罪を必要としており、日本政府は行動を取らなくてはならない」などと述べ、首都ワシントンでの設置にも意欲を示した。

 こうした動きに在ニューヨーク日本総領事館は警戒を強め、13日の除幕式に出席を予定していた地元議員らに働きかけ、一部は欠席した。総領事館は「引き続き日本政府の立場を説明していく」としている。米国では韓国系団体などによる慰安婦像設置を促進する活動が活発化。9月にはサンフランシスコ市の中華街の公園の展示スペースで慰安婦像の除幕式が行われた。


mas***** | 2時間前
世界に日本のイメージを悪いものに変えようとしている危険な行為ですよ。日本はこの問題を真剣に阻止して日本の良いイメージを対抗してもっと発信した方がいい。
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返信0
vic***** | 1時間前
外務省は一体何やってんだ???
働かない外務省はいらないね!

ひっさん | 1時間前
遺憾しか言わない日本政府にも問題がある。
控えめに言っても経済制裁くらいは必要。
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返信0
sae***** | 2時間前
外務省は何してるんだ。合意違反じゃないか。
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abc | 2時間前
朝日新聞の罪は重い
どう償うか見解が必要

azu***** | 3時間前
岸田はボンクラですわ。
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デヴィ夫人、ピース綾部の渡米に「島流しみたいね」

2017年10月15日 | 芸能ニュース
デヴィ夫人、ピース綾部の渡米に「島流しみたいね」
10/15(日) 11:21配信 日刊スポーツ
デヴィ夫人、ピース綾部の渡米に「島流しみたいね」
デヴィ夫人
 タレントのデヴィ夫人(77)が、ニューヨークを活動拠点とするため渡米したピース綾部祐二(39)について、「島流しみたい」と独自の表現で切り捨てた。

 綾部の相方、又吉直樹が11日にツイッターで「今日、綾部さんを成田空港まで見送りにいきました。ついにアメリカです」と綾部が渡米したことを報告。綾部も12日、インスタグラムを開設し、到着した現地から「This is where I start!!」と意気込みをつづった。

 ダウンタウンの松本人志は15日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」で、「さっき、すき家で見たけどな」とイジりつつ、「又吉が見送りに行くっていうところがいいよね」とコンビの関係性について語った。松本自身も渡米前の綾部と食事をし、「お酒飲んであんまり覚えてないけど、最後にガッチリと握手して、がんばれよって言っときました」と送り出したことを明かした。

 松本は後輩の挑戦にエールを送ったが、デヴィ夫人は「でも無理でしょうね」とバッサリ。綾部が成功するまで帰国しないという決意で渡米したことを聞かされると、「へぇー、島流しみたいね」と驚いた。
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日本に自由に出入りする「北朝鮮工作員」驚くべき実態

2017年10月15日 | 朝鮮エベンキ族


日本に自由に出入りする「北朝鮮工作員」驚くべき実態
10/15(日) 8:00配信 現代ビジネス
日本に自由に出入りする「北朝鮮工作員」驚くべき実態
写真:現代ビジネス
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核やミサイル開発で、毎日のようにニュースを騒がせている、北朝鮮。しかし、北朝鮮の脅威はすでに、あなたの隣に迫っているかもしれない……。日本にも数多く潜伏しているとされる北朝鮮の工作員たち。彼らはいったい何者で、どんな生活を送っているのか。元工作員たちへのインタビューを重ねてきた報道記者・作家で『スリーパー 浸透工作員』の著者でもある竹内明氏が、自らの目で見、直接話を聞いた、彼らの実像を語ります。
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日本に自由に出入りする「北朝鮮工作員」驚くべき実態
(map by iStock/地名は編集部で追記)
工作員の「浸透」と「復帰」
 北朝鮮の元工作員である金東植(キム・ドンシク)氏は、彼らがどのようにして対象国を出入りしているのかを、生々しく語ってくれた。工作員たちが対象国に潜入し、その社会に溶け込むことを「浸透」、母国・北朝鮮に帰国することを「復帰」と呼ぶ。ここではまず、金元工作員が語った、極秘出国当日の様子を描いてみよう。

 ……夜、11時。土を盛っただけの墓地の茂みの中に、金東植は潜んでいた。月明かりのない、新月の夜。坂を登って来る人影が見えた。足音はしない。男だ。二人いる。一人が着いてこいと手を動かした。

