気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く5 その1 「大洗駅前の桜です!!」

2014年04月20日 | 大洗巡礼記
 昨年2013年の11月から毎月続いた大洗行きは、今年2014年2月の日帰りで四度を数えましたが、次の3月には職場の転勤に伴う引っ越しなどの諸用事があったため、五度目の大洗行きが実現したのは、4月になってからでした。

 今回は、4月11日から14日まで三泊四日の行程を組み、最後の一日を水戸市内巡りにあてることにしました。京都の芸大以来の友人である水戸のU氏に、「弘道館がようやく復旧したんだ、この機会に水戸城エリアも観て回ったらどうか。案内するよ」と誘われたからです。
 周知のように、水戸藩校の建築遺構として国の重要文化財に指定されている弘道館は、東日本大震災で甚大な被害を受けました。2012年4月から二年がかりの復旧工事が行なわれ、今年3月27日に完了し、この4月から一般公開が再開されました。この弘道館を含めた水戸城エリアの各史跡を、未だに回ったことが無いため、今回の大洗行きにあわせて見学することにしました。

 計画案をまとめてU氏に送信し、水戸城エリアの見学後の昼食を、最近評判になっている大洗栗崎屋の支店でとりたい旨を伝えると、すぐに電話がかかってきました。
「ああ、あの寿司屋は栗崎屋の支店だったのか。海鮮丼が美味しかったよ。で、二ヶ所にあるけどどっちへ行きたいんだ?」
「うーん、それが分からんから決めようがない。どっちも行きたいんやけどね・・・・」
「なら両方とも行けばいいじゃないか。君は海鮮丼が大好物なんだからさ、二杯ぐらい軽くいけるんだろ?」
「そんなに食べられるかねえ・・・」
「大丈夫。水戸藩28万4千石の誇りにかけて保証する」
「そんな保証があるんかね・・・」


 かくして決まった五度目の大洗行きは、いつものように、前夜の夜行バスを利用しての水戸入りからスタートしました。今回のバスは珍しく近鉄の二階建てバスでした。私の席は二階の最前列でしたので、カーテンを時々開けて常陸路の景色をパノラマで楽しむことが出来ました。


 鹿島臨海鉄道の運賃が4月より改定され、大洗までの切符代が320円に上がっていました。消費税8パーセントですな・・・。


 今回は、夜行バスが予定到着時刻の8時03分より30分ほど早く着きましたので、水戸駅横の吉野家で朝食をとり、鹿島臨海鉄道の8時01分発の大洗行き列車に余裕で乗り込むことが出来ました。今回も残念ながらラッピング列車ではありませんでした。


 今回の切符です。大洗行きの列車に乗るたびに記念として切符を撮影しているので、お約束のようになっています。


 常澄駅から大洗駅へと向かう途中の右手に広がる農地の一画には、ガルパンにちなんだ文字が大きく書かれています。これまで私はそのことを知らず、最近にガルパン交流版などでその存在を知りました。
 そこで、今回は右手の農地の景色を注意深く観察し、やがて上画像のような文字を見つけました。アンツィオ戦OVAを祝うアルファベットの羅列でした。こんなのがあったんだなあ、と感心しました。


 次いで左側の窓の外へ視線を移すと、マリンタワーが見えました。この建物が見える度に、大洗に来たな、という実感がわいてまいります。


 大洗駅の改札口に至る手前右側にて、お馴染みのアクアワールドのガルパンあんこうチームパネルが迎えてくれます。


 あんこうチームパネルの横には角谷杏生徒会長の立て看板もありました。以前の「ガルパン駅なかかくれんぼ」で探していて唯一見つけられなかったのが角谷会長でしたので、なんだ改札口の横に居たのか、と安堵しました。


 反対側には、大洗駅にて運営されるレンタサイクルが並び、利用案内が掲げられてあります。1回500円、保証金1000円が必要となりますが、私はいつもエノキザワこと榎澤輪業商会さんのレンタサイクルを利用しています。その主な理由としては、大洗駅のレンタサイクルの利用日が当日のみに限られる点が挙げられます。私のように宿泊滞在する場合はレンタサイクルも数日借りることになるのですが、それが可能なのは榎澤輪業商会さんのサービスだけのようです。


 駅舎内のガルパンコーナーともいうべきインフォメーションコーナーは、9時からの営業なのでまだ閉まっていました。外の貼り紙類を見たり、売店の販売グッズ類をのぞいたりしました。


 大洗駅の外観です。この図も毎回なんとなく撮影してしまいますが、大洗行きを改めて実感させてくれる重要な光景の一つだからでしょう。


 駅前のロータリー付近の桜は、まだ咲いていました。天気予報サイトの桜情報では「散り始め」とありましたが、実際にはまだ満開状態の所もありました。まさに陽春の風情でしたが、しかし時折冷たい海風が吹くので、暖かいというよりは少し肌寒い日でした。朝夕はぐっと気温が下がったそうなので、夜間はかなり寒いんだなと考え、厚着をしてきて良かったと思いました。


 大洗駅の駅舎を背景にして桜の景色を撮影してみました。雲一つ無い快晴でしたので、春らしい雰囲気をそのまま写し撮ることが出来たように思います。


 町内では、桜だけでなく桃も各所で見かけました。遠くから一見すると紅梅のようにも見えますが、枝が高く張って桜の木と似ているので桃だと分かります。桜も桃もバラ科のサクラ属なので、花は同じ五弁です。花びらの先端が内側に切れ込んでいるのが桜、尖った感じになっているのが桃です。
 奈良でも紅梅と桃はよく間違えられているようですが、花期が異なるので識別は容易だと思います。奈良に居た頃は、よく斑鳩や山ノ辺へ花の写真を撮りに行っていましたが、奈良盆地の農地には桃の木が多かったので、大和の春景色と言えば桃と蓮華草、というイメージが私にはあります。 (続く)

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