新型インフルエンザは騒ぎすき゛ 免疫学者の考察 タミフルの効果と副作用

原和美さんの選挙支援に行く際、阪神電車乗換え時に見える芦屋市役所。

関西よつば連絡会発行のひこばえ通信に安保徹（新潟大学大学院教授・免疫学）さんが書いている「感染と健康について」の一文。

　感染症対策の人も一般の日本人も感染症や病気には罹らない方が良いと考えているように思うが果たしてそうかと問題提起しています。

　安保さんの主張を要約すると

雑菌やウイルスで免疫力は鍛えられる。ところが行きすぎた日本人の清潔志向は過去いろんな危険な感染症と戦うことで生き延びてきた人類の歴史を忘れてしまい、いつの間にか免疫力を低下させているのではないか。

免疫力が弱まれば発ガンの頻度も高まる。米欧ではガンの死亡者数は頭打ちか、減少なのに日本だけがうなぎ上りになっている。抗ガン剤の使い過ぎ、免疫力の低下が関わっているのではないか。

感染つまり常在微生物との戦いで免疫系のバランスが保たれている。抗生物質で除菌して胃潰瘍が治ったように見えても病気は他の場所に移るだけで、実際は炎症が食道や大腸に移っている。

もっと大切なのは、病気の生物学的意味を見失うこと。せっかくのからだからのメッセージである病気を無視しては、生き方の足しにはならない。人間の小賢しさで物事を解決しようとしても本質まではたどりつかない。

以上です。

私は専門家ではありません。しかし、田舎で多くの動植物と日常的につき合ってきた私には、あまりの清潔志向はなじみませんし、何事もほどほどにと思ってしまいます。タミフルが万能薬のようにマスコミで取り上げられると、インフルエンザ予防の集団接種と同様「効果、安全性、必要性」を吟味していないと指摘せざるを得ません。ぜひ自分で十分考えた上で、対処法を決めてほしいと願っています。

ご参考に　タミフル　インフルエンザ予防接種

タミフル服用も重症化

タミフルの副作用にはまとめとして次のように書かれています。

１）現在のインフルエンザウイルス感染症は健康な人にとっては必ずしも「タミフル」を服用しなくても、自然に治る。　
２）タミフルを服用すれば、発熱期間を１日短縮できる。　
３）頻度不明（言い換えれば、非常に稀）であるが、重大な副作用もあり得る。　タミフル服用にあたっては、以上の３点を慎重に検討する以外にないと思います。

タミフル副作用、インフルエンザ予防接種の危険性など、

タミフル副作用情報

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