ステップ8および9では、車体後部の各パーツを取り付けます。ガルパン仕様への工作ポイントも幾つかあります。車外装備品の大半が、劇中車のそれと形状もしくは取り付け位置が微妙に異なりますので、それぞれ改造したり修正したりします。
ステップ8で取り付けるパーツ類です。このうち、パールのA21およびH27は取り付け位置を劇中車に合わせます。さらにH27は形状が違いますので、大部分をジャンクパーツに置き換えて改造します。
劇中車の状況を見ますと、長パールはキットのパーツH27と形状が異なるうえ、もっと長いことが分かります。
スコップ、テールランプ、ホールドはガイド指示の通りに取り付けました。
短パールA21は位置を少しずらして接着、長パールH27は後ろの留め具部分を残してあとはジャンクパーツに置き換え、長さも劇中車のに合わせました。
ステップ8で取り付けるパーツ類です。鶴嘴のH13と斧のJ13は、取り付け位置を少しずらして劇中車に合わせます。
全て取り付けました。
斜め後ろから見て、公式設定資料図と見比べながらチェックしました。
以上で、ステップ9が完了しました。
ステップ10から砲塔部分の組み立てに移ります。まずは砲身とハッチ類を組み立てます。機銃は劇中車にありませんので、機銃関係のパーツは全て不要です。
ステップ10で組み立てるパーツ群てす。ガルパン仕様への工作ポイントは、砲塔上面左側のローダーズハッチに集中します。
砲身の組み立てに先立ち、防盾のパーツB7の表面二ヶ所にある刻字を削り取ります。
刻字を削り取りました。ドラゴン系列に限らず、海外メーカーの製品には、パーツ表面にメーカー名や製品番号がモールドされているものが少なくありません。
あとは、ガイドの指示通りに組み立てました。
続いて、コマンダースハッチを組み立てました。ガイド指示の通りに進めますが、パーツ番号および取り付け指示が抜けているパーツがあります。B28です。B9にB28をはめ込んで、その上にB12およびB14を取り付けます。
続いて、ローダースハッチを組み立てるべく、パーツ類を準備しました。ガルパン仕様への工作ポイントが色々とあります。
劇中車のローダースハッチは、シンプルな形状をしていて、実車やキットのそれと異なります。各所にある突起や部品が省略されているようです。
ガルパン仕様への工作は、上図の三つのパーツ全てに及びます。ハッチH15とH16の表面の刻字やモールドを全て削り取り、表面をフラットに均します。H16のハンドル突起もカットし、ハンドルを不要パーツのA68で再現し直します。
キューポラのH6は、機銃取り付け基部の円筒部が真後ろにくるようにイメージし、反対側の三角突起と刻字と二ヶ所の丸いモールドを全て削り取ります。
上図は、それぞれのパーツの削り取り工作後の状態です。その後、残るパーツを指示通りに取り付けました。
更に、ハッチH15の細長い縁板を、劇中車に合わせてブラ板で追加しました。仮組みしてハッチが収まるのを確認し、ステップ10の工程を終えました。 (続く)