気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

ゆるキャン△の聖地を行く16 その7  楽しいゆるキャン△世界

2021年05月19日 | ゆるキャン△

 静岡パルコのゆるキャン△展でのアニメ原画はいずれもよく知っているシーン、親しまれているシーンばかりでした。上図は1期ラストのクリスマスキャンプでの記念撮影の場面です。鳥羽美波先生と各務原桜は、この時が初対面になるのではなかったかな・・・。

 

 「なでしこは私が預かった」「返してほしくば私の言うとおり旅を続けるのだ!」のシーン。

 

 いやー、けっこう楽しめますね。アニメの原画も。原作コミックに忠実な描画タッチなのも、なかなか面白いです。

 

 この種の展示企画には必ず置かれている志摩リンのビーノですが、実際にはアニメ作中のビーノは旧型なので、上図のリニューアル後の新型とは異なります。実写ドラマのほうではこの新型が撮影に使われていたそうですが、今回の展示はアニメのほうなので、やっぱり新型ビーノはちょっと違和感があります。

 

 キャンプ用品もいちおう展示されていますが、背景画がキャンプ場ではなくて西伊豆スカイラインになっているのもミスマッチでした。普通に浩庵キャンプ場とか麓キャンプ場の画像にすれば良かったのでは・・・。

 

 キャンプチェアも、志摩リンのそれとは異なります。実物は入手困難になっているそうですから、代替品で間に合わせたのでしょう。

 そういえば、ゆるキャン△ブーム黎明期の企画展示の最初を飾った叡山電車のコラボキャンペーンの展示でも、作中の品々と完全に一致する実物を揃えて再現した例を見ませんでした。ビーノはバッチリ旧型、キャンプチェアもテントもバッチリ一致していたのですが、寝袋が違いましたしね・・・。

 

 高ボッチ高原、まだ行っておりませんので、出来れば今年中には訪ねてみたいと思います。夏に信州松本あたりをベースにしてレンタカーで霧ヶ峰再訪とセットで巡礼してみようかな、と考えています。

 

 志摩リンの祖父、新城さんの最高にカッコイイビジュアル。こういう風に年をとりたいものですが、顔も体格も全然決まらない私には無理ですね・・・。第一、実際にこんなにカッコイイ老人って、あんまり見かけません・・・。

 

 これは「二人のキャンプ、二人の景色」の合成シーンでしたね。良き、です。

 

 見学時間を30分に制限されていましたが、一つ一つじっくりと見たにもかかわらず、時間オーバーには至りませんでした。全体の展示数が30分以内で見られる程度に抑えてあったのでしょう。

 

 このキービジュアルも良いですね。中学時代の浜松コンビ、土岐綾乃と各務原なでしこですが、なでしこは浜名湖ぐるぐる特訓の後の痩せた姿になっています。

 

 これは身延山奥之院の富士山展望所ですね。鳥羽美波先生と犬山あかりの珍しい組み合わせですが、知らない人が見たら普通に親子に見えるのでは・・・?
 今回の巡礼行では、静岡での企画展示巡りの翌日に身延山奥之院へ登り、上図のビジュアルの地点に行きましたので、このパネルも味わいがありました。

 

 伊豆キャンプ編は上図のように半島のデフォルメ模型も展示しての本格的な構成になっていました。

 

 静岡県観光当局としては、この企画展示において特に伊豆半島への聖地巡礼をアピールしたい意向があるのでしょうか。作中の登場スポットを回れば、ほぼ伊豆半島一巡のコースになって宿泊が必須となりますから、観光振興促進の観点からすれば、伊豆キャンプ編は格好の素材であるのでしょう。

 

 この範囲に堂ヶ島、戸田港、達磨山高原の三大スポットがあります。今回の巡礼行とセットで伊豆方面にも行ってこの範囲を回る計画でしたが、GW期間中の天候が不安定なために断念し、計画を分割してGW期間後のタイミングで伊豆への再訪を検討し、ほぼその通りに実施しました。
 その経緯については今回の巡礼行のレポートの後に続けて述べる予定ですが、拙ブログの画像および文字データ使用容量が満杯に近づいているため、新たに準備中の後継ブログのほうで6月ぐらいから伊豆再訪以降の巡礼レポートを綴ることになるだろう、と思います。  (続く)

 


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聖グロリアーナ女学院 モーリス軽装甲車 完成です!!

2021年05月18日 | ガルパン模型制作記

 組み立てを終えた状態で、四か月あまり保管したのち、暖かくなってきた4月の晴天日に、他のキット2点と一緒にまとめて塗装しました。カラーは上掲の劇中車にあわせてグレー系統とし、ミスターカラー37番のRLM75グレーバイオレットと337番グレイッシュブルーFS35237と52番フィールドグレー(2)を等量ずつ混ぜたものを吹き付け塗装しました。

 

 タイヤゴム部分は137番タイヤブラック、ホイールは車体色より暗めにしたグレーで塗りました。

 

 前照灯の内部を8番シルバーで塗り、クリアパーツのレンズを付けました。

 

 背面の予備タイヤを塗りました。

 

 唯一の車外装備品であるシャベルは、劇中車では車体色と同じカラーになっていますので、そのままにして塗り分けはしませんでした。

 

 戦車道試合の観戦に必要あるのか・・・?と思ってしまう機関銃は28番の黒鉄色で塗りました。

 

 機関銃を小砲塔にセットしました。これは中に置いただけで接着しませんので、取り外すことも出来ます。

 

 背面左右のバックランプは色が不明なので塗らないままにしました。 

 

 斜めからの側面観です。偵察車というより小型の装甲車のような重量感ある姿です。軽装甲車の呼称が合っています。

 

 小砲塔から突き出される 7.7ミリブレン軽機関銃が唯一の武装にみえますが、実際にはほかに13ミリボーイズ対戦車ライフルも備えており、軽戦車クラスであれば対抗出来たそうです。ちなみに今回のキットには13ミリボーイズ対戦車ライフルのパーツは入っていませんでした。

 

 斜め後ろからの図です。キットには後部の各種積載品のパーツが幾つか含まれていましたが、劇中車に合わせて作りましたので、それらのパーツは不要となりました。

 

