極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

新規スマート再エネ事業 ①

2023年06月30日 | 環境リスク本位制


彦根藩二代当主である井伊直孝公をお寺の門前で手招き雷雨から救
ったと伝えられる"招き猫"と、井伊軍団のシンボルとも言える赤備
え。(戦国時代の軍団編成の一種で、あらゆる武具を朱塗りにした
部隊編のこと)の兜(かぶと)を合体させて生まれたキャラクタ。

【寄せ植え計画 Ⅳ】

   





最上部のペンタスプレミアムは、春から秋まで長期間開花し、暑さ
に負けずによく開花するが、本来は低木状(0.3~1.5m)に育ち、
タネから育てる矮性に改良された品種が小型~中型の鉢物や花壇苗
に普及拡大。原産地は熱帯東アフリカからイエメンで、常緑性,開
花期が長い、耐寒性弱いの特徴。中段のルドベキア・アマリロゴー
ルドは、一年草で、これまでのプレーリーサンよりもひとまわりコ
ンパクトな品種。夏らしい黄色の花と、扱いやすい大きさが特徴(
開花期: 6~11月 草丈: 40~50cm  学名:Rudbeckia hirta キク科
)。下段の斑入りゼラニウムは、葉に模様のあるゼラニウムの一種。
江戸時代後期に輸入され、昭和初期まで「花」よりも「葉」が好ま
れ高値で取引きされるほど人気があるが、日本の高温多湿の気候に
弱く、しだいに栽培が少なくなっていたが、近年アメリカで品種改
良されたものが多く販売されるようになり、日本の気候にあった斑
入りゼラニウムの人気が高まる。フウロソウ科・テンジクアオイ属
で南アフリカ・ケープ地方が原産、常緑性多年草(別名。テンジク
アオイ・モンテジクアオイ)、草丈は20~100cm、開花時期は3~12
月上旬。特に高温多湿に弱い。大規模気候変動時代に入り、北限・
南限が交差する滋賀県「地植え」「鉢植え」にしろ寒さ(雪害・暑
さに弱いのは外さなければいけないが、今年いっぱいで見極めしな
いと焦る。



世界初の「バッテリータンカー」、2026年にデビューへ
日本のPowerX社は、愛媛県今治市で開催されたバリシップ国際海事
展示会において、史上初の「バッテリータンカー」の詳細設計を公
開となる。

     
 
 

【再エネ革命渦論 144: アフターコロナ時代 143】
技術的特異点でエンドレス・サーフィング
  特異点真っ直中  ㉗

ここ数年の科学技術進展に驚く昨今。今日も気になる事例を摘出。


日本経済新聞出版
異次元エネルギーショック 2050年への日本生き残り戦略
著者名:橘川武郎【編著】/平沼光【編著】
【内容説明】
橘川武郎、高村ゆかり、瀬川浩司、平沼光、田辺新一、杉本康太、黒崎
美穂――。 第一人者が集結し、政策を大胆に見直す。 気候変動問題へ
の対応、コロナ禍からの復興、地政学的なエネルギー安全保障への対応
そして、脱炭素経営の必要性など、様々な要素が複雑に絡み合い、我々
はこれまでにない異次元のエネルギー危機に直面しています。国産エネ
ルギーの積極活用、再生可能エネルギー政策の注目点、エネルギー高
騰時代のクリーンエネルギー技術、住宅・建築分野での徹底した省エネ、
投資家・金融家視点でのエネルギー政策など、各分野の第一人者が大
胆な改革を提示。
目次
第1章 ウクライナ危機の最大の教訓――エネルギー自給率の向上(橘
 川武郎)
第2章 再生可能エネルギー政策の三つの注目点(高村ゆかり)
第3章 エネルギー高騰時代のクリーンエネルギー技術を見極めよ(瀬
    川浩司)
第4章 エネルギーとのセクターカップリングでEV普及を(平沼光)
第5章 生き残りのカギは「徹底した省エネ」(田辺新一)
第6章 日本の電力市場の設計――これまでとこれから(杉本康太)
第7章 エネルギーショックに対峙する投資家の視点(黒崎美穂)
第8章 メッセージ 日本の生き残る道(共同執筆)


