今日は兵庫デーでした。 尼崎市議選・つづきさんの出発式と総選挙兵庫１区・原 和美さんのビラ配り

今日配った原　和美さんのビラを持って。

　午前中、尼崎市議選・つづきさんの出発式。遅れてしまい着いたのは見送りの最中でした。明日は午後から宣伝カーに乗る予定です。多数激戦で社民、共産、市民派が全員当選できるかが焦点、白井文市政への対応が微妙に影響しそうな選挙です。

　阪急武庫之荘からは市バスで阪神尼崎に向かうのですが、途中、一回だけ参加した尼崎国際マラソン（現在は開催されていないようですが）のコースを通りました。丁度10年前の11月に３回フルマラソンを走り、その時の最後がこの尼崎でした。

　常時練習不足で7日の淀川は4時間03分16秒、これがいい練習になり、23日の福知山は3時間39分18秒と記録はアップ、疲れのたまった28日の尼崎は3時間56分02秒で完走だけが目標でした。後にも先にも1カ月に3回のフルマラソンはこの時だけです。

　阪神尼崎駅では各種労働争議支援コーナー、平和アピール、沖縄の島歌、舞踊などが繰り広げられていました。顔なじみの方がいて、時間も少しあったので沖縄ソバを味わいながら十分雰囲気を楽しみました。

阪神青木駅で降り、東灘の新社会党事務所に。1人500枚のビラまきでいい練習にもなりました。今日の万歩計は13055歩。

テンプレートはいちごからランニングに変わります。

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関西よつば連絡会の「げんば通信」 四コママンガで牛が語る

今日Ｎさんにいただいたイチゴ、野菜もいっぱいいただきました。ありがとうございました。

　関西よつば連絡会の「げんばと現場を結ぶ・・・・」の思いを込めた「げんば通信」の四コママンガの中で牛がしゃべっていました。

なんかいまぁ、新型のインフルエンザが流行ってて人間たちは大変だーってさわいでるらしいよ。

知ってるー。パンデミックってやつでしょー。

でもぉ、そのウィルスは弱毒性でそんに怖いものじゃないんだってー。

それをやたらにマスコミが煽っているんだよね。

日本では毎年三万人以上の自殺者がいて、
世界の国では戦争で多くの庶民が犠牲になってて、
十億の人間が飢えに苦しんでいるっていうのに
それよりも弱毒性のインフルエンザに右往左往してるなんて・・・・・

欺瞞だよね。

世論ってのには振り回されたくないよね～。

「厚労省の新型インフル対策は間違っている」（日刊ゲンダイ）

今の新型インフルエンザよりも、もっと深刻なものは山ほどあってほんとに大変です。


貧困化、一方では富の集積の進む日本社会

「健康保険料　国保、未納率１割超す　昨年度最悪に　景気後退で滞納増」朝日新聞（23日朝刊）の見出し

　戦後最大の失業時代に突入、先の見えない不況の中で苦しんでいる方がいっぱいいます。こんな時こそ政治の温かさが求められているのですが・・・。がんばりたいものです。明日から尼崎市議選です。

【今日の動き】なかなかできないでいたメルマガの発信、「お元気ですか」の800部配布。ホームページ作業。資料整理。　

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ボーナスの大幅カット議案に反対の討論を行いました。

　写真は大会で発言する熊本県の坂東俊子さん　新社会党全国大会

　10時から臨時議会。私は質疑２件と討論１件。一時金については先行の質問者・共産党の阿字地議員と重複する部分は削って質疑しました。

　一時金が部長級で３３万７千円のカット、一番低い職員でも４万１千円のカットでほんとに大変です。民間の大変さもわかりますがもお互いのしんどさ比べではなく、どちらも「働く労働者こそ社会を動かしているんだ」の誇りと、それに見合う人間らしい生活ができる賃金は当然のことだと考えています。あるところにはあるのですから、普通の労働者が遠慮することは何もありません。

　以下、私の討論です。

議案第57号　一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正についての反対討論

今回の一部改正はおそらく対象者である、この議場におられる議員の皆さんにとって、賛否はともかく、まさに根耳に水のような唐突さを伴うものではないでしょうか。

もちろん提案される市長はじめ特別職の皆さん、また一般職職員の皆さんにとっても同様であります。

先ほど200年住宅という、想像もつかないほどの未来にまで住めるという優良住宅の話が出ましたが、今回の夏季一時金カットは一年前までは想像すらできないものでありました。