 実車は3人乗りで、中央に操縦手、右側の小砲塔には機銃手、左側には無線手がついて横に並んで座ったそうです。ガルパンではダージリンとオレンジペコの二人だけで乗ってきたようですので、空間的には余裕があったことでしょう。

 

 以上で、聖グロリアーナ女学院チームのモーリス軽装甲車が完成しました。製作期間は2020年11月12日から11月19日までと4月17日の計8日間でした。組み立てに一週間、塗装に1日かかりました。

 今回はサークルの先輩より安価で買い受けたアキュレイトアーマーのガレージキット製品を使用しました。この車輌はプラモデルでは出ていないからです。そして私のガルパン車輌製作におけるガレージキット製品の第1号となりました。
 ガレージキットそのものは以前に艦船模型を作っていた頃に幾つか手掛けた経験がありますが、AFVの品は今回が初めてでした。艦船と違って細かいパーツが余りないため、製作そのものは簡単でした。不良パーツもありましたが、プラ板で補完出来る程度でした。

 ガルパン車輌では他にも1/35スケールのプラモデルが出ていない車輌が幾つかあり、そのうちの数例はガレージキットが出ています。全てが海外の製品なので入手が容易でなく、今回の品のようにサークルの先輩より安価で買い受ける形でやっと手に入るケースも少なくないと思います。
 なので、個人的にはあまりガレージキット品にはタッチする気が起こりませんが、たまたまサークルの先輩より今回の品を含む2点を譲っていただいたので、この機会にAFVのガレージキット制作を体験してみた次第です。

 


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ゆるキャン△の聖地を行く16 その6  ゆるキャン△展へ

2021年05月17日 | ゆるキャン△

 タミヤコーナーのAFV製品展示です。1/35スケールのMMシリーズがメインになっています。

 

 複数の車輌を組み合わせた迫力あるジオラマも展示されています。国籍マークが英軍のそれなので、英軍の戦車部隊だなと気付き、各戦車をよく見たらクルセイダーやバレンタインなどでした。

 

 さらにこのM3スチュアートが、ガルパンのコミック「リボンの武者」にも登場しています。私も先月にサンダース大付属高校選抜のアリサ搭乗車として作ったばかりでした。

 

 新製品らしい、ファントム戦闘機のキットのパーツ全部の展示がありました。タミヤコーナーが展示室のラストになっていましたので、このファントムの展示がラストでありました。
 静岡ホビースクエアの公式サイトはこちら

 

 外に出て、静岡駅のコンコースに戻り、静岡パルコへのルートを再びたどりましたが、まだ30分ほどの余裕がありました。

 

 そこでもう1軒、Bプランの第2目的地に立ち寄ることにしました。静岡パルコの斜め向かいにあります。

 

 上図の駿河屋さんの静岡本店です。通販でも買取でもよくお世話になっている駿河屋さんの本店ですから、立ち寄らないわけにはいきません。中古プラモデルも豊富に扱っているので、一通り見てまわりました。ですが、欲しいキットが見当たりませんでした。

 

 時計を見て、そろそろだな、と気付き、静岡パルコに再び向かいました。

 

 今度は待機行列の指定時間帯が整理券通りなので、数分ほど待っただけで中に入ることが出来ました。

 

 入り口からの通路コーナーはアニメ原画の展示がメインのようでした。この静岡会場はさきに行われた東京会場の半分ぐらいの規模だと聞いていましたが、展示品はほぼ同じであったそうでした。

 

 ああ、アニメ1期の第1話のシーンですね。各務原なでしこと志摩リンが初めて会った日の・・・。なんか懐かしいですね。

 

 車に乗る各務原姉妹。これは富士山麓朝霧高原の麓キャンプ場へ向かうシーンだったかな・・・?

 

 「ぶちょう!!」のシーンです。これ個人的には大変気に入っております。

 

 「ダメに決まってるでしょ」と桜さんのヘッドロックが炸裂しています。このシーンも好きだなあ・・・。

 

 鳥羽美波先生、野クルの顧問に決定!・・・さらに四尾連湖キャンプで会った酔っ払いお姉さんと判明!・・・のシーンですね。  (続く)

 


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ゆるキャン△の聖地を行く16 その5  楽しい模型の聖地

2021年05月16日 | ゆるキャン△

 ウッディジョーのコーナーの展示品です。城郭や寺院の木造模型が並びます。個人的には憧れのひとつで、いま楽しんでいるガルパン戦車プラモデルの製作が一段落したら、こういう木製の建築模型を出来ればやってみたいな、という気持があります。問題は費用ですね・・・。

 

 ああ、私の家だな・・・。  (お前は織田信長か)

 

 これは以前の私の家だな・・・。  (お前は藤原頼通か)

 

 もっと昔の私の家だな・・・。  (お前は聖徳太子か)

 

 ほう、駿府城の天守閣とな・・・。江戸城の天守閣よりも立派に見えますね・・・。こういうの作ってみたいけれど、置く場所が無い・・・。

 

 こちらはハセガワのコーナーです。艦船模型がメインで展示されているので、このメーカーはもともとは艦船模型から出発して発展してきたのでしょうか。

 

 おお、帝国海軍阿賀野級軽巡洋艦が4隻とも揃っている・・・。阿賀野、能代、矢矧、酒匂、ですな。

 

 そのうちの矢矧。実にカッコイイですな。ハセガワはこういうキットを出していたのか・・・。知らなかった。

 

 対空兵装増設後の状態が再現されています。・・・ということは、天一号作戦の最終状態の姿ですか・・・。

 

 バンダイのコーナーはガンプラがメインです。私には全く縁の無かったカテゴリーです。周りの模型仲間やモケジョさん達はみんなガンプラをやっていますが、私は興味がありませんから今後も無縁なままとなるでしょう。

 

 あ、ゆるキャン△にも登場しているスズキのハスラーですな。グビ姉こと鳥羽美波先生の愛車はイエローでしたかね。

 

 アオシマのコーナーはカーモデルばかりでした。カーモデルが主力製品であるようですが、私自身は長く艦船模型に親しんできたため、いまだにウォーターラインシリーズの1社にして艦これシリーズの艦船やフィギュアを出しているメーカー、というイメージがあります。

 

 タミヤのコーナーです。やっぱり静岡模型業界の代表ですから、最もスペースをとって展示内容も多彩になっています。

 

 やっぱりこういう展示を外しませんね。ウォーターラインシリーズの1社としての矜持がありますね。

 

 この瑞鶴、懐かしいなあ・・・。平成6年の発売当時にすぐ買って作って、この迷彩ガイドにしたがって上図の状態そのまんまで塗装しましたね。今も手元にありますし、拙ブログでも画像上げたことがあります。
 当時は瑞鶴の対潜対空迷彩というのはまだ明確になっていなくて、タミヤの塗装ガイド自体も戦時中の実艦写真からの推測によるものでしたが、その後研究が進んで、色々な事が分かってきて、現在のキットの迷彩ガイドもこれとは異なっているようです。  (続く)

 


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ボンプル高校 7TP軽戦車(単砲塔型)2、3号車 完成です!!