 金工作員は、老身の女工作員・李善実(イ・ソンシル)を背負って二人の後を追った。男は松の木の下を指差した。金工作員が近づくと、人数分の潜水服が置いてあった。

 その場で潜水服に着替えた。

 再び暗闇を歩き始めた。田んぼを抜け、李善実を背負って歩き続けた。ここで誰かに見られれば、全てが終わりだ。

 海の匂いがする。道路を渡り、階段を降りると、目の前は海岸だった。波打ち際に黒い影があった。半潜水艇だ。海水に腰まで使って乗り込んだ。金工作員の任務は、その瞬間、完了した――。

 「当時80歳近かった高齢の李善実を『復帰』させる作戦は難しい任務だった。お年寄りは早く歩けないし、発見されれば逃げることは不可能だ。『浸透』と『復帰』は同じ場所で行うのが原則なのだが、私が浸透した済州島は遠いから断念して、江華島から復帰することにした」(金元工作員)

 北朝鮮の権力序列で19位にまで上り詰めた伝説の工作員、李善実を無事、平壌に連れ戻すことは、北の工作機関にとって極めて重要な作戦だった。その任務を与えられたのが、当時20代だった金東植元工作員だった。

 ことは慎重に運ばれた。実行の2ヵ月半前である8月には、「10月中旬復帰決行」と決められた。高齢の李善実に配慮して、浸透地点である済州島からの復帰を断念。ソウルから1時間ほどの江華島を復帰地点に選んだ。

 9月に半潜水艇の接岸地点を決め、金元工作員は現場に下見に行って、警備の状況、深夜の人や車の通行状況、接岸地点の岩場の状況などを確認し、本国に報告した。その上で迎えに来る作戦部の案内員との接線地点(接線とは、味方の工作員と接触すること)を墓地に決めたという。


選ばれるのは「新月の夜」
 この作戦では工作母船は使わなかった。半潜水艇が北朝鮮西岸、黄海南道・海州(ヘジュ)を出発、通常の2倍近い、7時間もの時間をかけてやって来た。

 半潜水艇は通常、40ノットのスピードまで出せるのだが、速度をあげれば、白波が立つ。それを避けるために、ゆっくりとやって来たのだ。

 「浸透、復帰に一番、適しているのは、月の出ていない新月の夜です。闇夜ならば発見されにくいですからね。

 迎えに来る案内員は、当時は労働党作戦部の浸透復帰の専門の工作員たちでした。このように工作機関の中でも役割分担がはっきりしていました」(金元工作員)

 復帰のときには大事なポイントがある、と金工作員は言った。

 「意外に思われるかもしれないが、『お土産』です。江華島の接線地点に行く前、私たちは大型スーパーによって、ウイスキーやブランデー、タバコを買いました。案内員たちに渡すためです。

 やはり、お土産をもらえば、仕事に手を抜かない。機嫌よく仕事をしてもらうためには必要なことです」(金元工作員)

 金元工作員はこうして、伝説の工作員・李善実を無事、帯同復帰(仲間とともに帰国させること)させ、国旗勲章一号と共和国英雄称号をもらったという。

日本人拉致にも使われた手口
 準備を重ね、新月の夜を選んで、海岸の復帰地点から北朝鮮へ――。こうした手法は、日本人拉致にも使われていたと、金元工作員は明かした。

 「日本人を拉致していくのにも、工作員の復帰と同じ手法が使われていました。街中で拉致するのではなく、大抵は海岸線にいる人を拘束して、半潜水艇に乗せていました。そのまま北朝鮮に連れていくこともあったし、沖合で大型の工作母船に乗せかえて連れていくこともありました。

 韓国は軍や警察の警戒が強かったのですが、日本は海上保安庁や警察の警戒も甘いですから、はるかに簡単でした。特に70年代や80年代は甘かった。無防備といってもいい。だから拉致が行われたのです。韓国と比べれば、日本は工作員にとって天国です」(金元工作員)

 日本が北朝鮮工作員たちにとって、気軽に潜入できる場所だと考えられていたことは別の場所でも耳にしたことがある。私が取材した、北朝鮮工作員と接触した経験のある在日朝鮮人男性も「北の工作員は、『日本にタバコを買いに来た』と軽口を叩いていた」と証言していた。

 金元工作員は、対南工作(韓国国内での扇動工作)を専門としたので、日本人拉致には直接、関わってはいない。だが、拉致を実行した工作組織の先輩や同僚たちから、彼らの手法についての話を聞いていたという。