ご承知の通り、昨年夏までの日本経済は高度成長期の「いざなぎ景気」以上に長い好景気といわれ、あのバブル期を上回る莫大な収益を大企業の多くが享受していました。

それが昨年9月のリーマンショックを境に、100年に一度といわれる大不況が一気に世界中に広がり、外需依存型の自動車、電機産業など日本経済を牽引してきた企業も軒並みこの大不況の波に飲み込まれることになりました。

しかし大企業は史上空前にまで膨らんだ内部留保の取り崩しや、役員報酬、配当の引き下げで対応することなく、年末年始の派遣村にみられるように非正規労働者の雇止めから正規職員の賃下げ、解雇まで、全てを労働者にしわ寄せしていきました。

外需に依存し、全てを労働者にしわ寄せする企業体質が、国内の不況をさらに深刻なものにし、民間労働者の賃金低下を招いているのです。

なぜ公務労働者がこのような誤った経済政策や企業体質の責任を負わされるのか、まったく理不尽以外の何物でもありません。これが反対する第一の理由です。、

理由の第二は、人事院勧告の問題点です。
人事院勧告制度は公務労働者のスト権という労働基本権を奪った代償、見返りとしてつくられたものであり、公務労働者の利益を守る役割を担うのが人勧制度の本来のあり方であります。

それが、労働者の一時金カット、賃金引き下げを勧告するということは、この制度の趣旨にてらしても許されないことであります。
しかも今回は夏の一時金についてまでカットを勧告する異常さであります。これは財界の総人件費抑制や、与党が総選挙を前に公務員バッシングを政治的に利用する動きに人事院が迎合したものであり到底許されるものではありません。

理由の第三は、今回のカットによる減額があまりにも大きいことです。傾斜配分の凍結と合わせて、部長で３３万７千円の減額、最も対象者が多い主査主任級で１６万６千円、加算措置のない２級で４万５千円、1級で４万1千円となっています。削減率も部長で２３．９％、最も率の低い1級でも９．３％とまさに未曽有の厳しい内容となっています。

職員から「計算したら約20万円の引き下げ、市は職員の生活を考えているのか」、「30年働いてきたけどこんな引き下げ初めてや」といった声が出るのも当然のことであります。

理由の第四は、先ほどの質疑で明らかになった人事院勧告に対し、本市自らの判断をすることなく、100％従うという本市の対応です。
今回の人勧はきつすぎるということから、相当数の都道府県では見送っています。また引き下げる場合でも、大阪府は０．２カ月を０．１５カ月にするなど配慮しています。

地方自治の時代といわれる中で、地方自治体が自らの置かれた状況に合わせて独自の判断をするということは当たり前、普通のこととなっています。

傾斜配分の２年連続凍結に続く今回の引き下げは、職員の労働条件の極端な切り下げにつながるものであり、市独自の判断による緩和措置が必要ではなかったかと指摘するものであります。

理由の第五は、今回もまた職員組合との労使合意がない中での議会提案になっていることです。
さらに本市の場合、職員組合に組織されていない管理職を除く職員が他市に比べ、大きな比率を占めているにも関わらず、このような人たちの声を受け止めていく姿勢はまったく見られません。この点についても何らかの対応を求めるもの根であります。

最後に、内需拡大が景気対策として最優先されるべき時に、賃金カットはさらに景気を冷え込ませるだけだと指摘するものです。

以上、反対する理由を申し上げました。議員諸氏の賛成をお願いし私の反対討論を終わります。ご清聴ありがとうございました。

【今日の動き】

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明日は臨時議会です。 新型インフルエンザ 茨木で新たな感染者は出ていません。