2021年05月15日 | ガルパン模型制作記

 2号車に続いて3号車も組み立てを終えましたので、次の晴天の日にまとめて塗装および塗装後の組み立てを行ないました。カラーは1号車に合わせるため、ミスターカラー136番のロシアングリーン2に5番のブルーを少しずつ混ぜて調色したものを吹き付け塗装しました。履帯は28番の黒鋼色で塗りました。

 

 転輪は40番のジャーマングレーに61番の焼鉄色を混ぜて塗りました。その後、ランナーから切り離しました。

 

 転輪をボギーに組み付けました。上図は3号車の工作状況です。

 

 予備転輪を左右フェンダー上にセットしました。上図は2号車の工作状況です。

 

 2号車の転輪が組み上がった状態です。

 

 ベルト式履帯を巻き付けました。上図は2号車の工作状況です。近く発売が予定されているIBGの新キットではたぶん履帯も連結式になるのでしょうか。

 

 3号車の履帯装着状況です。実はミラージュホビーのキットのベルト式履帯は、リニューアル版にてより精密なモールドの品に換えられており、材質も軟質になって曲げやすくなっています。旧版のベルト式履帯が硬くて曲げにくく、しかも切れやすいために品質改良がなされたもののようです。次のIBGの新キットでは履帯パーツがどのようになるか、楽しみなところです。

 

 2号車、3号車の塗装後の組み立てが終わりました。それから前照灯を8番のシルバー、排気管を42番のマガホニー、バックランプを47番のクリアーレッドで塗りました。

 

 2号車の仕上がり状況です。

 

 斜め後ろから見ました。

 

 今回のミラージュホビーのキットは、これまで1/35スケールでは唯一の品でしたから比較検討の場がありませんでしたが、近く発売が予定されているIBGの新キットとの比較によって、はじめてキットとしての客観的評価が定まってくるものと思われます。楽しみです。

 なお、IBGは既に1/72スケールの八九式中戦車甲型の公式キット化によってガルパン公式キット化プロジェクトに参加しており、その1/35スケールの7TP軽戦車の新キットは、最終章第2話のボンプル高校チーム車輌の公式キットにもなるのでは、という予測があります。
 IBGの新キットは、単砲塔型の他に双砲塔型も発売がアナウンスされていますが、いずれも最終章第2話のボンプル高校チーム車輌の公式キットになり得ますから、IBGの今後の動向が非常に注目されるところです。

 

 3号車です。リニューアル版のキットを使用しフルインテリア仕上げとしています。車体上部パーツはインテリアを見られるように取り外し可能としています。前述したようにベルト式履帯はリニューアルされています。旧版の2号車と比べて薄くなりモールドが細かくなっているのがお分かりでしょうか。

 

 側面観です。

 

 斜め上から見ました。ライトの当て方、カメラの角度によって車体色が微妙に変化していまいます。上図では緑色にグレー風味が増して見えますが、実際は他の画像で示されるように青色風味が入っています。

 

 以上で、ボンプル高校チームの7TP軽戦車(単砲塔型)が完成しました。製作期間は、2021年1月9日から3月25日までと、4月6日の計77日でした。2号車、3号車として2輌を同時並行で製作し、3号車は自作でフルインテリア化を試みましたので、二か月余りを費やしました。塗装は4月6日にまとめて行ないました。
 今回の2輌は、コミック「リボンの武者」のラスト戦に参じた「強襲戦車競技連合」チーム10輌の再現への一環として製作、キットはミラージュホビーの品を使用しました。

 7TP軽戦車に関しては、IBGより新規開発による新製品が発売される予定であり、おそらく今後はそちらが適応キットの主流になってくると予想されるため、今回の製作はそれを記念しての旧キットの作り納めの意味もありました。それで、2輌の一方を自分なりにフルインテリア化して試行錯誤してみようと取り組みましたが、製作途中でIBGの新製品にフルインテリアキットもあると知り、それなら自力でのフルインテリア製作をどこまで正解に近づけられるかを試してみよう、と考えました。
 いずれIBGの新製品と比較検証して、違いはどの程度出てくるか、どこで間違えたのか、自分の能力の限界がどう示されるのか、などが把握出来るだろうと思います。比較検証によって自身のノウハウを反省し修正が出来るようになるというのは大変稀なチャンスだと思うので、ちょっとワクワクしてしまいます。

 なので、IBGの新製品が出たらこれも必ず買って作りたいと思います。通常版とフルインテリア版の2種類が同時発売になるそうですが、とりあえず後者を購入して4号車として作って、今回の作品と比較して色々検証し学んでみたいと考えています。
 その時になって初めて定まってくるであろう、今回のミラージュホビーの製品の客観的評価も、大変に楽しみです。

 


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ゆるキャン△の聖地を行く16 その4  静岡ホビースクエアへ

2021年05月14日 | ゆるキャン△

 「サウスポット静岡」へのペデストリアンデッキの通路入口に、今回のBプランの第一目標であった静岡ホビースクエアの案内標識がありました。ヨシ、この通路で間違いない、と進みました。

 

 「サウスポット静岡」へのペデストリアンデッキの通路です。駅前は道路やロータリーによって地上の歩行者の導線が複雑になってしまっているため、ペデストリアンデッキが設けられて各方面へのアクセスを容易にならしめています。ガルパン大洗への巡礼では水戸駅のペデストリアンデッキが似たような例ですね・・・。

 