First ever beaming of orbital solar power


赤外偏光を分離・結像するメタレンズ作製 赤外線を分離する
熱輻射に隠された偏光情報を可視化するメタレンズを実現
6月29日、東京農工大学とタムロンは,メタサーフェスを利用して,熱放射
に対応する波長の赤外線を制御し,偏光方向ごとに分離して結像させる
メタレンズを製作することに成功。 【概要】 波長7~14μmの長波長赤外線
は,サーモグラフィに利用されている。発光を見ているので照明光が不要
で,夜間の人体検出などに応用されている。また,光が持っている偏光情
報を解析すると,滑らかな表面を検知することができる。そのため,長波
長赤外線で偏光情報を可視化できれば,夜間無照明での人体検知や車
両検知への応用が期待される。通常,このような測定には,イメージセン
サの各画素に方向の異なる偏光子を配置した偏光イメージセンサが用い
られる。しかし,偏光イメージセンサは高コストで,偏光子が入射光の半分
を吸収・反射するので効率が下がってしまう。これは,イメージセンサの高
感度化が求められる長波長赤外線において特に大きな課題だった。 これ
に対し研究グループではメタレンズを利用し,偏光を吸収するのではなく
分離することで,長波長赤外線においても高効率な検出が,既存のレン
ズを交換するだけで簡単に実現できるのではないかと着想した。 今回,
単結晶シリコン基板上に,長方形断面を有する柱構造をメタアトムとして
数千万本配置した偏光分離メタレンズを設計・製作した。これは直交する
2つの方向の偏光成分を,それぞれ別の場所に結像させることができる。
スーパーコンピュータ上での電磁場解析によって,設計通りの動作ができ
ることを確認した。電子線描画装置,反応性イオンエッチング装置を用い
てこのレンズを実際に製作し,はんだごてや右手のような対象を2つに分
離して結像することを確認した。また,電車のおもちゃに長波長赤外線を
照射すると,窓部分において偏光方向によって異なる反射率が得られる
ことを可視化した。今回のメタレンズは波長10μm(周波数約30THz,温度
約27℃に対応)で設計されたものだが,この研究成果はシリコン柱の導波
路効果に基づいており,非共鳴型であるため,複数の波長に対応させるこ
とが期待されるという。 研究グループは,熱輻射の持つブロードな波長帯
域を広くカバーするレンズやカメラの実現によって,熱輻射の制御やセン
シングへの応用が期待されるとしている。



図5 (a) メタレンズで撮像した偏光分離画像による偏光情報の可視化。
電車模型の窓部に反射率の違いが見え る。 (b)実験の様子。ホットプレ
ートからの赤外線が模型で反射し、メタレンズを搭載したカメラで観察し
て いる。
【展望】
今回のメタレンズは波長10μm(周波数約30テラヘルツ、温度約27℃に対
応  )で設計されたものですが、本研究成果はシリコン柱の導波路効果に
基づいており、非共鳴型であるため、複数の波長に対応させることを期待。
熱輻射の持つブロードな波長帯域を広くカバーするレンズやカメラの実現
によって、熱輻射の制御やセンシングへの応用が期待される。
【関連論文】
論文タイトル: Linear polarization-separating metalens at long-wavelength
         infrared DOI:
         https://doi.org/10.1364/OE.492918

  森を守る最新システム開発 ⑤
仮に環境条件の気温を主要因として平均気温1℃上昇した場合、日本
の森林の成長に伴う、全植林重量及び体積は変化(増加)するのだろう
かと鬱蒼とした河川敷の間食する雑木林をみて考える。



特別企画|小規模再エネ発電をコアに独自な地域活性化に取り組む
花粉症対策で全国のスギを大量伐採
間伐材が木質バイオ発電特需を生む

本年4月、岸田首相は花粉症対策の関係閣僚会議を開き、花粉症の根源
“スギ"の伐採を今後10年間全国で進める。伐採によって大量の間伐材が
発生する。その受け皿として、最注目されるのが木質バイオマス発電。ゼ
ロカーボンシティ宣言した自治体にとっては、手立てがなかった推進策に
光明を得た。 閣僚会議でスギ伐採加速を指示  本年4月、政府は首相
官邸で花粉症対策を議論する初の関係閣僚会議を関いた。岸田文雄首
相は、花粉症は我が国の社会問題と位置づけ、スギ伐採の加速化を柱
に今後10年間に向けた政府の対策を取りまとめるよう閣僚らに指示した。  
3本柱として、スギ伐採などの発生源対策、人工知能(AI)を活用した予
測の充実、治療法の普及を挙げ、6月に決定する「経済財政運営と改革
の基本方針(骨太の方針)」に反映させる方針。 花粉症は、これまで長い
間各省庁で取組が行われてきたが、いまだ多くの国民を悩ませ続けてい
る。

