岐阜の現場で、地盤改良が始まりました。
地盤を筒状に掘り進み、セメントミルク(牛のじゃないですよ)と土がスラリー状になるように混ぜてつくる筒状の地盤改良です。
スラリー状というのは、簡単に言えばホットケーキのタネのような状態ですね。
私の監理の内容は、職人さんが持っている図面が最新で正しいかの確認。位置の確認。杭の頭の高さの支持、そして、数本施工するのを見ていて問題ないかの確認。ついでに、お隣とかに大量にホコリを散らさないかの確認です。
その後、岐阜の町屋タイプの家で電気屋さん設備屋さんとの打ち合わせ、 事務所でプレカット屋さんとの打ち合わせ、夕方はお客様と金融機関に。
と、書くと、むちゃくちゃ忙しそうに感じるようですね。今日もお客様から「むちゃくちゃ忙しそうですね」なんていわれてしまいました。恥ずかしい限りです。
実はそうでもないんですよ。
よ~く内容を見てください。地盤改良工事は見ているだけです。私が重機に乗っているわけじゃありません。
設備屋さん、電気屋さんとはもうすでに図面があり、その図面どおり行かないところを、現場で検討するだけです。
プレカットの打ち合わせも先方が図面を作ってきていますし、内容をすべて説明されますので、それが間違っていないか、意匠を崩すことがないかをチェックするだけです。
そう、誰でもできるようなことしかしていません。もしちょっと違いがあるとしたら、家づくりの興味が人より高いことでしょう。
打ち合わせをしながら、仕上がりを予想して、改良点がないか検討したり、 業者さんに新しい工法や材料をしつこく聞き出し、「いくらでやってくれる??」といやらしく交渉したり、そんなことでしょうか。
貴方のことを、一度ブログにしてみてください。きっとすごい仕事量や打ち合わせの数になるはずです。そして思うはずです。 ああ、いては忙しくないって。