 ペデストリアンデッキの通路から「サウスポット静岡」の2階出入り口へ進むと、上図の大きな看板があります。

 

 そのまま2階から専用エスカレーターで3階へあがると、静岡ホビースクエアの玄関口があります。館内は一方通行なので、これは入り口専用で、出口は別にあります。

 

 エントランスから右に進むと常設展示へのコーナーへと続きます。

 

 模型好きならば、おおお・・・、とテンションが上がってくることでしょう。プラモデルの街静岡の歴史と発展を模型の変遷から示す展示内容ですから、模型ファンにとっては最高の聖地と言えましょう。

 実は、私自身は今回が初めての訪問でした。静岡には観光でも出張でも何度か来ていたのですが、ここには行く機会がなかなか得られないままでした。今回のゆるキャン巡礼にて、静岡パルコの企画展示が入場制限もしくは時間指定となった場合の、第一の立ち寄り先に決めてBプランを作ってありましたが、それを実行した形でした。

 

 おおお・・・、なんと懐かしい・・・。子供の頃、近所の駄菓子屋の奥の棚に積み上げてあったプラモデル類がこんな感じの品ばかりでしたよ・・・。あの頃はタミヤのMMシリーズもまだ初期でしたし、ウォーターラインシリーズもまだ数が揃っていませんでしたね。

 

 このガレージのジオラマは、現在作っているガルパンジオラマ戦車工場の参考になるので、10分ほど立ち止まってあちこちから見ました。屋根をわざと作らないで内部が見えるようにする、博物館の建築模型展示によく使われる手法が採られています。私の作っているガルパンジオラマ戦車工場はいちおう屋根も付ける方針なのですが、こういう屋根無しのほうが良いかもしれんな、と腕組みしながら考え込みました。

 

 展示コーナー通路の一角になにやら古そうな飛行機のプロペラやエンジンなどの部品が展示されていました。

 

 こちらは計器パネルです。

 

 説明文によれば、アオシマこと青島文化教材社の創業者であった青島次郎さんが、はじめは飛行家として活動した頃に乗った飛行機ニューポール83型機「静岡号」の部品であるということでした。

 

 青島さんは飛行家として活動した後、昭和7年(1932)に地元静岡の地場産業の技術を生かして木製の動力付き模型飛行機を発売しました。そのゴム動力で飛行する「ライトプレーン」が、学校の指定教材となり、事業がヒットしました。現在の青島文化教材社のルーツが、その時の模型小売店「青島模型飛行機」であるそうです。創業者の大空への飽くなき夢が、実際の飛行機を経て模型にも大きく活かされた、ということでしょう。

 

 次の展示室は、静岡に本拠を置くメーカーの製品見本展示が中心になっています。

 

 ウッディジョーの木製模型です。福島県会津若松市のさざえ堂、山口県岩国市の錦帯橋です。いずれも現地で実物を見たことがありますから、説明プレートを見なくてもすぐに分かりました。

 

 ほう、ウッディジョーさんはNゲージの木製鉄道模型も手掛けられているのですか・・・。初めて見ました・・・。出来れば1/35スケールの建築や工場の模型も出していただけませんかね・・・。  (続く)

 


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ゆるキャン△の聖地を行く16 その3  静岡パルコから

2021年05月13日 | ゆるキャン△

 10時23分に静岡に着きました。とりあえず急ごう、と改札口を出てすぐ地下道に降りて地下広場から斜め左つまり北東方向の地下通路に進み、紺屋町地下街へと向かいました。

 

 紺屋町地下街の真ん中ほどの左手に静岡パルコの地階の出入口があります。駅からここまで歩いて5分もかかりません。駅の一階から外に出ますと、ロータリーを大きく迂回させられるうえに信号交差点がありますから、もっと時間がかかってしまいます。静岡駅前での移動は地下通路を利用するほうが楽です。

 

 静岡パルコの1階のエスカレーター横にあった、ゆるキャン△展の案内パネル。

 

 展示会場は3階にありました。入口はこんな感じでした。人の流れを一方通行にするために出口は別の所にありました。

 

 各務原なでしこと志摩リン。いずれも初めて見る服装デザインです。この展示企画のオリジナルでしょう。

 

 斉藤恵那&チクワ、大垣千明、犬山あおいです。やっぱり5人のなかで犬山あおいが良家のお嬢様らしさがあり、ファッションにもお洒落感およびほんのり高級感がただよいます。

 

 出口の方へ回ってみましたら、物販コーナーになっていました。見物の後で買い物を、というよくあるパターンのレイアウトになっていました。

 

 最近はテレビアニメのヒットを反映して関連グッズも豊富になり、数も劇的に増えているようです。反面、グッズ一つ一つの宝物感というか有難味が薄れてゆくように思います。ゆるキャン△に限らず、アニメグッズの一般的な傾向です。

 

 さて、入り口前の数人ほどの待機行列の末尾に行きましたが・・・。

 

 脇に上図のような案内が掲示されているのに気付きました。なに整理券・・・、と気付いた瞬間に、入り口からスタッフのお姉さんが来て挨拶し、整理券を渡してきました。

 

 その時の時刻は10時35分でしたが、整理券に示される入場可能時間帯は12時から12時半まででした。されば、あと一時間半ぐらいの余裕があるわけか。ヨシ、早速Bプランに移行しよう、と決めました。

 

 とりあえず、もう一度入り口に行って全体の様子を撮っておいて、それからエスカレーターへ引き返しました。

 

 1階まで降りて外に出ると、玄関口の横にも大きな案内ポスターが貼ってありました。

 

 そのまま静岡パルコの前から呉服町通りを葵タワーの横まで歩き、そこから地下街へ降りて駅への通路を直進、駅構内に上がってコンコースを北口から南口へ通り抜けました。

 

 静岡駅南口を出ると、前方やや左手に「サウスポット静岡」のビルが見えました。上図中央の高層ビルです。あのビルへ向かうべく、南口のバスターミナルの東縁からペデストリアンデッキへのエレベータ付き歩道橋へ上がりました。そのまま「サウスポット静岡」の2階へと通じる通路へと進みました。  (続く)

 


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ボンプル高校 7TP軽戦車(単砲塔型)2、3号車 作ります!! その7