　写真は徳島市の高開（たかがい）千代子さん　新社会党全国大会

明日の臨時議会に提出される議案と発言予定者（敬称略）です。

①専決処分につき承認を求めることについて（市税条例の一部改正について）
　
　発言予定者　山下けいき（新社会党）

②一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正について

　発言予定者　阿字地洋子（共産党）
　　　　　　　　　山下けいき（新社会党）

　討論（反対）予定者　山下けいき（新社会党）
　討論（賛成）予定者　大島　一夫（公明党）

③茨木市一般会計補正予算

　発言予定者　松本泰典（公明党）
　　　　　　　　　岩本　守（共産党）　　
　　　　　　　　　桂　睦子（刷新市民フォーラム）

④茨木市公共下水道事業会計補正予算
　発言予定者　なし

　新型インフルエンザの市内感染者は全部で２７人、そのうち２０人が完治、７人が観察中との資料をいただきました。

　２７日午後から２８日午前で７検体を調べましたが陽性は見つかりませんでした。どうやら終息に向かっているようです。

【今日の動き】終日　質問と討論の準備　

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朝鮮民主主義人民共和国が核実験 戦争思考からの脱却を

　写真は保坂展人社民党衆議院議員と池田一慶（比例・東京）さん 新社会党全国大会

　朝鮮民主主義人民共和国が核実験をしました。私は強くこの核実験に抗議します。加えてつくづくこの国の権力者、そして戦争思考はどうにかならないかと思ってしまいます。

　しかしそれでも、他国に攻め入っていない分、大ウソをついて他国への侵略を繰り返している戦争中毒アメリカや戦前の大日本帝国よりはまだましだと考えています。

　またこの国を仮想敵国に世界最強の米軍が幾度も日・韓と合同軍事演習を繰り返しており、それがこの国に脅威と恐怖心を植え付けていることも否定できません。

　先日のミサイル騒ぎも正体はいったい何だったのか、大本営どころか、米軍情報に左右されて、真実は一般国民にはなかなか分かりません。マスコミも正しい情報を伝えているとは限りません。全て疑えとは言いませんが、全て信じるよりは賢明な判断が得られるのではないでしょうか。

　さて、「北朝鮮」バッシングが嵩じて先制攻撃論が自民党の中で飛び出してきました。なんともはや浅はかなことです。在日朝鮮・韓国人に対する迫害につながらないことを祈るばかりです。

　先制攻撃論に対してはとりあえず以下のサイトをご参考にしていただければ幸いです。

＜「敵基地攻撃論」と暴力の連鎖＞

　なお、私は北朝鮮と書かずに朝鮮民主主義人民共和国と書きました。この国に現在、民主主義があるとも、共和国だとも思っていませんが、固有名詞は固有名詞です。自由民主党のどこが自由で民主なんだと思いますが、他人が勝手に変えることはできないのと同じです。

　礼節を持って固有名詞は重んじるべきだと考えます。その上で朝鮮民主主義人民共和国がその名にふさわしい国になることを願っていますし、これは自由民主党に対しても一緒です。

【今日の動きと万歩計】　新型インフルエンザで休所措置になった際の職員配置で聞き取り。臨時議会で質疑２件、討論１件をすると発言通告。質問準備。夜は西日本入管センターを考える会の定例会。会報などの印刷。ホームページを更新、「日本は美しい国ですか」に自公政治がさらにひどくした日本の貧困①、自公政治がさらにひどくした日本の貧困②を追加しました。

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学校給食の調理員さんが産直グループで給食民営化について話されました。

　写真は栗原君子委員長　新社会党全国大会で

　よつばの産直から学校給食民営化について聞きたいとのことで、調理員のＭさんにお願いして、私も同行しました。

　直営校に比べ民営校では①調理員離職率、給食への異物混入率が高くなっていること、②民営化に伴って、ご褒美みたいに焼き物器が民営校だけに配備されたが、冷凍物の解凍になるため、いうほどの意味をなしていないこと。③500万かけて導入された生ごみ処理機もバイオ機能は果たしておらず単なる乾燥機にすぎないことなど現場での問題点が挙げられました。

　聞いていて、調理員と食べる児童との交流、それができる限りおいしい給食を作りたいとの熱意に変わっていく、ここが直営の素晴らしさだと感じました。朝食をきちんと食べていない児童が３割に及んでいる中で、自分たちが作っている給食が子どもたちの生命につながっている、そんな誇りが一言一言にあらわれていました。

【今日の動き】「新社会」の配布、議会準備。市民相談のあった新型インフルエンザで採られた職員体制について調査。

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茨木もマスク姿が少なくなりました。 今日から臨時議会の準備に入ります。

　写真は兵庫一区の予定候補・原和美さん　新社会党全国大会で

　市職員の夏のボーナスをカットする議案が今週臨時会に提案されます。私は反対の立場で質疑、討論の予定です。質疑は過去の人事院勧告に対する市の対応、討論では人事院勧告の性格も含めながらと考えています。

　街中のマスク姿はあっという間に減少、一割程度になりました。東京ではマスク姿は二割程度でしたが、今日の市内はそれよりも少なくなっているように思われます。

　ここに来て今回の政府から自治体が取った対応の是非が議論になりつつあります。インフルエンザは病気であり、全てに科学的な分析に沿った対応が求められます。科学的な検証に耐えられないような対策は意味をなしません。

　また、物事に絶対と云うものは基本的に存在せず、よりどうなのか現実に合わせて判断せざるを得ません。今回の措置についても個々に、より効果的な対応は何かを考える材料として活かしたいものです。

