自宅で死を迎える事を選択したおばあちゃんを一生懸命看病する小学生の女の子。
おばあちゃんに話しかけ、手を握り、水を上げ、一緒に時を過ごす日々。
死に触れる機会の少ない現代。
高齢化社会を迎えて、今後、病院以外の場所、施設や自宅で死を迎える人は増えていくという。
死がだんだんと身近になっていく時が来ているのでしょうか。
死と共にあった昔の日本に戻っているのでしょうか。
8月15日。
おばあちゃんは自宅で97歳でその生を終えられた。
一生懸命看病し切ったその女の子。
その葬儀の際のインタビュー。
「おばあちゃんに言いたい事は?」
「ありがとうです」
「おばあちゃんはどこに行ったとおもう?』
「私たちの心の中」
見事!
素晴らしい答えです。
今の子供達は凄いと素直に感じました。
どこか本当の事を内々にわかっているのかもしれません。
死は確実に誰にも起きる事。
死とどう向き合い、死をどう考えていくか。
そこから生きる事がハッキリしてくる。
死の曖昧さがあらゆる妙な生をうみだす。
今、社会全体が死について問われていると感じる。
が、ちゃんと死に向き合い、死をわかり始めた子供達の感覚に大きな希望を感じました。
とあるNHKの番組を見て感じた事でした。
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