2021年05月12日 | ガルパン模型制作記

 外面の組み立てがほぼ終わった状態です。続いてインテリアの製作に移って各パーツを作り始めました。

 

 砲塔内に組み付ける砲尾部分や同軸機銃、機関銃弾倉ラック、無線機、砲弾ラック、ペリスコープ、車内の各装置、エンジンルームの冷却器やバッテリーボックスなどをジャンクパーツやプラ材から作りました。

 

 砲塔内部を車内と同じように白く塗りました。

 

 操縦席のシフトレバーやフットペダルなどをプラ板で作って組み付けました。

 

 換気ファンのプロペラをプラ板とプラ棒で作ったものを取り付けました。

 

 砲弾ラック、操縦手席、装填手席や機銃弾倉ラック、赤い救急箱などを取り付けました。

 

 エンジンの左右に冷却器やバッテリーボックスを入れました。大き目に作ったので最初は入らず、削って調整しながら入れました。

 

 これでエンジンルームは完成です。

 

 戦闘室部分も完成しました。

 

 砲塔ターレット四方の部品を取り付けました。砲塔旋回の手動ハンドル、電動旋回モーター、砲塔角度メーター、砲塔固定連結器の四点です。

 

 砲塔内の各部品を組み付けました。同軸機銃をプラ材で作った際にちょっと大き目に作ったようで、砲尾横に干渉して斜めになりました。それで削って調整して取り付け直しました。

 

 同軸機銃を調整して取り付け直した状態です。砲塔底面部のダボ穴は、砲手席の取り付け位置になります。

 

 砲塔後部のバスル内には無線機が二段に入れてあります。ドラゴンのジャンクパーツを転用しました。

 

 以上でインテリアの工作が完了しました。

 

 完成後はこのように砲塔、車体上部を外せるようにして、インテリアを見て楽しめるようにします。

 

 組み立て作業のラストは、キットでは省かれてしまっている砲塔側面のリベットの再現でした。先に作った2号車と同じように、ウェーブのリベットセットから大量に調達して丁寧に取り付けました。  (続く)

 


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ゆるキャン△の聖地を行く16 その2  弁天島の本栖高校チーム

2021年05月11日 | ゆるキャン△

 弁天島海浜公園にやってきました。桟橋のゲートもゆるキャン△仕様になっていました。

 

 ですが、土岐綾乃が居ません・・・。ちゃんとフォローしてあげて下さいよ浜松市、彼女がメインキャラクターのなかで唯一の浜松市民なんですから・・・。

 

 桟橋から東の砂浜ぎわに、上図の5人のパネルがありました。これも土岐綾乃を欠いていますが、要するに本栖高校チームのバージョンなのでしょう。背景に朱鳥居と浜名大橋が無かったら、山梨県の富士五湖あたりかと思ってしまいそうです。

 

 いいですなあ・・・。山梨県の聖地にも全く無いデザインですが、これは静岡県のコラボキャンペーン限定の服装なのですから、静岡県下でしか見られない訳です。富士山静岡空港のパネルも同デザインでしたね・・・。

 

 しばらく座り込んで眺めていました。この5人の本栖高校チーム、また京都に来てくれないかなあ・・・。叡山電車のコラボ企画とかで・・・。

 

 もう最高ですな。天気は良いし、懐かしの弁天島だし、とにかく嬉しくてテンション上がりっぱなしですから、記念の自撮りの時にも笑いが抑えられません。

 

 ところでパネル本体は、かなり頑丈な造りで裏はこのように太い柱を3本も使って固定してあります。強風にさらされ続ける海岸にありますから、地下に基礎を打ち込んで固めておかないと飛ばされて破損してしまいますね。

 

 今日ものどかな弁天島海岸でした。すぐ東に弁天島海水浴場があり、子供の頃、三ヶ日の叔父に連れられて浮き輪無しで泳ぐ練習をさせられた事もありました。・・・あれからもう40年余りが経ったのか・・・。

 

 海岸では釣り人の姿が多く見られました。ボートに乗って海に行く釣り人も見かけました。

 

 桟橋の上から朱鳥居を見ました。

 

 デジカメの望遠モードで引き寄せて撮りました。背後の浜名大橋も大きく見えました。

 

 海浜公園の一角にある舞浜観光協会に立ち寄って、上図左の「ゆるキャン△浜松&浜名湖モデル地マップ」を貰いました。掲載されている聖地の全てへはこれまでの巡礼活動で行っていますが、食べ物の元ネタのお店のほうは一ヶ所だけ行っていないところがありました。でも知っているお店なので、特に行く必要もありませんでした。

 

 30分あまりブラブラしたのち、弁天島駅に戻りました。9時15分発の浜松行き普通列車に乗りました。

 

 9時28分に浜松駅で降りましたが、そのあとどうやって静岡まで行くか、ちょっと考え込みました。JR線をそのまま乗り継いでも良かったのですが、各駅停車の普通列車ばかりなので、一時間半ぐらいはかかります。次の普通列車は20分後なので、静岡に着くのは11時過ぎになってしまいます。

 ですが、静岡で10時からの「ゆるキャン△展」を見る予定なので、なるべく早く静岡へ移動するべく、新幹線を利用しました。

 

 次の列車は9時58分発のこだま708号でした。よし、これに乗れば10時半には静岡に着いている、と時刻表でも確かめて乗り込みました。  (続く)

 


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ゆるキャン△の聖地を行く16 その1  弁天島海浜公園へ

2021年05月10日 | ゆるキャン△

 2021年5月3日、今年のゆるキャン△聖地巡礼の春の陣の前哨戦をなすべく、静岡方面に向かいました。家を朝の6時前に出て、6時半に京都駅に入りました。
 このGW期間中にゆるキャン△静岡エリアの聖地を出来るだけ回ろうと計画していたところ、天候が不安定なため、計画を見直してコースを分割し、とりあえず1泊2日で行ける範囲を定めて5月3、4日の二日間をあてました。分割コースのもう一方は2泊3日になるため、後日に回しました。

 折しも京都府下に三度目の緊急事態宣言が再発令されましたが、もはや掛け声だけの実態を伴わない施策においては「不要不急」の文句も空疎に響くのみでした。今回の巡礼範囲の静岡エリアで見ることにしていた二つのゆるキャン△企画展示がいずれも5月9日まででしたので、どうしてもGW期間中に行かなければならないことになり、「不要不急」どころか「必要至急」の巡礼として決行すべしとの結論に至ったわけでした。

