護憲+グループ・ごまめのブログ

護憲+・現憲法を守るグループの一人して、今後の社会の状況を戦時を経験した一人として社会を見つめていきたいと思います。

水曜日 01/19・各社社説

2011年01月19日 12時15分11秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
11年1月19日 水曜日 01/19・各社社説

ロマン
  

今日の社説は重複したものはなく各社各様バラバラの社説だった。
面白いのは以前も書いたと思うが、他社は小沢問題にあまり触れないが、産経だけは執拗に小沢問題を追っていることで、私はメディアはこのくらいのしつこさ、は必要だと思う。
私が彼の言動を見ていても社説に述べている通り、自分に都合のよい理屈を使い分け、逃げ回っているとしか映ってこない。
彼を応援している政治家もいるが、彼がもし首相になっても国民より己の利得にしか奔らない気がしてならない。



朝日新聞(社説)
その1
春闘スタート―若い世代に報いる努力を(ここからお入り下さい)

 デフレ不況を克服する展望が立たない中で、今年の春闘が始まる。企業と労組の主張にどう折り合いをつけるかは大切だが、明日の社会を担う若者たちの働きに応える知恵を労使でしぼる契機にもしてほしい。

その2
ホーム転落死―命守る欄干を、急いで

16日の夕刻、東京・JR目白駅で全盲の男性がホームから線路に落ち、山手線の電車にひかれて亡くなった。悲劇はまたも繰り返された。
 胸騒ぎがして古い新聞を調べたら、やはりその人だった。



読売新聞(社説)
JAL破綻1年 再建はこれからが正念場だ(ここからお入り下さい)

 日本航空が会社更生法の適用を申請し、経営破綻してから、19日で1年を迎える。
 この間、路線や人員の削減などリストラを進めてきたが、2012年末の株式再上場を目指す再建策は、これからが正念場だ。

チュニジア政変 独裁体制崩した国民の不満(ここからお入り下さい)

 北アフリカのチュニジアで、23年に及ぶベンアリ大統領の独裁体制が崩壊し、次期大統領選までの暫定政権が発足した。
 アラブ諸国では安定しているとみられていた体制の、あっけない幕切れである。



毎日新聞(社説)
大卒内定率68.8% 大寒波で春が見えない(ここからお入り下さい)

 東京・神田のすし店が求人を出したところ4年制大学の学生が何人も面接にやってきたという。「あんたらが働くところじゃないよと断ったが、こんなことは初めてだ」と店主は驚いていた。

NHK新会長 経験を改革に生かして(ここからお入り下さい)

 NHKの新会長にJR東海副会長の松本正之氏が決まった。24日に任期満了で退任する福地茂雄会長に続き、2代連続の外部登用となった。
 松本氏は、旧国鉄、JR東海で人事・労務畑を歩み、分割民営化推進に中心的な役割を果たしたとされる。昨年4月まで6年間同社社長を務め、リニア中央新幹線の整備計画にも道筋をつけた。



産経新聞(社説)
タイガーマスク 心温まる日本人の優しさ(ここからお入り下さい)

漫画「タイガーマスク」の主人公を名乗る児童福祉施設などへの寄付が今も相次いでいる。
 最初は昨年のクリスマスに、前橋市の児童相談所前に「伊達直人」がランドセル10個を置いた。年が明けるや、その輪は全国に広がった。こうした心温まる善意のうねりは、日本人が誇ってよい奥ゆかしさと心根の優しさを示しているといえないか。

小沢氏拒否 さらに聴取求めるべきだ(ここからお入り下さい)

 民主党の小沢一郎元代表が、資金管理団体「陸山会」の政治資金規正法違反事件で、検察官役の指定弁護士の聴取要請を拒否した。
 小沢氏は裁判への影響などを理由に国会での説明責任も果たそうとしていない。土地購入資金4億円の出所など、これまでの説明には疑念が示されている。自分に都合のよい理屈を使い分け、逃げ回っているとしか映らない。



日経新聞(社説
食糧市場の投機過熱に先進国は警戒を(ここからお入り下さい)                                  
 穀物などの食糧価格が上昇している。主要産地の天候異変のほか、先物市場への投機資金流入が値上がりを加速していることも見逃せない。食糧高は飢餓人口の増大や新興国の政情不安につながる恐れがある。米国は商品先物の規制を強化するが、対応は緒に就いたばかりだ。先進国の政府は警戒を強めてほしい。

財源が見えぬB型肝炎救済(ここからお入り下さい)

 病気や発症の不安に苦しめられてきた人たちを思えば、早期の和解が望ましい。ただ、国が支払うことになる和解金の大きさに、立ち止まって考えざるを得ない。国民全体で負担しなければならず、その財源がはっきりしないからだ。



東京新聞(社説)
ウクライナ 対ロ見据えた関係を(ここからお入り下さい)

 ウクライナの大統領が来日した。曲折を経ながら民主主義を維持する旧ソ連第二の大国は、強権政治が続くロシア民主化のモデルとなりうる。北の大国に変化を促すためにも関係強化に努めたい。

ジャスミン革命 共鳴現象は起きるのか(ここからお入り下さい)

 チュニジアで強権政治を担ったベンアリ政権が崩壊した。民主化のドミノ現象が起きた東欧革命のように、近隣のアラブ諸国に飛び火するのか。まずは民主的選挙の実現が試金石だ。
 政変のきっかけとなったのは大学を卒業しながら職に就けず、野菜の行商で生計を立てていた青年の焼身自殺だった。商い用の手押し車を没収され、絶望の果ての抗議行動だったという。
 チュニスをはじめ各地で数千人規模のデモが起こり、暴動に発展した。治安部隊とデモ隊との衝突で多数の市民が死亡した。鬱積(うっせき)していたベンアリ政権への不満の大きさを物語る。