【今日の動き】　新社会党全国大会の資料、写真の整理。昼から５月臨時会の議会運営委員会の説明を受ける。保育所の保護者が来訪され民営化以降の動き、保守系議員が１２月議会で事実と違う内容で質問し、関係者が精神的なダメージを受けている・・・・などの話を聞く。

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神田香織さん、代議員の話に会場は沸きました。 新社会党全国大会

　写真は神田香織さん　新社会党全国大会で

　昨夜はおとなしく９時過ぎに就寝したこともあって４時前に目が覚めました。走り始めたのは４時半ぐらいから。宿泊先のプリンスホテルのあるサンシャインシティから造幣局東京支局、池袋駅東口、豊島区役所、帝京平成大学などまわりました。

　大阪と違うのは、というよりも東京だけだろうと思うのですが、早朝５時だというのに駅周辺に若者が群れをなしていること。一日どのように過ごしているのだろうかと思わずにはいられませんでした。

　新社会党大会は９時からスタート。途中、講談師の神田香織さんの挨拶。

「もともと講談は社会風刺的なものとして存在していた。ところがいつしか、その社会性を失うにつれて、講談は廃れていった。私はどんどん社会的なものを題材にしていきます」とのこと。

　はだしのゲン、チェルノブイリ原発事故、不当労働行為と闘う国労闘争団、米軍機の墜落事故で家族を失った事件など神田さんならではの講談を作り上げています。なお神田さんのホームページはここ。巧みな話芸は大うけでした。

　大会は２日間で４０名を超える代議員が発言、神田さんの話芸に負けない達者な代議員も多く会場は大いに盛り上がりました。役員・執行部は再任されいつもの団結ガンバロウで幕を閉じました。

　昨年は大会の議長で進行に気を遣いましたが、今年は傍聴に近い代議員でリラックスできました。大会の議長さん、代議員、執行部、傍聴に来られた皆さん、本当にお疲れさまでした。

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党員が増え、確信に満ちた新社会党全国大会 東京・総評会館

　写真は新社会党全国大会

　新社会党の全国大会が開かれました。会場の総評会館は現在、労組のナショナルセンター・連合が中心に使っています。総評はなくなりましたが会館が「連合」会館にならずに「総評」のまま残っているのはどうしてだろうと思ってしまいました。また調べてみたいものです。

　総評がなくなり、総評の戦闘的労組は全労協に、共産党系の労組は全労連に移行し、労使協調で闘わない組合が連合になりました。総評の中核部隊だった自治労、教組の中央は労使協調の連合に染まってしまい右翼が騒ぐほどの闘いもなくなり、だんだんと活動は低下しています。

　期を同じくして政治の世界では「自社」の時代が終わりを告げ、第二自民党の民主党が小選挙区制、政党助成金に支えられ自民党となれあう閉そく状況です。賢明な有権者は民主党に期待どころか警戒の目で注視しているのではないでしょうか。ぜひ社民党も護憲政党の矜持をもって民主党に対してほしいものです。

　さて、新社会党の全国大会は、全国の同志が党員拡大に成功し党勢が上向く中で開かれました。政党助成金ではなくて党費と機関紙収入で組織を維持し，世直しを進めていることは素晴らしいと私は自負しています。

　各地からそれぞれの活動を持ち寄り、また学んだことを地域に返していく。それが全国大会の意義でもあります。午後１時から７時まで貴重な経験、提言が続きました。

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新型インフルエンザ対策 各自治体から首相官邸までの対応

　新型インフルエンザ対策は大阪府の判断もあり、各自治体の対応はほとんど一緒と思われます。自治体ごとの対応について北摂各市と大阪府、そして厚労省、首相官邸のホームページをリンクしました。

茨木市

高槻市

吹田市

摂津市

箕面市

池田市

豊中市

大阪府

厚労省

首相官邸　新型インフルエンザへの対応

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働く人を大切にしない自民党・財界は世界の非常識

　写真は　世界陸上に参加された高尾さん　安威川袖ふれあい駅伝

＜自殺者＞３０代、過去最多　昨年４８５０人、不況で拡大－－警察庁まとめ

　先日、上記のニュースが流れた。当たり前に毎年３万人を超える人が自殺する。３０代とともに２０代の自殺も増えていると云う。

　気になるのは就職失敗、失業、負債・多重債務、生活苦が増えていること。３０代の自殺原因がうつ病で圧倒的と云うが、これまた同様の失業、負債、生活苦など経済的な要因によるものが多いのではないかと私は推測する。