 その私の決意が稀なケースで無いことに気付いたのは、朝の京都駅の意外なほどの混雑ぶりに驚かされた時でした。大多数が旅行の装いにて緊急事態宣言下の京都から四方へと「脱出」してゆくかのような、そんな人の流れが特に新幹線や在来線特急のホームにおいて顕著であったのでした。

 

 さて、京都駅からは6時48分発ののぞみ82号に乗りました。

 

 ホームに入ってきたのぞみ82号です。指定席はガラガラ、自由席も余裕があって、コロナ前のGW期間中の乗車率120パーセント強、というのがウソのような状態でした。

 

 名古屋駅に7時22分に着きました。下車して、7時38分発のこだま702号に乗り換えますが、15分ほどの待ち時間がありました。

 

 ホームのきしめん処にて、上図のきしめんを朝食としていただきました。名古屋に住んでいた頃には家族でよく食べましたから、馴染みの食べ物の一つです。

 

 7時38分発のこだま702号です。これに乗って、豊橋まで移動しました。

 

 8時4分、豊橋駅で降りました。

 

 在来線のホームに移動しました。

 

 次は8時19分発の興津行き普通列車に乗りました。

 

 8時41分、最初の目的地、弁天島駅に着きました。京都から2時間もかかりませんでした。

 

 駅の改札口からは地下道を経て南口に出ました。

 

 出るとすぐ左手に地下通路があります。目的地へは国道を渡らないと行けませんが、付近に横断歩道が無いため、この地下通路を使って向こうへ移動しました。

 

 地下通路を出て右側の道を海岸へ向かって南下してゆくと、右に上図のゆるキャン△浜松・浜名湖マップが立てられてありました。おお、これはこれは、浜松市も本気でブームに乗っかっているのだな、と感動し嬉しくなりました。山梨県や身延町もこういう看板ぐらい立てたらどうなんだ、と思いました。

 

 さらに嬉しい事に、ここでのゆるキャン△キャラクターはいつもの5人だけでなく、浜松市民の土岐綾乃がちゃんと加わっています。浜松市としては絶対に外せないイチオシのキャラクターですから、そこはしっかりとフォローする、うん、分かっていらっしゃいます・・・。

 

 弁天島海浜公園に着きました。正面の桟橋からまっすぐ南に、子供の頃から見慣れた朱鳥居が望まれました。
 この鳥居は弁天島に鎮座する弁天神社のそれです。祭神の市杵島毘売命は水神の性格も有するため、水辺や島に祀られることが多く、その場合の神域は池や湖や海にも及ぶことが一般的です。あの鳥居の位置も、弁天神社の境内域になっているので、海側からお詣りするのが本来の形です。

 ちなみに弁天神社は、JR弁天島駅の南にある、志摩リンが温泉に立ち寄ったホテルのモデルになった「開春楼」さんの東側に鎮座しています。  (続く)

 


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最近のガルパン車輌の公式キットの新製品

2021年05月09日 | ガルパン模型制作記

 最終章第3話が上映されてしばらく経ちました。プラッツ発の公式キット新製品の動きは、上映期間とはあまりリンクしていないように感じられますが、現時点で4点がリリースもしくはアナウンスされています。
 とりあえず、久々の新製品紹介ということで、順番に見てゆきましょう。

 

 まずは特二式内火艇カミの特車姿(前後のフロートを外した状態)での公式キットです。これはドラゴンおよびサイバーホビーから出ていた製品CH6678を公式製品化したもので、知波単学園の校章デカールが付されています。
 この特車姿のカミは、第3話の知波単学園チームの上西車が大洗ウサギさんチームM3中戦車リーと刺し違えるラストのシーンにて見られます。
 ホビーサーチさんの案内記事はこちら

 

 続いては大洗女子学園サメさんチームのマークⅣです。第2話まではマストを高く上げて海賊旗を翻していましたが、第3話では雪上での試合に備えてレオポンさんチーム自動車部による改造が行われ、緊急脱出用の角材およびスライドレールが上に設けられました。その姿で対継続高校戦に出撃しています。
 上図の公式キットのパッケージデザインはその仕様ですが、実は従来の公式キットと中身が同じです。もともと緊急脱出用の角材およびスライドレールも入っているからです。元製品はタコムのTKO2008。
 ホビーサーチさんの案内記事はこちら

 

 アンツィオ高校チームの戦車の公式キット新製品のひとつ、P40型重戦車です。ようやくというか、やっとというか、とにかく待ちわびていたファンは多かった筈です。タミヤイタレリシリーズで販売されていた品の公式化であり、元製品はイタレリから出ています。イタレリのガルパン公式キット化プロジェクトへの参加製品としては2番目となります。
 ホビーサーチさんの案内記事はこちら

 

 アンツィオ高校チームの戦車の公式キット新製品のもうひとつ、M41型セモヴェンテ自走砲です。これもイタレリから出ていますので、P40型重戦車とセットでの公式キット化が実現したのでしょう。
 これで、既にブロンコ製品を公式キット化しているCV-33と合わせて、アンツィオ高校チームの保有戦車3種すべてが公式品として出揃った訳です。ガルパンファンは必ず買っておくべきでしょう。
 実は、P40型重戦車もM41型セモヴェンテ自走砲も、元々AFVモデラーに人気があり、よく売れる品です。長いこと品薄状態が続いていましたから、通常キットの代わりにこの公式キットを買ってゆく方が少なくなさそうです。
 ホビーサーチさんの案内記事はこちら

 

 以上、最近のガルパン公式キットの新製品4点を紹介しました。新製品はさらにもう1点、プラッツ発の黒森峰女学園のエリカⅢ号戦車が挙げられますが、これは別記事にて紹介する予定です。

 次回は最近のガルパン車輌の適応キットの新製品を紹介したいと思います。

 


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ゆるキャン△の聖地を行く15 その25  浜名湖佐久米駅のカフェから