 「不意に襲い掛かられて、世の中に抵抗しない人はいないでしょう。だから、強力な麻酔剤を持参して、布にふくませて鼻に押し当て、意識を失わせた後、袋に入れて運んでいたのです」(金元工作員)



利用される「土台人」たち
 さらに、金元工作員は日本が北朝鮮工作員たちにとって活動しやすい場所である理由を、こう指摘した。

 「日本は工作活動の環境が整っている。警戒が甘いだけではなく、朝鮮総連や民団の中に工作補助をさせられる人間もいるし、日本人になりすましている我々の工作員もいる。外見が似ているので怪しまれることもない」(金元工作員)

 日本に浸透した工作員にとって一番必要なのは、一時的な定着先(隠れ家)と活動資金である。これを在日朝鮮人から提供を受けるというのである。独り暮らしは怪しまれやすいため、できれば住宅の一室などを間借りするのが望ましいとも金元工作員は話した。

 だが、在日朝鮮人の人々が、誰もみなもろ手を挙げて工作員を歓迎するわけがない。平穏な暮らしを送っているのに、見ず知らずの工作員に協力などしたくないという人のほうが普通だろう。

 それを見越して、工作員は周到に準備を重ねる。ターゲットになるのは、北朝鮮に親族がいる「土台人」と呼ばれる在日朝鮮人たちだ。工作員は彼らの自宅を訪問する。そして、こんなことを言うのだ。

 「平壌にいるお兄さんの家族にお会いして来ました。よろしくとおっしゃっていました。私に協力していただければ、お兄さんの一家は末長くお幸せです」

 工作員は1枚の写真を見せる。写真には兄の一家が写っており、その中心に、目の前にいる工作員が一緒に写っているではないか。見せられた本人は青ざめるだろう。

 これは土台人に対する、典型的な脅迫だ。工作員は「協力しなければ、兄一家は不幸になる」と暗に脅すわけだ。

協力者を得るための非情な「録音」
 私が入手した公安警察の記録には、他にも土台人に対する、様々な脅迫のパターンが記されている。その一つが、北へ帰った母親の「声」を携えて工作員がやってくるケースだ。

 記録によれば、こうだ。公安警察が、ある在日朝鮮人男性の自宅を捜索した際、1本のテープを押収した。そこには、老女の声が録音されていた。

 <……お前に会えなくて悲しいんだよ。1日も早く会いたい。私はお前の顔さえ見れば死んでも、心残りはないよ。録音を持った先生が来られたら、もてなしをよくしなさいよ。先生を接待してくれたら私がどんなに良くなるか……>

 北朝鮮にいる母親の声だった。このテープを聞かされて、男は「補助工作員」になることを誓約させられ、工作員に住居を提供することになったのだ。

 工作員たちに狙われるのは、パチンコ業や金融業など、日本で事業に成功した裕福な在日朝鮮人である場合が多い。衣食住の面倒を全て見させた上、中には、自宅を改築させて、道路から見えない2階の1室を提供させたり、敷地内に大型犬を2匹放し飼いにさせていたりしたケースもある。

 在日朝鮮人が、北朝鮮工作員による脅迫の被害者となっているケースがあることも、忘れてはならないだろう。


身分を奪う「背乗り」の恐怖
 こうして「定着先」を確保した工作員たちは、次に自らの身分を「合法化」する。その代表的な手法が「背乗り」(はいのり)だ。端的に言えば、日本人や在日朝鮮人の身分を、乗っ取るのである。

 背乗りは、もともと旧ソ連の諜報機関KGB(現在のSVRの前身)が得意としていた手法だ。対象国の国籍を持つ人間に成り代わって、社会生活を営みながら、諜報活動を展開するという手口である。

 北朝鮮の工作機関は、歴史的な経緯から、KGBをモデルとし、そのスパイ技術を学んできた。旧ソ連の工作員たちが、アメリカやヨーロッパに浸透する際、同じ白人であるから見分けがつかないということを利用したのと同様、北の工作員たちは日本人とは一見して見分けがつかないことを武器に、日本人に成りすますのだ。

 では、工作員に身分を奪われ、成り代わられてしまった人はどうなるのか。一つには、拉致されて北朝鮮に連れていかれているケースがあると考えられている。だが一方では、殺害され、闇に葬られてしまうこともまた、多々あると言われている。

 標的にされるのは、親類縁者がなく、天涯孤独な身の上の人であることが多い。次回は、こうした背乗りの実例と、日本や韓国など自由な社会に浸透した北朝鮮工作員たちが抱える心の葛藤について取り上げたい。

 (つづく)

竹内 明




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