　経済大国と云っても、それは過酷な労働現場がもたらしたものにすぎない。先日ILO（国際労働機関）に関するニュースがあった。

　ILOは各国に労働条件の引き上げを求めて活動している。その一つとして、条約・勧告の形式で国際労働基準を設定し、加盟国によるその批准・適用を促進することであるとされる。

　ところが加盟国による条約批准数の平均は三六で、日本は四一条約を批准しているので平均をやや上回るが、OECD諸国の平均批准数は六七なので、先進国のなかでは日本の批准数は少ないことになる。（日本労働年鑑　第65集　1995年版より）
　資料は1995年版だから、先日のニュースでは日本の批准率はさらに低下しているようだ。

　日本の労働者は長時間労働・過労死の一方で失業と貧困が同居するさんざんな扱われ方なのである。働く人を大事にしない日本企業、その利益のためにILO勧告に従わず条約を批准しない自民党政権。この労働者の置かれた状況が自殺の多さにつながっている。どうして羊のようにおとなしいのだろう。ぜひ人間の尊厳を求めて少しでも発言してほしい、行動してほしい。つくづくそう思う。

以下も日本労働年鑑　第65集　1995年版より

ILOの原則と目的

　ILO憲章は、その前文で、「世界の永続する平和は、社会正義を基礎としてのみ確立することができる」、「世界の平和及び協調が危くされるほど大きな社会不安を起すような不正、困苦及び窮乏を多数の人民にもたらす労働条件が存在し」、「いずれかの国が人道的な労働条件を採択しないことは、自国における労働条件の改善を希望する他の国の障害となる」として、次のような具体的な労働条件の改善が急務であるとしている。

　(1)一日および一週の最長労働時間の設定を含む労働時間の規制、(2)労働力供給の調整、(3)失業の防止、(4)妥当な生活賃金の支給、(5)雇用から生ずる疾病・疾患・負傷に対する労働者の保護、(6)児童・年少者・婦人の保護、(7)老年および廃疾に対する給付、(8)自国以外の国において使用される場合における労働者の利益の保護、(9)同一価値の労働に対する同一報酬の原則の承認、(10)結社の自由の原則の承認、(11)職業的および技術的教育の組織ならびにその他の措置。

　また、ILOの基礎をなす基本原則として「国際労働機関の目的に関する宣言」（フィラデルフィア宣言）は、その第一項で、次の四点を再確認している。

　(1)労働は、商品ではない。(2)表現および結社の自由は、不断の進歩のために欠くことができない。(3)一部の貧困は、全体の繁栄にとって危険である。(4)欠乏に対する戦は、……労働者および使用者の代表者が、政府の代表者と同等の地位において、……遂行することを要する。

インフルエンザ マスクの効果

正しいマスクの着用と使い方につい て（一般の方向け）

【今日の動きと万歩計】　新型インフルエンザによって障がい者通所施設の経営が打撃を受けている件について、市の担当課に市独自が無理なら大阪府に対して働きかけてほしいと伝える。「お元気ですか」の配布　75分　500枚　今日の歩数　10205歩

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新型インフルエンザに関して市民派議員が麻生総理、舛添厚労相に申入れ

　写真は安威川袖ふれあい駅伝

【今日の動きと万歩計】情報公開していた西日本入管センターの被収容者処遇細則を西日本入管センターの関係者の会議があり届ける。

「お元気ですか」の配布　500枚　１時間20分　12045歩　ランニング距離　７キロ　


新型インフルエンザに関して市民派議員が麻生総理、舛添厚労相に申入れ

要望としては①今回の行政の対応の中で仕事を休まざるを得なかった方に対する所得補償、②適切な市民への情報提供となっています。

２００９年５月２０日


内閣総理大臣　麻生 太郎 様

厚生労働大臣　舛添 要一 様

申　入　書 　

新型インフルエンザが大流行しつつあり、特に、私たちが住む大阪府北部の北摂地域では、すでに多数の感染者が確認されています。市民生活にも様々な影響を及ぼし始めており、地域の自治体議員として、座視できない状況が生じていますので、下記の通り申し入れるものです。

新型インフルエンザの流行に伴い、大阪府と大阪府教育委員会は全府立学校園の休園・休校を決め、各市町村および市町村教育委員会、私立・国立の学校園に対しても同様の要請をしました。保育園・幼稚園・小中高など学校園の休園・休校措置を取る自治体が増え、本日現在、府内のほとんどの学校園が休校・休園している状況です。

