ガウスの旅のブログ

学生時代から大の旅行好きで、日本中を旅して回りました。現在は岬と灯台、歴史的町並み等を巡りながら温泉を楽しんでいます。

信州高原の蝶撮影旅行(2)

2006年08月06日 | 旅行
 朝は、早起きして、宿の周りを散策したんだけど、高原の空気は冷たいくらいで、ほんとうに爽やかだった。
 宿に戻って、朝風呂に入って、朝食をすませ、7時半過ぎには宿を立って、八ヶ岳に登ることにした。といっても、ロープーウェイで上がって、上の方を散策するだけなんだけど...。
 ピラタス蓼科ロープウェイというのがあって、標高2,237mの所まで運んでくれる。でも人気があるのでとても混むんだ。それで一番最初のに乗ろうと、早めに宿を出た。
 結局、8時20分発の2番に乗って、上がっていったんだけど、そんなに混んでなくて助かった。天気も良くて、眺めも最高だったんだけど、ちと靄がかかって、北アルプスが霞んでいたのが残念!
 ロープーウェイを下りてから、坪庭という所を散策したんだけど、とても爽快で、高山植物が咲き、雲上の極楽のような感じなんだ。写真もたくさん撮った。
 一周してからロープーウェイで下り、今度はリフトに乗って、高原を散策しながら蝶の写真を撮ったんだけど、クジャクチョウ、アサギマダラなど12種の蝶の写真が撮れてまずまずの成果だった。とにかく、天気がいいんだけど、風がさわやかで...。
 
 アサギマダラのメスとクジャクチョウ

 その後は、蓼科高原から下って、富士見高原の方へ行ってみた。ここに入笠山(標高1,955m)というのがあって、ゴンドラで上ることが出来るんだ。しかし、行ってみて驚いたのは、MTB(マウンテンバイク)の人がたくさん来ていたことなんだ。MTBをゴンドラに積んで、山上からコースを駆け下りるらしいんだけど...。
 私は、レストハウスで、昼食をすませてから、上っていったんだけど、とにかく天気が良くて、直射日光は暑いんだけど、山頂付近は風がさわやかで、日影にはいると涼しいんだよね。ここには、お花畑や湿原があって、2時間弱散策しながら、蝶と花の写真を撮ってきた。ノアザミ、コオニユリ、ヤナギラン、クガイソウ、ハクサンフウロなどがたくさん咲いていて、それはきれいだったし、エルタテハ、ジャノメチョウ、テングチョウなど13種の蝶も撮影できた。
 
 ジャノメチョウとエルタテハ

 2時半には山を下り、帰途に着いたんだけど、諏訪南インターから乗った中央自動車道が渋滞していたので、思いの外時間がかかってしまった。途中、3箇所で事故があったのも影響しているようだったけど...。それでも、なんとか夜7時前には戻ってこられて、ホッとしたよ。
 今回は、とても天気に恵まれ、爽やかな高原をたくさん散策して、蝶や花の写真をいっぱい撮れたんで、いい旅行だったかな...。