塗装作業に入りました。劇中の黒森峰女学園車輌は、夕日に染まって赤っぽく見えますが、車体色そのものはグレー系であるようです。キットのガイドではジャーマングレーとなっていますが、そこまで濃いカラーではありませんので、もう少し明るいグレーでゆこうと考えました。
今回は、ミスターカラーの40番のジャーマングレーを62番のつや消しホワイトで明るくしたライトグレーにて吹き付け塗装しました。
各部の塗装を筆塗りにて進めました。
ハンドルは、ガイド指示ではレッドブラウンですが、劇中車のは黒く見えますので、計器パネル部分と共に33番のつや消しブラックで塗りました。
運転席のシフトレバーやサイドブレーキのグリップも、33番のつや消しブラックで塗りました。
運転席のシートは、ガイドの指示通り、55番のカーキで塗りました。
カーゴ内のシートも55番のカーキで塗りました。
その後、シートをカーゴ内に取り付けました。
車外装備品のシャベル、鶴嘴、斧です。それぞれ金属部分を28番の黒鋼色、木製柄を43番のウッドブラウンで塗りました。
カーゴの左側面にシャベルを接着しました。
背面右側に斧を取り付け、左側のバックランプを47番のクリアーレッド、49番のクリアーオレンジで塗りました。
左側のナンバープレートは、本来なら白く塗ってキット付属の車番デカールを貼るのですが、劇中車にはナンバープレートがついていないと推測されるので、塗らずにそのままにしておきました。
実は、制作中に、ナンバープレート部分は前後とも削り取ろうかと考えたのですが、ガルパンの登場車輌にはナンバープレートが付いているものもありますので、今回の車輌に関してもあまり深く考えずにキットの状態のままにしておこうと判断しました。
カーゴの右側面に鶴嘴と斧を取り付けました。
車輪以外の組み付けが完了しました。軍用トラックというより、軽荷物の配達車のような雰囲気です。
車輪類を取り付けました。ポリキャップ使用なので押し込むだけで良いですが、少し力を入れないとはまりませんでした。しかし、あまり力を込めると、アスクル部分のパーツが壊れそうになりますので、少しずつ押し込む要領ではめ込みました。
前輪は左右に向きが変えられます。後輪も可動しますので、軽く押せばスーッと走ります。
しばらく眺めていて、フロントボディの左側に付いている旗状の識別標識A30は不要だったんじゃないかな、と気付きました。ガルパンの黒森峰女学園の車輌に、ドイツ軍で使用される識別標識は有り得ないな、と考えましたが、もう取り付けて塗装してしまった後ですので、そのままにしておきました。 (続く)