保育園・小学校の休園・休校によって、共働き世帯や一人親世帯は重大な影響を受けています。アルバイトやパートなど、いわゆる非正規雇用で働く人にとっては、欠勤扱いになると給料減に直結するため、家計への影響は切実です。さらに、現下の社会経済状況では、最悪の場合、欠勤を理由に不当な解雇が行われることすら危惧されています。私たち地方議員のもとには、多くの方から「子どもを預けることができないので、仕事を休まざるを得ない。どうすればよいのか」という、悲鳴にも近い相談が寄せられています。

とりわけ母子世帯は、平均所得が全世帯平均の４割未満と極めて低い上、非正規雇用で働く人の割合が高く、このたびの休園・休校によって特に深刻な影響を被ることになります。

高齢者通所介護施設や障がい者通所施設も多くが休所しており、高齢者や障がい者を家族に持つ人にとっても、仕事を休まざるを得ない状況が生じています。

今後もさらに様々な問題が現れるものと思われますが、さしあたって、緊急の対応として下記の二点につき要望します。

学校園の休校・休園、高齢者通所介護施設や障がい者通所施設の休所等により、当該学校園・施設の職員で休業あるいは自宅待機となった方や、当該学校園・施設の利用者で育児や介護等のため仕事を休まざるを得ない方に対して、何らかの形での所得補償を行うこと。実施にあたっての実際の運用は、自治体の裁量に委ねること。
新型インフルエンザの感染予防法・症状・治療法・感染拡大の状況などについて、最新の情報を国民・市民に対して適切に提供すること。

　以上、速やかな検討・実施を強く求めます。


大阪府議会議員　　小沢 福子

茨木市議会議員　　小林 美智子
　　　　同　　　　　山下 慶喜

吹田市議会議員　　池渕 佐知子
　 同　　　　　中本 美智子

高槻市議会議員　　野々上 愛
　　　同　　　　　川口洋一


豊中市議会議員　　神原 宏一郎
　　　　 同　　　　　木村　真
　　　　　同　　　　　坂本 保子

能勢町議会議員　　八木　修

箕面市議会議員　　尾上 輝美
　　　　同　　　　　北川 照子
　　　　同　　　　　中西 智子
　　　　同　　　　　増田 京子
　　 同　　　　　森岡 秀幸


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インフルエンザによる死亡数の推移など関連資料です。

　写真は安威川袖ふれあい駅伝　走り終わった後のパーティー用に盛り付けられたトマトとキュウリ

【今日の動きと万歩計】

午後、臨時議会の招集について副市長から議案の説明。

定額給付金がきちんとホームレスの方にも渡るように、市の担当者に改めて要請しました。議会の中でも追及してきましたが、市は生活困窮者の救済につながるよう努力すべきです。今のままではホームレスのほとんどの方が受給できないまま終ってしまう可能性大です。

夜は新社会党大阪府本部執行委員会。

インフルエンザに関して

　情報は多方面から入手し、自らの頭で判断することが大切です。専門家と言っても製薬メーカーの代弁者みたいな御用学者が多いですから。特にインフルエンザワクチンについて私は懐疑的です。

　自分で日常的にうがい、手洗いを心がけ、罹ったらゆっくり休養、栄養つけて自然な回復を待つ。ワクチンで副作用事故なんてまっぴらです。

　政府も徐々に一般的なインフルエンザ対策に変更しつつあります。絶対というものはありません。より適正な方策でしかなく、今回は過剰反応で失われたものについて考えることも必要と思われます。

下記の関連資料　参考になれば幸いです。

インフルエンザによる死亡数の推移など関連資料

インフルエンザ関連情報

誰のための予防接種(　[YG]茨木市議　山下けいき　お元気ですか)より

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新型インフルエンザに過剰反応 小豆島オリーブマラソンまで中止。

　写真は安威川袖ふれあい駅伝

　庁内を回っていると新型インフルエンザの影響で「小豆島オリーブマラソンが中止になった」と聞かされました。小豆島町は茨木市と姉妹都市で例年多くの茨木市民がこのマラソンに参加されています。今年も市民活動推進課がバスを借り切って準備を進めていました。

　さて大会を楽しみに練習してこられた人の思いはどうなるのでしょう。昨年お会いした連続で参加している最高齢（96歳）のＴさんの顔が浮かびます。

　参加費の返還、それに伴う手数料の負担、また島内のホテル、ユース、民宿なども宿泊費の返還が生じます。パンフレット、ソーメンなどの費用もばかになりません。さんふらわーなど大会のために特別運行を予定していたフェリー会社との関係は、、、、。

