ゴルゴ13総合研究所『俺の背後に立つな!』

ゴルゴ13の全ストーリーを解説

ゴルゴ13第52巻-3クリスマス・24アワーズ

2007-03-05 00:04:01 | 第051巻~第055巻

■クリスマス・24アワーズ(第184話) 発表1980年12月

評価     ★★

依頼人   アンドリュー・シャピロの犯罪組織

ターゲット  犯罪組織幹部 トミー・ナバロ

報酬     不明

今回弾丸発射数      1/ 通算弾丸発射数 1,143

今回殺害人数        1/ 通算殺害人数   1,179

今回まぐわい回数    0/  通算まぐわい回数    77

<ストーリー>
雪のクリスマス。ホテル探偵のドールは宿泊客”デューク東郷”に目をつける。24時間の釈放を受けた犯罪組織幹部「トミー・ナバロ」も同じホテルに宿泊していた・・・

<この一言>
私はこの男を告訴する気はない・・・

<解説>
”ビッグ・アンディ”ことアンドリュー・シャピロの犯罪組織幹部「トミー・ナバロ」は警察に勾留されていたが、クリスマスに24時間限定の釈放が認められた。アンディの差し向けた売春婦とともにホテルに消えるナバロ。ゴルゴも同じホテルに宿泊するが、ホテル探偵「ドール」にマークされる。ホテルのバーで酒を飲むゴルゴに声をかけるドールであるが、にべも無くあしらわれる。直後にスリのチャーリーがゴルゴに近づくも、ゴルゴに腕をへし折られてしまう。この時のゴルゴのセリフが奮っている。
「私はこの男を告訴する気はない・・・」
ゴルゴが自分を「私」と呼称するのは極めてレアである。本作では「作家」として振る舞っているので「私」と称しているのだろうか?
釈放期限が迫ったナバロがホテルから出たときを見計らって、ゴルゴはナバロを1発の銃弾で仕留める。
とりたてて見どころのない作品だが、ホテルにチェックインした際の記述が詳細である。
年齢:37才(本作発表は1980年12月であるから、ゴルゴは1943年生まれか?)
国籍:サンパウロ(サンパウロは都市名では?)
職業:作家

ズキューン

ゴルゴ13 (52) 巻掲載
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