この問題に対処するためには、関係省庁の縦割りを排し、様々な対策を
効果的に組み合わせて実行していくことが重要とした。  会議は松野官
房長官がトップを務め、人工林の約7割がスギ・ヒノキ林 花粉症の約70
%はスギ花粉症だと推察されている。日本の国土に占めるス構成員は農
林水産省、環境省、文部科学省、厚生労働省、経済産業省、国土交通省
の各大臣が参加する。スギ林の面積は広大で、全国の森林の18%、国土
の12%を占める。  日本では、戦時中や戦後の過度な伐採により荒廃し
た山地の復旧や高度経済成長期における木材需要の増大など、木材と
して好まれ、成長が早く、日本の自然環境に広く適応できるスギ・ヒノキの
造林を推進してきた。  現在、日本の国土面積(3,779万ha)の約70%を占
める森林(2,505万ha)のうち、国民の生活圏を取り巻いている人工林面積
は1,020万haで、森林面積全体の約40%にも及ぶ。そのうち、スギ・ヒノキ
林が約70%を占めている。面積ベースで 人工林の半分が50年生を越え
て成熟し、利用期を迎えている。 1県で毎年900万本のスギ伐採が必
要 林野庁のデータによると、人工林1ha当たり、約3,000本のスギ・ヒノキ
森林面積に占めるスギ・ヒノキ人工林の割合の苗木が植えられ、除伐、
間伐を経て、成長すると500~600本になる。 今後10年間で、伐採すべき
スギ・ヒノキ(成木と間伐木)は、全国で40億本以上にも達する計算になる
。この本数のスギ・ヒノキを10年かけて伐採するには、45都府県(北海道
縄はスギ・ヒノキ 林がほとんどない)1県当たりに換算すると、年間900万
本、毎日2~3万本ものスギ・ヒノキを、10年間にわたり伐採し続けなけれ
ばならないことになる

衰退した林業の窮地を教えるか  
しかし、現状の林業・木材産業は、この豊富な資源を有効活用する、受け
皿となる市場が存在しないのが実情である。 2020年の林業経営体数は
約3.4万経営体で、2005年の約20万経営体から大幅に減少。林業従事者
4.4万人であり、森林保有面積10ha未満が林家数の約9割を占めるな
ど、小規模、零細である。国は、森林・林業・木材産業の復興に向け、新た
なまちづくりに向けた木材の活用、エネルギー安定供給に向けた木質バ
イオマスの活用などに取り組んでいるが、目覚ましい成果に至っていない。
 林業が衰退する我が国にあって、花粉症対策のスギ伐採を、林業復興
の窮地脱出の恵みの雨にしない手はない。

地方公共団体の説炭素化に弾み
さらに国が縦割り行政を崩してまで取り組む花粉症対策の“スギ伐採"は
ゼロカーボンシティを表明した自治体にとっても朗報だ。
 2050年二酸化炭素排出実質ゼロを表明した自治体は(2023年3月31日
時点)、東京都・京都市・横浜市を始めとする934自治体(46都道府県、531
市、21特別区、290町、46村)にのぼる。  しかし、表明はしたものの有効
な実施策が見当たらない自治体がほとんど。環境省は、モデルケースに
なる自治体づくりに必死だったが、具体的な実行計画を見いだせない状
況に窮迫していた。CO2などの温室効果ガスの実質排出量ゼロを達成す
るために人為的な発生源による排出量と森林等の吸収源による除去量
との間の均衡を達成することを掲げており、花粉症対策によるスギ伐採
が自治体の脱炭素化の切り札的存在として原動力になりえる。