2021年05月08日 | ゆるキャン△

 「ゆるキャン△」車輌を見送った後、30分ほど駅内の喫茶店「かとれあ」に入って休憩し、早めの昼食をいただくことにしました。あとは新所原まで行って帰途につくだけでしたから、この昼食休憩が今回の巡礼のラストミッションでした。

 

 入ってすぐの左側の壁に貼ってあった、ゆるキャン△2のキービジュアルポスター。伊豆トンボロの場面が、また伊豆へ来いよ、と誘いかけてくるのでした。実際、もう一度行きたい聖地の一つですね。

 

 「かとれあ」の店内です。かつては駅事務所スペースであった空間を、無人駅移行後にテナントとして貸し出して、結果的にこのようになったということのようです。中央にコの字形にカウンターがあってカウンター席が並び、外側の壁寄りにテーブル席が並びます。普通の喫茶店よりやや広い感じでした。

 

 まだ11時までのモーニングタイムでしたので、メニューもモーニングのそれでした。これが11時以降のランチタイムにともなってランチのメニューに差し替えられるわけです。

 

 なので、とりあえずモーニングセットをいただきました。飲み物は好みで選べます。今回はウインナーコーヒーをホットで選び、トースト、ゆで卵、サラダ、スープが付いて500円でした。

 

 食後にお店の方とお話して、天浜線の近況や浜名湖佐久米駅の歴史などを伺いました。入場券を記念切符として販売しているとの事でしたので、記念に買いました。実際には見られなかった車輌とユリカモメの共演シーンです。

 

 ホームに戻ると、おや、ユリカモメが並んでいますね・・・。餌やりの有志の方もいったん引き揚げていて、ホーム上の見物人もおおかた帰っていたため、駅が静かになっていたからでしょうか。

 

 かわいいですね。全然見飽きません。向こうも餌が得られなくてひもじいのか、餌やりの有志の方が戻ってくるのを待っているかのようでした。

 

 一時は20羽ぐらいが湖岸堤の上に並んでいて、ホーム上にただ一人佇んでいる私をチラチラ見て警戒しているようでしたが、そのうちにバサバサッと一斉に飛び上がりました。

 

 10時35分発の新所原行きの車輌がホームに入ってきたからでした。ホーム上には私の他に二人が待っていて、ともに乗り込みました。

 

 さようなら、浜名湖佐久米駅。また来る時があったら、そのときは「さくめ」のウナギも味わいますかね。

 

 終点の新所原駅には11時6分に着きました。これで掛川からの天浜線の全線を乗ったわけです。

 

 天浜線の新所原駅は、JR線の新所原駅の北に隣接しており、改札口を出ればそのままJR線の南口に進めます。

 

 JR新所原駅の駅名標です。

 

 私が乗ってきた天浜線車輌がまだ停車しているうちに、11時10分発の普通列車がやってきました。

 

 9分後の11時19分に豊橋駅で降りました。

 

 豊橋からは新幹線で帰りました。11時39分発のこだま713号を名古屋まで乗り、12時10分発ののぞみ25号に乗り換えて、12時44分に京都に着きました。

 以上で、「ゆるキャン△の聖地をゆく15」の記述を完了しました。これにより、今回のレポート二部作(富士山静岡空港編、天浜線編)は完結となります。  (了)

 


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ゆるキャン△の聖地を行く15 その24  ゆるキャン△車輌の停車

2021年05月07日 | ゆるキャン△

 浜名湖佐久米駅のユリカモメを眺めていると、時間があっという間に経ってゆきました。

 

 9時33分発天竜二俣行きの車輌が停車しました。このヤマハ号が来る数分前に、ユリカモメの群れはどういうわけか湖面に移動していて、線路や湖岸堤には一匹も居なかったのでした。上図の左の湖面に、その群れが居ました。

 

 なので、アニメの上シーンのような、車輌接近時に一斉に飛び立つユリカモメの群れの図は見られませんでした。やっぱり100羽程度では足りないのでしょう。最低でも400羽以上、約4つか5つの群れが集結している時でないとなかなかこういう場面には巡り会えないそうです。

 

 駅の周りの空を低く周回していくユリカモメの群れを、残念そうに見ている見物客たちでした。この日はホームに約30人ぐらいが並んでいて、先ほど停車したヤマハ号に誰も乗りませんでしたから、全員がユリカモメ目当てなのだと察しられました。
 ですが、よく知っている地元の餌やりの有志はともかく、知らない人間が大勢ホーム上に陣取っていては、ユリカモメも警戒するはずです。なかなか線路や湖岸堤に近寄らなくなってきたのと同時に、ホーム上の見物客が増えてゆくのでした。

 

 見かねて地元の餌やりの有志がさらにパンくずを撒きましたが、湖岸堤に数羽が少しとまっただけで、カメラを寄せてくる観光客を警戒してか、また湖面に戻っていきました。

 要するに、観光客が大勢いるのでユリカモメがなかなか餌にも近寄れないでいるわけです。そのことが理解出来ていないのか、さらに近づこうとホーム端まで身を乗り出す人、持参の餌をまいておびき寄せようとする家族連れの子供が居たりしました。これはダメだ、と悟りました。地元の餌やりの有志の方も餌まきを止めて、それ以降は見守りに徹していましたから、この日は飛来数も少なかったこともあってタイミングとしては外れだったようです。

 

 それから、撮り忘れていたホーム上の駅名標を撮りました。

 

 ユリカモメの群れが湖面にずっととどまったまま、そしてホーム上の見物人たちもユリカモメの接近を待ち続けているままの中、次の車輌の接近のレール音が響き始めました。

 

 そしてホームに入ってきた、10時1分発掛川行きの「ゆるキャン△」車輌でした。

 

 停車時間は20秒ぐらいだったでしょうか。乗降客も無いままに前後の扉が閉じられました。

 

 発車してゆく「ゆるキャン△」車輌。今回の巡礼においての見納めでした。帽子を脱いで頭上で回す、帝国海軍式の「帽振レ」の挨拶をやろうかと思いましたが、周りに人が居るので止めて、ホームの端へ移動して見送りました。

 

 次第に遠ざかってゆく「ゆるキャン△」車輌でした。
 二日間の巡礼乗車は本当に楽しかった、有り難う、さようなら、「ゆるキャン△」車輌。運行は夏8月までなされるということですが、それまでに最低でも一度はまた乗りたいです。いずれ機会があることでしょう。  (続く)