　参加者が土産物などに落とす経済効果も無くなります。今回だけかもしれませんが島おこしのイベントが逆効果になってしまったようです。

　大会実施委員会の協議が長引いたとも聞きました。関係者の戸惑いは分からなくもありません。確かに多くの参加者があり、その中に保菌者がいてウイルスをまき散らすことになるかもしれません。

　しかし通常のインフルエンザ並みの弱毒性に過ぎません。少々のリスクは承知で参加する人も多いと思われます。一方中止することでこうむる損失は現実のものです。弱毒性の新型インフルエンザにそこまで振り回されていいものでしょうか。14回も参加してきたものとしては実行委員会に過剰反応すぎるといいたくなります。

　ただでさえフェリーの運航も不便になり疲弊の一途をたどっている島の経済。オリーブマラソンで活況を呈することの意味は都市部とは比較になりません。こんな時だからこそ自粛ではなく、いつものように笑顔いっぱいのオリーブマラソンにしてほしかった。つくづくそう思います。

【今日の動きと万歩計】「新社会」の配布と集金。「お元気ですか」配布1100枚　11020歩　ランニング6キロ

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新型インフルエンザ 騒ぎすぎではないか

　写真は安威川袖ふれあい駅伝

　昨夜以来、茨木市は新型（豚）インフルエンザ（以下「新型」と略す）で大わらわである。土・日と休日なしの職員さんには心からお疲れさまと労をねぎらい、また感謝したい。

　ただ全体としてはやはり騒ぎすぎの感は否めない。

　市の対策本部から1週間の学校・園の休校休園、保育所休所の対応などがファックスで送られきた。議会事務局からは来週（私の所属する文教委員会は木、金）予定されていた常任委員会の視察中止の連絡が入った。

　文教常任委員会がなぜ視察をストップしなければならないのか。その理由もなしに、所属する文教委員の意見も聞かずに、議会事務局から当たり前みたいに電話一本で通知してくる。

　視察実施の是非は各委員それぞれだろうとの考えすら思い浮かばない。こんな非常時（？）だから当然だと勝手に判断する。

　しかしほんとに非常時なのか、大勢に流されているだけではないのか、立ち止まってそれぞれが考えているのかと私は思う。

　委員の行動に関することを委員に諮りもしないで決めてしまう。そんな安易な決め方が私は承服しがたいのである。決めるなら委員会を開く。意見が一致しないなら最終は多数決で決める。少なくとも私は視察を取りやめるほどに大騒ぎする方が問題だと考えている。

　議会は縦ではなく横社会であり、合議が基本である。合議抜きに指揮命令できるほど議長や委員長が偉いわけではない。そんなイロハすら吹っ飛んでいる。また視察の受け入れ市ではいろいろと準備をしていただろうに、宿泊先のキャンセル料はどうなるのかなと細かい事まで気になってしまう。

　1週間の学校、園の休校、保育所休所はなおさら慎重さを必要とする。働いている保護者は簡単に休めるものではない。中には非正規で時間給で働いている人もいる。一週間休むと即生活に差し障る方もおられるだろう。そういった方々の生活を誰が支えるのか。

　ものには程度というものがあり、市民には日常の生活がある。それを無視して「新型」対策が突出しているのではないか。「新型」を出せばいかに日常の営みが失われようが許される。そんな粗雑な空気にまず私は反発してしまう。
　
　行政がそのサービスをストップするのなら、ストップすることで市民がこうむるさまざまな不利益に対して、なんらかの代償措置を考える。その上で物事を決定すべきだろう。今回降ってわいたような事態で代償措置が間に合わないなら、事態収拾後に茨木市独自の対応やまた府や国への働きかけを考えてもらわなければならない。今後の課題である。

　もうひとつはいわゆる何でも自粛へと安易に流れる傾向である。ここで全ての思考がストップしてしまう。個別に、どの程度までが適当か判断する際に、なにかしら大げさにしなければ、しかも自粛の方向にしなければ後で責任を問われるという強迫観念が働くように思えるのだ。

　厚労省はじめ政府の各機関が、国民の生命を守るどころか、企業利益のために、それを二の次、三の次にしてきたのは数々の薬害や公害を放置してきた歴史が明らかにしている。政官財癒着の体質、厚労省における薬剤メーカーとの癒着も相変わらずである。

