恥ずかしい歴史教科書を作らせない会

改憲で「戦争する国」、教基法改定で「戦争する人」づくりが進められる今の政治が
将来「恥ずかしい歴史」にならぬように…

サマワの自衛隊が活動再開 「人質事件」への影響は

2004年04月10日 | 外交・国際
 サマワに派遣されている自衛隊が今日から、宿営地外での活動を再開すると報じられています。
 再開するのは、現地の人を使っての学校施設の補修作業の指導・監督、言わば「現場監督」的作業と思われます。

 「人質解放」に道筋がつかないのは、即座に要求拒否をし「解放声明」後に「自衛隊撤退を拒否したのは正解だった。我々の判断が勝利した。」と政府が勝ち誇った態度をとったことも一因だという専門家の意見もあります。

 そこへ今回の活動再開です。少なからず犯行組織を刺激することは予想できるはずです。
 学校の補修の「現場監督」も大事かもしれませんが、「人質事件」は3名の命が掛かっているのです。重要度は比較するのも馬鹿馬鹿しい話です。せめてもうしばらく成り行きを見守るべきです。

 小泉首相はきょう午前の会議で「関係閣僚に慎重な行動を」と指示したとのことですが、この安易な活動再開が「慎重」と言えるのでしょうか。
 今はただ、この活動再開が「人質解放」に悪影響を及ぼさないことを祈るばかりです。


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