最近の現場の様子です。
則武の現場ではやっとソトン壁の工事が始まりました。台風やら雨やらで工期が延び延びになりやっとです。チョット小さめの家ですがソトン壁を塗って戸箱などをつけると「オッ!」と思える外観になります。楽しみです。
内部は和紙貼り出の仕上げです。今日久々に高知の和紙屋さんに電話したらいつものおじさんが「久しぶり」といってっくれたのが嬉しくて。
そして大垣の平屋(もどき)の現場がスタートしました。平屋もどきとは、平屋のように見えますが、登録は2階建てというたてものです。
道路と平行でない本体と、平行にした大き目のポーチで構成されている建物です。だから墨だしが大変。
何度もトランシットを据え変えて、角度を振ったり確認したりで通常3時間程度で済む位置出しが一日がかりに。
そして
岐阜市内の私がお世話になっている建築家のお宅の改修工事の下見に行って来ました。
本当にいい建物で、何とか原型を保ちたいと建築家と私たち(と言っても知恵を絞っているのは建築家ですが・・)で試行錯誤中。
あと計画や改修の現場の準備等をボチボチとしています。
そして・・実は今月の中ころ10日ほどサボって建築を見てきました。
コルビュジエさんの建築です。
写真はパリのブラジル学生会館です。今回の建築を見てきたお話は別のブログで書こうと思いますのでここでは要点だけ。
最近シンプルデザインとかシンプルな家とか言われていますよね。
ずっとその言葉を聴きながら「なんか変だな。」と思ってきました。というのも、真四角なかちや、何もないこと つまりスッキリをシンプルといっているような気がしたからです。
やっぱり違っていました。シンプルは形や見た目ではないと思います。
シンプル=突き詰めること と理解しました。
その空間で感じることを突き詰める。その空間の過ごし方を突き詰める。するとこのデザインになる。そしてその部屋に入った人は迷わずに意図したことを感じる。(何言っているかわかりませんよね)
こんなことをtamagogumi.comのブログでボチボチとお話して行こうと思います。
今日はここまでです。