製材後の廃材ぱ燃料"資源 
経度省としても、エネルギー新ミックス改定では、2030年度の温室効果ガ
ス46%削減に向けて、バイオマス発電を5%程度80GW(2020年時点で
2.9%)と設定している。再エネのFITを活用した木質バイオマス発電施設
が各地で稼働し、地塗地酒の地域経済への効果も期待している。 バイ
オマス発電では、 国産木質ペレットなどを活用することを優先したいが燃
料の安定供給が難しく、安価なことから輸入燃料に頼っているケースが
多い。大手商社が進めているの東南アジアや北米などで森林を伐採して
製造 (イメージ写真) した燃料を大量に輸入して、火力発電所で燃やすバ
イオマス発電が主流だ。 しかし、国策としてスギ伐採が全国で造めば、全
国の多くの自治体では、大量に発生するスギ廃材を、ゴミとして処分する
こともできないことから、より賢明な活用方法を整備・構築し、対処しなけ
ればならない。  再エネの地産地酒目的で小規模木質バイオマス発電の
導入が進めば、分散型エネルギー社会の実現に向けても一歩前進する。
災害時の電力確保という視点だけでなく、エネルギーの効率的活用や地
域活性化等の意義もある。比較的小規模で、かつ様々な地域事情に対
応しやすい小規模な木質バイオマス発電は、過疎地の電力自給にもなる
ので、系統負荷の軽減にもつながってくる。

林業の整備で地元雇用も促進ヘ 
  スギ伐採で発生する廃材は、間伐、収穫の伐採で発生する枝・葉・伐根・
梢端などだけではない。苗木を植える前に取り除いた雑草、植栽後の下
草刈り、余分に生えた潅木、除伐、枝打ち等、廃材の種類は様々あり膨
大な量になる。製材の作業工程でも、さまざまな種類類と形状のものが
排出される。主なものとしては、はく皮工程で生じる“樹皮"、ひき材工程
で発生する“のこ屑"および“背板(丸太外周を含む部分)"、かんな仕上げ
によって生じる“プレーナ屑"などである。  背板や端材はチップに加工さ
れた後、主に製紙原料として利用され、のこ屑と樹皮の一部は,家畜敷料
として提供されている。樹皮の主な利用用途は、堆肥および土壌改良材
原料である。 捨ててしまうような木材でも、細かく粉砕加工することで、貴
重なエネルギー資源や資料になる。

発電事業としては多難な木質バイオマス発電だが 
木質バイオマス発電は、エネルギー自給率の向上、災害時等におけるレ
ジリエンスの向上、我が国の森林整備・林業活性化等の役割を担い、地
域の経済・雇用への波及効果が大きい等の多様な価値を有する電源で
ある。 しかし、木質バイオマス発電の運営コストの7割を占める木質バイ
オ燃料費の高騰に加え、木質バイオ燃料の安定供給、持続可能確保が
乏しいことから、太陽光や風力発電に比べ、普及に至ってない。 農林水
産省及び経済産業省は、木質バイオ燃料の供給元としての森林の持続
可能性の確保と木質バイオ発電の発電事業としての自立化を両立させ
るため、課題解決に向けた方策を官民連携により検討するための場とし
て「林業・木質バイオマス発電の成長産業化に向け た研究会」を令和2
年に間催している。


小規模な木質バイオマス発電に期待
今後、日本各地の山間部で進むスギ伐採は、2050年ゼロカーボンシティ
(二酸化炭素実質排出ゼロ)を表明している自治体にとっては、森林由来
の未利用資源エネルギーとして最大限に利用するチャンスでもある。  
それは、同時に資源の収集や運搬、バイオマスエネルギー供給施設や
利用施設の管理・運営など、新しい産業と雇用が創られ、山村地域の活
性化にもつながる。 そのためには、自治体の規模や立地、財政等に合
致した、独自のゼロカーボンシティ化実行プランを描かねばならない。 小
規模な木質バイオマス発電は、より地域の実情に即した地域主導の取組
として取り組みやすく、地域に賦存する資源の最大限の活用と、それに伴
う地域利用の観点からも重要である。廃熱を活用し、ハウス栽培や養殖
等の新たな産業への取組みによる農山村の活性化 や防災など、多様な
効果が期待できる。  反面、ゼロカーボンシティを表明した自治体では、
スギ伐採に関わる様々な産業、作業を自治体内で担える受け皿を整えな
ければならない。  

