ゴルゴ13総合研究所『俺の背後に立つな!』

ゴルゴ13の全ストーリーを解説

ゴルゴ13第56巻-1複合標的群

2007-03-21 23:46:28 | 第056巻~第060巻

■複合標的群(第195話) 発表1982年11月

評価    ★★

依頼人   ベトナム人有志・スー

ターゲット  ベトナム政府元高官、政府軍将軍など推定8名

報酬    不明

今回弾丸発射数    11/ 通算弾丸発射数 1,218

今回殺害人数      11/ 通算殺害人数   1,326

今回まぐわい回数   0/  通算まぐわい回数    78

<ストーリー>
ベトナム人民有志はアメリカに逃げた政府高官や元将軍の暗殺を企て暗殺リストを作成、女性メンバー「スー」にゴルゴへの依頼を託す・・・

<この一言>
もういい・・・あとはその女性と話すから、消えてくれ・・・

<解説>
ベトナム・ホーチミン市では人民有志が元政府要人や将軍など人民の敵を暗殺すべく結託、資金集めに奔走していた。資金確保にめどが立ち暗殺対象者を協議するが、「陳」は自身の属する麻薬密売組織の利益のために「ゴー・クイ」殺害を強く主張する。しかし、人民有志の長老は「ゴー・クイ」の暗殺を却下する。「陳」が「ゴー・クイ」がリストから漏れたことを知ったのは、「リー」がゴルゴへの接触に向かった直後だった。麻薬密売組織は「リー」を脅し、ゴルゴへの依頼に際し「ゴー・クイ」を加えるよう強要するが、「リー」は失語症になってしまう。麻薬密売組織は「リー」とともにゴルゴに接触、「リー」がしゃべれないことに乗じて「ゴー・クイ」を含めた複合標的群をゴルゴに伝えようとする。しかし、失語症のリーが言葉にならないうめきを発すると、ゴルゴは読唇術で「リー」の意図を理解、「もういい・・・あとはその女性と話すから、消えてくれ・・・」と「陳」達を排除する。あせった「陳」達は拳銃を抜くが、ゴルゴの銃弾に倒れる。ゴルゴは読唇術で「リー」と意志疎通を図り、複合標的群の暗殺を遂行する。

ゴルゴは何カ国語の読唇術を身につけているのだろう?本作の見どころはゴルゴの読唇術と「陳」のバカさ加減だけである・・・

ズキューン

ゴルゴ13 (56) 巻掲載
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