恥ずかしい歴史教科書を作らせない会

改憲で「戦争する国」、教基法改定で「戦争する人」づくりが進められる今の政治が
将来「恥ずかしい歴史」にならぬように…

「イラク基本法」署名式延期

2004年03月03日 | 外交・国際
 昨夜、バグダッド・カルバラの2都市で起こった爆弾テロで、多くの死傷者が出ています。
 昨夜のニュースで、カルバラ市民の女性が叫んでいました。「アメリカのせいで・・・」

 被害に遭ったシーア派でも、最高権威シスタニ師や統治評議会のハキム評議員も、米国や占領当局を非難する声明を発表しています。
 統治評議会は犠牲者を追悼するため3日間の服喪を発表し、本日行なわれる予定だったイラク基本法の署名式を延期しました。
 ブッシュ大統領は、昨日がいわゆる「スーパーチューズデー」で、民主党の大統領候補が確定することから、「イラク占領統治と主権移譲の作業は順調」をアピールしようと署名の日程をこの日にしたと言われています。
 今回の事件は、ブッシュ大統領の選挙利用という腹黒さが生んだ悲劇と言えるでしょう。

 このような一般人を標的とした爆弾テロが二度と起こらないことを願い、犠牲者の方のご冥福(仏教用語で申し訳ありません。)をお祈り致します。合掌・・・


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