 スギ伐採のための林業産業の補強、林業専用道、作業道の整備に加え
て、木質ボイラーや木質ペレットの製造施設の整備、未利用間伐材等の
収集・運搬の効率化に資する機材等の整備は容易でない。 しかし、「花
粉症対策/スギ伐採」が重点国策となったことで、農林水産省以外の省
庁からの補助も期待できる。脱炭素化、再エネ導入、産業振興、地元人
材の雇用促進等、財源が乏しい自治体にとっては高いハードルであった
が、スギ伐採から広がる林業の活性化、木 質バイオマス発電と周辺産業
の振興に現実昧が出てくる。                         ●
via 環境ビジネス 2023年夏号
 

   
【最新光触媒特許技術】
今回は、システムをリサーチする

1.特開2023-035949 水素製造装置および水素製造方法
【要約】 図1のごとく、補助電極106は、Na2[FeII(ox)3]を黒鉛と混合し、こ
れを集電極に塗布する。正電極107は、プルシアンブルーを黒鉛と混合し、
これを集電極に塗布する。負電極108は、電解還元用のものを使用する。
セパレータ119は、陽イオン交換膜である。電解液104は、炭酸ナトリウ
ムあるいは炭酸水素ナトリウム水溶液を用いる。補助電極の電解液105
は、シュウ酸ナトリウムを用いる。負電極は電極端子202bと電極端子
202a間に可変直流電源112aが接続されている。スイッチ回路115aが
オンすることにより負電極と正電極間に電流が流れ、水素が発生する。
負電極で発生した水素(H2)は、気体収集器109で収集され、配管110
を通して、気体貯蔵器120に集められることで、素製造時に二酸化酸素
が発生せず、環境に優しく、低消費電力で水素を製造することができる装
置および方法を提供する。

【図1】本発明の水素製造装置の構成図および水素製造方法の説明図
【符号番号】101 コントロール回路 102 容器 103 攪拌ファン 104 電
解液 105 電解液 106 補助電極 107 正電極 108 負電極 109 気体
収集器 110 配管 111 電解液循環器 112 可変直流電源 114 電極電
圧制御回路 115 スイッチ回路 116 スイッチ回路 117 光発生装置 118
光 119 セパレータ 120 気体貯蔵器 121 塩橋 122 光発生制御回路
201 水素発生器(水素発生装置) 202 端子電極 203 水素取出し穴
301 反射板 302 導光板 303 拡散板 401 印加電流(電圧)制御装置
403 ポンプ 404 フィルタ 405 電磁弁 407 液体タンク 408 気体分離
タンク 409 レベル検出器 410 ドライヤー 411 気体流量計 501 水素
発生ユニット 502 集光レンズ 503 光ファイバー 504 光透過窓 505
負荷 506 空洞 507 流入穴 508 流出穴 509 光拡散材 510 ヒータ

【発明の効果】 本発明は、水素製造時に二酸化酸素が発生しない。また、
水素分離時の印加電圧が小さいため、環境に優しく、低消費電力で水素
を製造することができる。 水の電気分解において、正電極で水を酸化す
る(酸素発生)代わりに鉄(II)錯体を酸化する。これにより、水素発生の
印加電圧を従来の約1/2にできる。

2.特開2021-178754 水素供給システム
【要約】図1Aのごとく、エチリジンを含むカーボン電極と、亜鉛、アルミ、マ
グネシウムを含む典型金属または銅を含む遷移金属から選ばれる金属
極とを組み合せ、金属極をイオン化しうる電解液中で電解液から水素ガ
スを発生させることを特徴とする水素ガス供給システム。下式のように、
エチリジンを含むカーボン電極と金属電極とをアルカリ又は酸性電解液
中で接触又は対向させ、エチリジンの作用により水を分解して水素ガス
を発生させる  

