各務原市の南西部に三井山(標高108.8m)があります、その昔お城が有った事を
知る人は少ない、
今回はそんな三井山の紹介をします。
三井城は室町時代に領主であった三井弥一郎が在地支配の根拠として築城したもの
といわれております。
この三井城は戦国時代の始め尾張の織田信秀に1548年に攻め落とされたと伝え
られております。
曲輪が463年経過した現在も現存しています、当時極めて重要な存在であったと推察
されます。
山の全景です、以前は左の方向は隣の山と繋がっていましたが、新幹線や名神高速の
盛土に利用する土取場となり、その跡地は市の工業団地となっています。
登山には一部舗装道路があります、これはこの山の上にタンクがあるためその管理
の為の道路で現在は未完成です。
長い階段がありますが手すりも壊れ殆ど使用されていない様です。
中腹に展望台が有ります、360度の展望が開けています。
西方には岐阜市、遠くは伊吹山が眺められます。
伊吹山(冬の伊吹山はとても綺麗です)
岐阜市内を望む、中央は43階建スカイタワーです。
金華山と岐阜城です
休憩所
頂上にある御井神社奥之宮
頂上から名古屋方面を望む、名古屋駅前のビルがすぐ近くに見えます。
第一曲輪。第二曲輪
麓にある三井神社
皆様も一度足を運ばれては如何ですか。