　先日ＪＲパス不正使用など私用優先で解任された鴻池祥肇官房副長官こそ政府自民党関係者の真の姿である。全員とまでは言わないが・・・。それが有事だ、新型ウイルスだとさも国民の生命が最優先などと騒がれるとしらけてしまうのだ。

　「北朝鮮」の飛翔体騒ぎで政府は失態の連続だったが、防衛産業はニンマリだった。今回の普通のインフルエンザ同様の毒性で大騒ぎする背景は何だろうと私は考えてしまう。

　さてそれほど「新型」は怖いのか。週刊「金曜日」（5/15）に「在庫タミフル一掃とＰ４施設稼働も伏線か。『パンでミック』危機が煽られた真相」（古川琢也＋本誌取材班）の記事がある。

　以下この記事内容

①「新型」が弱毒性であることは研究者の間では周知の事実、それを約一世紀前のスペイン風邪などを例に出して煽ってきたのが国立感染症研究所・インフルエンザウィルス研究センターの田代眞人センター長だった。バイオハザード予防市民センターの代表幹事は社会的インフラがけた違いに改善されている現代と同一線上に論じる根拠の脆さに困惑とある。

②田代氏や「危機管理は過剰なぐらいやっていい」と弁明する舛添厚労相などが危機を煽る背景に「やっぱりあぶないタミフル」の過剰備蓄がある。

③タミフルの服用者4500万人のうち3500万人が日本人。５月現在で3380万人の備蓄、さらには今年度新たに830万人分を追加する。服用後の異常行動や副作用が報告され在庫あまりの状況が続いていた。消費年限も昨年11月に５年から７年に再延長されたばかり。厚労省は在庫を整理したい状況が続いていた。

④「Ｐ４施設」を稼働させたい厚労省が「新型」の危険性を煽りたてている。

「Ｐ４施設」とは強毒性の感染症予防ワクチンを作るため、最高度の機密性でウイルスを封じ込める施設で生物兵器、バイオテロ対策を研究するための不可欠の施設。米国から生物兵器、バイオテロ対策強化を求められている。

⑤しかしＳＡＲＳは中国の研究施設から漏れた可能性、また米国の「Ｐ４施設」からのウイルス事故の報告もある。この施設によるウイルス事故の危険性は否定できない。

⑥警戒すべきは現在の「新型」ではなく、鳥、ヒト両方のインフルエンザに感染した豚の中でインフルエンザがフルモデルチェンジし、人間がまだ抗体を持たない新「新型」ウイルスである。
　

以下は中日新聞（5/11夕刊より抜粋）

　毎年のインフルエンザに比べて症状が突出しておらず薬も効くことから「そこまでやるのは行きすぎ」の声も。外国では「日本だけ騒いでいるのでは？」との見方もある。

　初めての感染者が見つかる前から国内の過剰反応の例はいくつかある。外国に行っただけで出社や登校しないよう求められたり、食料備蓄を呼びかける放送局まであった。医師の古川俊治参院議員が国会質問で「大流行に備えてベッドを空けるため、緊急でない手術は延期するなどの措置がとられた病院もある。過剰反応では」とただすほどだ。

　過敏な反応がでる要因の１つは、国の行動計画が「強毒性の鳥インフルエンザ」に対応しているからだ。今回のウイルスは弱毒性とみられ、症状もマイルドなのに、計画は大人がバタバタ倒れ、全身症状を起こして死亡する想定だ。

　ここまで中日新聞

なお、「新型」だけでなく通常のインフルエンザ対策として以下のことがあげられています。

・咳、くしゃみの際は、ティッシュ等で口と鼻を被い、他の人から顔をそらすこと
・使ったティッシュは、直ちにゴミ箱に捨てること
・咳やくしゃみ等の症状のある人には必ずマスクを着けてもらうこと
・咳やくしゃみをおさえた手、鼻をかんだ手は直ちに洗うこと
・帰宅後や不特定多数の者が触るようなものに触れた後の手洗い・うがい を日常的に行うこと
・手洗いは、石鹸を用いて最低15秒以上行うことが望ましく、洗った後は、清潔な布やペーパータオル等で水を十分に拭き取ること
・感染者の2メートル以内に近づかないようにすること
・流行地への渡航、人混みや繁華街への不要不急な外出を控えること
・十分に休養をとり、体力や抵抗力を高め、日頃からバランスよく栄養をとり、規則的な生活をし、感染しにくい状態を保つこと
・災害時のように最低限(2週間程度)の食料品・生活必需品等を備畜しておくこと

【今日の動きと万歩計】昼から平田住宅管理組合総会。新型インフルエンザに関する情報収集。3885歩

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