■沸騰・第四帝国(第183話) 発表1981年7月
評価 ★★★★★
依頼人 なし
ターゲット ネオ・ナチ組織”第四帝国”
報酬 なし
今回弾丸発射数 12/ 通算弾丸発射数 1,142
今回殺害人数 100/ 通算殺害人数 1,178
今回まぐわい回数 1/ 通算まぐわい回数 77
<ストーリー>
ネオ・ナチ組織”第四帝国”に全面戦争を仕掛けるゴルゴ。マヤ文明のピラミッドを舞台に壮絶な戦闘が繰り広げられる・・・
<この一言>
断っておくが・・・冗談にも俺に銃を向けるようなマネはするな・・・
<もう一言>
あんたの女だろう・・・あそびをやめさせろ・・・
<さらに一言>
”万が一”という可能性だとしても・・・それは、可能性だ・・・
<解説>
前作 『沸騰』(第52巻-1) でネオ・ナチ組織より命を狙われていることを察知したゴルゴはユダヤの「ナチ・ハンター」に接触、ゴルゴを狙うネオ・ナチ組織が”第四帝国”であることを突き止める。第四帝国は数あるネオ・ナチ組織のなかでも最大勢力を誇り、企業経営を行い資金面でも潤沢であるという。第四帝国の資金源の一つが美術品の売買であることに着目したゴルゴは古美術商を装い、第四帝国の仕入れ先であるユカタン半島にある遺跡を訪れる。
ゴルゴが第四帝国に牙をむいたことを知った総統は、ゴルゴ抹殺のために”ラスト・バタリオン(最後の部隊)”を投入することを決断、2個小隊(約100名)の精鋭部隊を送り込む。
マヤ文明のピラミッドの頂に陣取ったゴルゴはラスト・バタリオンを迎撃するのだが、この戦闘シーンが凄まじい。ピラミッドに仕掛けた爆薬・ダイナマイトが炸裂し、手榴弾が兵士を分断し、M16が火を噴きまくる描写が続く。ゴルゴの殺傷能力がフルに発揮され、読む者を戦慄させずにはいられない。
第四帝国との闘争は次巻第53巻-1『崩壊 第四帝国 狼の巣』で完結する。
ズキューン
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