
白川通北山交差点から南へ歩き始めた時点で、北から市バス5系統の便が近づいてきたので、近くのバス停「修学院通」で飛び乗り、二つ先の「一乗寺下り松町」で下車しました。そうやって時間を節約しておくのが、京都観光におけるバス利用のテクニックの一つです。
バス停から少し北に戻れば、1期のオープニングに登場した白川通曼殊院道の信号交差点(上図)に行けます。
私にとって京都は庭みたいなもので、市バスの主要路線もほとんど覚えています。市バスは6種のラインカラーと系統番号を暗記していれば、たいていの路線はイメージ出来ます。あとは行先表示をみれば、どこへ向かってどの辺に停まるのかが分かります。
白川通を通しで運行する市バスは5系統のみで、あとは循環の203か204系統だけですから、5系統に乗れば、南の南禅寺界隈までの全てのバス停まで行けます。

白川通曼殊院道信号交差点の南東隅にコンビニがあります。ここでミネラルウォーターを買っておきました。

白川通曼殊院道信号交差点の南西隅には、パチンコ店「オメガ北白川」があります。これも入口外観が劇中に出ましたが、現在は装いを一新しています。

白川通の西側を南へ戻ると、さっき下車した「一乗寺下り松町」バス停が、劇中のアングルで見えます。1期第2話の「楽器!」のワンシーンがそうですが、他に2期第5話の「お留守番!」にも登場します。

さらに80メートルほど歩くと、マクドナルド北白川店があります。劇中ではおなじみの施設で、巡礼ファンの大多数がここで休憩したり食事をとったりします。上図のアングルは1期第1話「廃部!」にて平沢唯が真鍋和にもたれつつ「う゛ぅ゛~う゛ぅ゛~」とうなる場面のそれです。

北から撮るとこんな感じです。私も、京都造形芸術大学在籍時、講義やゼミの終了後に友人たちとよく立ち寄りました。

しばらく南下して京都造形芸術大学キャンパスの手前まで行くと、東側に上図の不動産ショップがあります。1期の番外編(第14話)「ライブハウス!」に登場する建物です。劇中では、この建物のウインドーに大晦日LIVEのチラシが貼ってありました。

京都造形芸術大学キャンパスの正面北側の石垣です。1期のオープニングで秋山澪の背後に出てくる石垣がこれだろうと思います。

京都造形芸術大学の人間館本部棟です。懐かしいです。

そしてこの正面レンガ大階段が1期のオープニングに出てきます。劇中の設定では桜が丘女子高校の施設内、ということになっていたように聞いています。裏口とかに当たるのでしょうか。

さらに南下すると西側にスーパーのフレスコがありますが、その向かいのアパート建築の角が、2期第17話「部室がない!」にて山中さわ子先生の車が通りかかって停車した場所です。HTTの5人が乗せてとせがみますが、さわちゃんは「5人は無理だって言ってるでしょ」と断りました。

さらに50メートル南下すると東側にスタジオラグ北白川店があります。2期第17話「部室がない!」にてHTTの5人が臨時の練習場として利用したスタジオ「PAC」のモデルですが、店内の景観は東京のGATEWAY STUDIO代々木店のそれであると聞いたことがあります。

巡礼コースはここで折り返して北へ戻りました。市バスの204系統が来たら飛び乗る積りで、西側の歩道に移りましたが、バスがなかなか来ないので、歩いているうちに京都造形芸術大学の所まで着いてしまいました。 (続く)
知らない人は「何でこんなものの写真を撮っているのだろう?」と思うでしょう(^_^;)
秋山澪は、公式設定でも「趣味は写真を撮る事」とありますが、テレビシリーズではあんまりそういう場面が無く、劇場版でカメラを盛んに構えるシーンがあります。むしろ、田井中律の方がカメラ撮影シーンが多かったような気がします。
当方が件の石垣の写真を撮っている時、同じように石垣を撮影している若い女性がいました。たぶん、放送時には高校生か大学生でファンだったんじゃないかな、と思いました。
そういえば豊郷小学校の軽音部部室で我々のフィギュアを撮影していた女性と似たような年代でしたね。