塗装に移りました。軽くサーフェイサーを吹き付けた後、クレオスのガルパンカラーセットの黒森峰ゲルブⅡにて本塗装を行ないました。
転輪のゴム部分はポスカの黒で塗りました。
車輪類をセットしました。
ベルト式履帯は28番の黒鉄色で吹き付け塗装し、乾いた後に装着しました。
車外装備品類を塗りました。木製部分は43番のウッドブラウン、金属部分は28番の黒鉄色で塗りました。ジャッキのハンドルは展開状態になっていますが、これはガルパンに登場する車輌のなかではラングのみに見られる特徴です。
車外装備品類を取り付ける前のエンジンフードの様子です。
車外装備品類を取り付けました。
ペリスコープは28番の黒鉄色で塗りました。
左右フェンダー後端のバックランプは47番のクリアーレッドで塗りました。
塗装が終わったのでデカールを貼りました。モデルカステンのガルパンデカールセットNo.5から劇中車と同じ12ミリサイズを2枚切り出して、左右側面に貼りました。
上図は左側面の1枚です。
右側面の1枚です。
デカール貼りが終わりました。つや消しクリアーを薄く吹き付けて仕上げました。
このアングルが個人的には好きです。
背面観もいいですね。
ラングのような低車高の戦闘車輌は、高い位置から見下ろすように捉えると、その車高の低さが目立つように思います。
かくして、黒森峰女学園チームの70(V)ラングが完成ました。作業期間は、2020年3月25日から4月30日まででした。組み立てに9日、塗装および塗装後の組み立てに2日、の計11日で仕上がりました。塗装は、さきに作った譲渡タミヤキットの改修分と、まとめて行ないました。
今回はプラッツの公式キットを使用しました。私の製作では3輌目となりましたが、使用キットがタミヤの新旧とドラゴンであるため、それぞれに差異や特徴が見られて興味深いものがあります。
なかでもドラゴン製品のプラッツ公式キットが、全体的にみて最も劇中車に近いように感じられました。組み立ても割合に楽でした。なので、足回りのパーツが劇中車に合っておらずに他からの転用が必須となる点は何とかして欲しかったところです。また、組み立てガイドの内容に誤記や抜けが多かったのも残念でした。
これらの不備が改善されれば、公式キットのなかでも指折りのおすすめキットになるのではないかと思います。残る問題は、ラングという車輌の人気の無さ、でしょう。