極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

沸騰大変動時代(十三)

2024年04月19日 | 政策論
 

彦根藩二代当主である井伊直孝公をお寺の門前で手招き雷雨から救っ
たと伝えられる招き猫と、井伊軍団のシンボルとも言える赤備え(戦
国時代の軍団編成の一種、あらゆる武具を朱りにした部隊編のこと)
と兜(かぶと)を合体させて生まれたキラクタ「ひこにゃん」。




ドバイ、75年間で大雨/洪水
 
アラブ首長国連邦で16日、記録的な大雨が降り、最大都市ドバイでは
一夜明けた17日、幹線道路や空港など交通網が混乱を極めた。16日の
降水量は最大259.5ミリと、75年間の観測史上最大。片側6車線の幹線
道路は冠水し、渋滞が発生。首長国の一つ、ラスアルハイマでは70歳
の男性が車ごと押し流されて死亡した。ドバイ国際空港近くでは、水
没した道路トンネルもあった。ドバイ周辺では停電も報告された。国
際線乗降客数が世界最大の同空港では、道路の冠水や公共交通機関の
運休のため職員が出勤できず、機能はまひした。遅延便が相次いだた
め、乗客は必要不可欠な場合を除き空港利用を控えるよう要請された。「
フラッグキャリア」のエミレーツ航空は搭乗手続きを全面停止。大雨
の影響は別の首長国シャルジャをはじめUAE全域に及んだ。隣国オマー
ンでは、週末からの大雨によりこれまでに子どもを含む19人の死亡が
確認されている。


インドネシアの火山噴火  ルアン島に緊急通報、800人以上が避難 
 世界のニュース



愛媛・高知で震度6弱 8人けが 南海トラフへつながり否定 気象庁
(2024年4月18日)
17日夜遅く、豊後水道を震源とする地震があり、愛媛県と高知県で震
度6弱の揺れを観測。気象庁は揺れの強かった地域では今後1週間ほど
は最大震度6弱程度の地震に注意するよう呼びかけている。気象庁によ
ると、愛媛県と高知県で震度6弱以上の揺れを観測したのは、現在の
震度階級が導入された1996年以降初めて。
一方、今回の地震は、南海トラフ巨大地震の想定震源域内で起きた。
想定震源域内でマグニチュード6.8以上の地震が発生するなどした場

合、気象庁は巨大地震との関連性について調査を始めたことなどを示
す「南海トラフ地震臨時情報」を発表するが、今回の地震の規模は6.6
で基準未満だったとし、想定される南海トラフ巨大地震とメカニズム
が異なるなどとして、巨大地震が起きる可能性が急激に高まっている
わけではないという見解を示す。



政府の中央防災会議は、科学的に想定される最大クラスの南海トラフ

地震が発生した際の被害想定を実施している。この被害想定によれば、
南海トラフ巨大地震がひとたび発生すると、静岡県から宮崎県にかけ
ての一部では震度7となる可能性があるほか、それに隣接する周辺の広
い地域では震度6強から6弱の強い揺れになると想定している。また、
関東地方から九州地方にかけての太平洋沿岸の広い地域に10mを超え
る大津波の襲来が想定されている。



沸騰大変動時代(十三)
このブログで「経済成長戦略」の「未来国債(百年債)のパラダイム
として『双頭の狗鷲』(「失われし三十年」の脱却政策案を提示した
ことがあるが、未だに「国債発行」が「悪玉論」が流布されているこ
とにいつか「資本主義問題」論考を掲載したいと考えてきた。