           CH3C+O→CH3CO++e--、2H++2e-→H2

 エチリジンを含むカーボン電極を利用して水素ガスを形成するシステム
を提供する。



【発明の効果】 本発明によれば、カーボン電極中の、層状に分離した膨
化したグラファイト層は、カルビンラジカルの代表であるエチリジンを含み
、水中で銅電極を対極として使用すると、最初はカーボン電極側からの静
かな水素の発生で始まるが(図2A)、カーボン電極はエチリジンを水中に
放出するので、対極にある銅電極と接触すると激しく水分解を開始し、水
素を含む気体を生成することが見出される(図2B)。その結果、カーボン
電極からの電解液中へのエチリジン滲出と金属電極からの金属イオンの
形成が水素ガス発生に次のように関与していると考えられる。エチリジン
CH3Cは水中で酸素と反応し、 CH3C+O→CH3CO++e-となり、
H2Oとの反応では:CH3CO++e- +H2O→CH3COOH+H2↑により、
酢酸CH3COOHを形成するとともに水素ガスH2を発生すると思われる。
また、金属は水中でエチリジンと反応し、 CH3C+Me→CH3CMe++e-
となり、 H2Oとの反応:CH3CMe++e- +H2O→CH3COMe+H2↑に
より、酢酸CH3COMeを形成するとともに水素ガスH2を発生すると思わ
れる。

そして、中間体CH3CO+やCH3CMe+は金属電極の金属イオンの形成
により電子を受けて還元され、中間体を介してエチリジンに還元され、金
属がイオンとして消失するまでこの反応が繰り返されると思われる。 他方
エチリジンを含むカーボン電極内でのナノ空間での次の現象も関与する
ものと思われる(図8)。 金属イオンMe+はグラファイト層間化合物のナノ
空間に侵入すると、グラファイト層 に付着して対極との接触電位差により
マイクロセルを構成するが、その起電力はマイクロセルに隣接するグラ
ファイト層間隔のマイクロキャパシタに蓄積されることになる。この起電力
でナノ空間ではマイクロセルが水素ガスを発生させると、微小容量Vのナ
ノ空間では圧力が急激に高まる結果、ナノ空間での温度は急激に高まり
、PV=nRTの気体状態方程式より沸騰現象が生ずることになる。本件
水素供給システムにおいて、電解槽が沸騰する原因はここにあると考え
られる。また、マイクロキャパシタでは蓄電容量が大きくなると金属を電
界蒸発させ、隣接するグラファイト層に移動付着させ、マイクロセルが移
動する結果を招来すると思われる。カーボン電極での水素発生位置が順
次変化する現象の原因と思われる。 【0011】 本発明で用いるカーボン
電極はグラファイト材料から製造されるのが好ましい。グラファイトは高
温下で急激に熱分解し、その分解に伴う生成物のガス化圧力でグラファ
イト層間を層面(六角網平面)に垂直な方向に膨化させて嵩高い膨張グ
ラファイトとなるからである。また、カーボン電極はエチリジンの作用する
正極又は空気極として使用される層間化合物であると、金属イオンは層
間化合物中に侵入して対極となるカーボン層との間に接触電位差の違い
からマイクロセルを構成し、それに隣接するカーボン層との間にマイクロ
キャパシタを形成するものと思われる(図8)。 【0012】 カーボン電極は
均一に層間隔が拡張された膨張させると、層間化合物のイオン挿入容
量を大きくすることができ、電池容量を大きくするので好ましい。 本発明
では、CH3C+O→CH3CO++e- →CH3COO-+H2↑のエチリジン
による水素ガスの形成だけでなく、カーボン電極内でのナノ空間での次
の現象が関与するものと思われる。金属イオンMe+はグラファイト層間
化合物のナノ空間に侵入すると、グラファイト層に付着して対極との接触
電位差によりマイクロセルを構成する。その起電力はマイクロセルに隣
接するグラファイト層間隔のマイクロキャパシタに蓄積されることになるが
、この起電力でナノ空間ではマイクロセルが水素ガスを発生させると、微
小容量Vのナノ空間では圧力が急激に高まる結果、ナノ空間での温度は
急激に高まり、沸騰現象が生ずることになる。発熱の原因はここにあると
考えられる。また、マイクロキャパシタでは蓄電容量が大きくなると金属を
電界蒸発させ、隣接するグラファイト層に移動付着させ、マイクロセルが
移動する結果を招来すると思われる。
※光触媒の特性をナノ・サブナノレベルで可視化することで、あるいは、
波長(電磁波)を最適化することで、さらには、触媒構成材質を持続可能
技術レベルに最適化することで飛躍するものがあることを学ぶ。書ききれ
ない。                                 この項つづく

 風蕭々と碧いの時代


John Lennon Imagine

● 今夜の寸評:(いまを一声に託す) ベッドで俺は死なねいぞ。

サブウェイ特急
作詞 松本隆
作曲 矢沢永吉


 


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