気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

ゆるキャン△の聖地を行く13 その13  足湯と金山博物館

2020年12月04日 | ゆるキャン△

 下部川を渡って右に行くと、湯之奥金山博物館の広い駐車場を含む園地に入りますが、その中に上図の「黄金の足湯」があります。平成18年に掘削された下部温泉の新たな源泉 「 しもべ奥の湯高温源泉 」 を引き込んで設置された無料の足湯で、加温、加水、循環等は一切していない源泉かけ流しです。泉質はアルカリ性単純温泉で、ほのかな硫黄臭があります。

 

 「黄金」を「金」に代えて「へやキャン△」第8話にそのままの姿で登場しています。脇の大石も実際と変わりません。

 

 内部は片側開放式の東屋スタイルで、ベンチに腰かけて足湯に浸かることが出来ます。

 

 劇中でもそのままです。野クルの3人が足湯につかりながら他の観光客と話しています。

 

 野クルの3人は、内部の中央から北寄りのこの位置に並んでいました。

 

 この通りです。背後の下部温泉案内文もそのままです。

 

 足湯に10分ほど浸かった後、駐車場の反対側に位置する大きな博物館施設に向かいました。

 

 正式名称は、湯之奥金山博物館といいます。戦国期より江戸期まで稼働した湯之奥金山の三つの金山のうちの中山金山が平成元年からの3か年にわたり学術調査を受け貴重な遺跡遺物を検出して国史跡に指定されたのに伴って平成9年に設けられた博物館です。湯之奥金山遺跡の紹介、遺物の展示などを行なっています。

 私自身はこういった鉱山関連の遺跡に興味があり、今までに佐渡金山、石見銀山、生野銀山、多田銀山、柵原鉱山、土肥金山、足尾銅山といった鉱山遺跡や文化財を見ていますが、甲州武田氏以来の歴史を持つ甲斐金山こと湯之奥金山にはまだ訪れたことがなく、しかも鉱山関連の総合的博物館となると柵原鉱山資料館ぐらいしか記憶がありませんので、今回の湯之奥金山博物館をとても楽しみにしていました。ゆるキャン△聖地とは無関係ですが、歴史上に名高い甲斐金山の資料に触れるまたとない機会でしたので、今回の旅程のラストに組み入れて二時間を配分しておいたうえで、ワクワクしながら中に進みました。

 

 もともと博物館での見学が大好きなので、全ての展示、学びの情報が楽しくて面白くてもう最高、という気分でした。予想以上の濃厚な学術成果を生かしてのアカデミックな展示構成、広大な遺跡及び遺物の分布域が確認された中山金山の全貌がリアルに追体験出来る意欲的な演出に、ただただ感動して見学に没頭していました。二時間は、だからちょっと短かかったです。

 しまった、三時間はとるべきだった、と後悔しましたが、帰りの列車の時刻が決まっていて切符も確保しているので、予定通りの時間に見学を切り上げざるを得ず、名残惜しさがつきまといました。来年2021年1月からのアニメ2期の放送後に身延山奥の院に参拝し、下部ホテルにも泊まろうかと計画していますので、その際にこの湯之奥金山博物館は絶対に再訪する、と決めました。

 

 なにしろ、広大な中山金山の遺跡分布を立体模型で見ていて、そのうちの一ヶ所でもいいから生の遺跡に触れてみたい、という希望があります。
 個人で出かけるのも良いですが、出来たら湯之奥金山博物館が時々開催している現地遺跡見学会に参加してみたいです。その開催タイミングが、次の「ゆるキャン△」聖地巡礼の実施案のひとつの目安になるでしょう。  (続く)

 


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« アンツィオ高校 CV33型快速... | トップ | アンツィオ高校 CV33型快速... »
最新の画像もっと見る

ゆるキャン△」カテゴリの最新記事