『資本主義問題』
 
 
第1章 マネーの力
  • 1374夜 ハンス・クリストフ・ビンスヴァンガー 『金と魔術』
  • 1367夜 ニーアル・ファーガソン 『マネーの進化史』
  • 1369夜 ゲオルク・ジンメル 『貨幣の哲学』
  • 1370夜 今村仁司 『貨幣とは何だろうか』
  • 1375夜 仲正昌樹 『貨幣空間』
  • 1382夜 ジェイムズ・バカン 『マネーの意味論』
第2章 資本主義の歯車
  • 1676夜 ジェイコブ・ソール 『帳簿の世界史』
  • 729夜 ブライアン・リアマウント 『オークションの社会史』
  • 1133夜 ゲルト・ハルダッハ&ユルゲン・シリング 『市場の書』
  • 1293夜 ジョン・ミクルスウェイト&エイドリアン・ウールドリ
    ッジ 『株式会社』
  • 1108夜 ダニエル・ヤーギン&ジョゼフ・スタニスロー 『市場対
    国家』
  • 1381夜 小林正宏・中林伸一 『通貨で読み解く世界経済』
第3章 君臨する経済学
  • 1336夜 間宮陽介 『市場社会の思想史』
  • 1372夜 ジョン・メイナード・ケインズ 『貨幣論』
  • 1337夜 フリードリヒ・ハイエク 『市場・知識・自由』
  • 1364夜 イマニュエル・ウォーラーステイン 『史的システムとし
    ての資本主義』
  • 1338夜 ミルトン・フリードマン 『資本主義と自由』
  • 1373夜 ロバート・スキデルスキー 『なにがケインズを復活させ
    たのか?』
第4章 グローバル資本主義の蛇行
  • 1358夜 マンフレッド・スティーガー 『グローバリゼーション』
  • 1352夜 スーザン・ストレンジ 『マッド・マネー』
  • 1332夜 ジョージ・ソロス 『グローバル資本主義の危機』
  • 1353夜 金子勝 『反経済学』
  • 1388夜 鈴木謙介 『〈反転〉するグローバリゼーション』
  • 1390夜 パオロ・ヴィルノ 『ポストフォーディズムの資本主義』
  • 1391夜 アレックス・カリニコス 『アンチ資本主義宣言』
『資本主義問題』
第1章 マネーの力
  • 1374夜 ハンス・クリストフ・ビンスヴァンガー 『金と魔術』
  • 1367夜 ニーアル・ファーガソン 『マネーの進化史』
  • 1369夜 ゲオルク・ジンメル 『貨幣の哲学』
  • 1370夜 今村仁司 『貨幣とは何だろうか』
  • 1375夜 仲正昌樹 『貨幣空間』
  • 1382夜 ジェイムズ・バカン 『マネーの意味論』
第2章 資本主義の歯車
  • 1676夜 ジェイコブ・ソール 『帳簿の世界史』
  • 729夜 ブライアン・リアマウント 『オークションの社会史』
  • 1133夜 ゲルト・ハルダッハ&ユルゲン・シリング 『市場の書』
  • 1293夜 ジョン・ミクルスウェイト&エイドリアン・ウールドリ
    ッジ 『株式会社』
  • 1108夜 ダニエル・ヤーギン&ジョゼフ・スタニスロー 『市場対
    国家』
  • 1381夜 小林正宏・中林伸一 『通貨で読み解く世界経済』
第3章 君臨する経済学
  • 1336夜 間宮陽介 『市場社会の思想史』
  • 1372夜 ジョン・メイナード・ケインズ 『貨幣論』
  • 1337夜 フリードリヒ・ハイエク 『市場・知識・自由』
  • 1364夜 イマニュエル・ウォーラーステイン 『史的システムとし
    ての資本主義』
  • 1338夜 ミルトン・フリードマン 『資本主義と自由』
  • 1373夜 ロバート・スキデルスキー 『なにがケインズを復活させ
    たのか?』
第4章 グローバル資本主義の蛇行
  • 1358夜 マンフレッド・スティーガー 『グローバリゼーション』
  • 1352夜 スーザン・ストレンジ 『マッド・マネー』
  • 1332夜 ジョージ・ソロス 『グローバル資本主義の危機』
  • 1353夜 金子勝 『反経済学』
  • 1388夜 鈴木謙介 『〈反転〉するグローバリゼーション』
  • 1390夜 パオロ・ヴィルノ 『ポストフォーディズムの資本主義』
  • 1391夜 アレックス・カリニコス 『アンチ資本主義宣言』


ファウスト伝説とは何か。その魔術に隠されていた錬金術や換金術。
なぜファウストはそんな悪魔と契約をしたのか。ゲーテはファウスト
伝説から、何を取り出したのか。ゲーテが仕込んだ謎はきわめて深く、
問題は近代社会が選択した根本にかかわってくる。そしてそこに、
幣の隠された意味が浮かび上がる(1374夜 ハンス・クリストフ・ビ
ンスヴァンガー 『金と魔術』)。








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