 


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ボンプル高校 7TP軽戦車(単砲塔型)2、3号車 作ります!! その6

2021年05月06日 | ガルパン模型制作記

 7TP軽戦車3号車のインテリア工作の続きです。車内にエンジンと換気ファンを組み入れて、エンジンとギアボックスとを繋ぐドライブシャフトを組み付けた段階です。インテリアの各パーツのうち、ギアボックスだけがレジンパーツの転用で、あとは全てプラ材やジャンクパーツからの自作でした。

 

 ドライブシャフトのカバーを、プラパイプを半分に割って作り、取り付けました。

 

 起動輪の内側のギアケースをジャンクパーツの円盤とプラ材で削って成形し、塗装して組み付けました。

 

 ギアケースとギアボックスとを繋ぐシャフトをランナーのカット材で作りました。左側のギアケースの取り付け位置がやや前にズレたため、左のシャフトも斜めになってしまいました。

 

 ですが、右側のシャフトも斜めに取り付けていたため、上図のように左右のシャフトが対称的に斜めに付いている状態となりました。これはこれであんまり違和感が無かったため、これで良いんじゃないかと思い、あえて修正はかけませんでした。

 

 シャフトの上に付く弓形のアームはプラ板から切り出してそれらしく形を削り、左右対称の位置に取り付けました。

 

 操縦手席を仮組みして位置を確認しました。これは先輩S氏から譲り受けたレジンパーツを使用しました。T-26軽戦車用のパーツだったそうなので、同じヴィッカース6トンの系譜上にある7TP軽戦車に組み入れてもさほどの違和感は無いものと思います。

 

 上部車体のターレットの四方の部品の台を取り付けました。砲塔旋回ハンドル、角度調整器などの部品がこれらの位置に付くのですが、同時にこれらは砲塔底面パーツの位置をも固定してくれます。

 

 このように砲塔底面パーツを定位置にセット出来ます。これで砲塔を自在に回せますが、ひっくり返すと外れて落ちてしまいます。完成後はまずひっくり返しませんから、これで良いだろうと考えました。

 

 砲塔の組み立てを進めました。砲塔内部にも各種のインテリアパーツを組み込むため、余計なパーツは極力除いておく必要があります。ですが、もともと砲尾などのパーツが無いキットですから、追加作業は生じませんでした。

 

 この時点で、インテリアの組み立て工程にて剥がれたり、接着剤で溶けてしまったりした各所の塗膜を塗り直しました。

 

 足回りの仮組みを行ないました。転輪のボギー部分は転輪の塗装後に組み付ける予定です。起動輪および誘導輪も塗装後にベルト式履帯と一緒に取り付ける予定です。

 

 転輪は、御覧のように塗装するまではランナーに付けたままで保管しました。

 

 上部車体のエンジンルーム側壁のパーツ、および背面の排気管を取り付けました。上部車体が完全な状態に仕上がりました。また、パーツがなぜか入っていなかった操縦手ハッチ左横の棒をプラ板で追加しました。

 

 フェンダー上の前照灯やステーや雑具箱などのパーツはキットの組み立てガイドの指示通りに取り付けました。上部車体パーツの歪みも大体是正出来たので、完全とはいきませんが、なんとか下部車体と合わさっています。接着はしませんから、上部車体を外してインテリアを見ることが出来ます。  (続く)

 


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ゆるキャン△の聖地を行く15 その23  浜名湖佐久米駅のユリカモメ

2021年05月05日 | ゆるキャン△

 万楽踏切から駅前に戻り、向かいのウナギ屋「さくめ」を見ました。この日は定休日でしたが、以前の巡礼にてウナギ定食をいただいていますので、それでもう満足です。

 

 御覧の通り、月曜日は定休日です。このお店はメニューもそうでしたが、玄関に貼られるお知らせはみんな手書きなんですね・・・。お店の独特の温もりが感じられて良いです。

 

 「さくめ」の店先から、浜名湖佐久米駅を見ました。

 

 駅舎のかつての事務室スペースには、喫茶店「かとれあ」が入って営業しています。天浜線の幾つかの駅に食事処が入居していますが、そのテナント料も天浜線の売り上げの一部になっているのでしょう。

 

 なんとなく、浜名湖の湖面を眺めようかと思ってホームに行き、あっ、と驚きました。さっきまで全然見当たらなかったユリカモメの群れが湖岸近くの水面に居たのでした。数が少なくて100羽前後ぐらいでしたので、駅敷地まで上がってくるのは20羽ぐらいかな、と思いました。聞く所によれば、群れがやってきた場合、その2割ぐらいが駅内の線路やホームにあがってくることが多いのだそうです。

 

 しばらく見ていると、数羽が線路脇の湖岸堤に飛んできて、上図のように並びはじめました。

 

 そうすると次々に湖岸堤に飛んできて、並ぶ数が次第に増えてゆくのでした。

 

 おお・・・、まさしくアニメ劇中と同じような状況になってまいりました。

 

 か、かわええ・・・。(志摩リン風に)

 

 劇中シーンのユリカモメ、そのまんまですね。

 

 予想通り、大体20羽ぐらいが湖岸堤上に並びました。

 

 なぜかというと、定期的に餌をやっている地元の有志の方が、パンくずとみられる白い餌をゆっくりと撒き始めたからでした。ユリカモメもその時間帯をちゃんと分かっていて、餌をいただこうと行儀よく並ぶのでした。

 後でその有志の方と少しお話をしたのですが、その語るところによれば、もう十数年にわたって駅にてユリカモメにパンの耳を与えている、だいたいは列車の到着にあわせて餌をまいている、一日に4回ぐらい、午前中は10時台の2回、午後は14時台の2回にわたり、列車が到着する直前から餌やりを開始している、とのことでした。

 つまり、ユリカモメの群れが駅にやってくるのは、その有志の方が餌をまく4回のタイミングであるわけです。地元では昔から知られていて、その時間帯に合わせて駅にやってくる見物客や観光客が多い、とのことです。なので、ユリカモメの群れを見たい場合は、なるべく10時台か14時台に浜名湖佐久米駅に行くのが良い、ということになります。  (続く)

 


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