ガウスの旅のブログ

学生時代から大の旅行好きで、日本中を旅して回りました。現在は岬と灯台、歴史的町並み等を巡りながら温泉を楽しんでいます。

小川湯元天然温泉「おがわ温泉 花和楽の湯」

2006年08月13日 | 埼玉の温泉巡り
今日は天気も良いので、朝からドライブに出かけ、午前中の約2時間をかけて「嵐山 蝶の里公園」を散策しながら蝶の写真を撮った。気温35℃近い、うだるような暑さだったけど、17種の蝶と出会え、オオムラサキ、キマダラセセリ、ヒメキマダラセセリをじっくり撮影できてまずまずの収穫だった。
 しかし、かなり汗をかいてしまったので、さっぱりしたいと思い、小川町にある温泉日帰り入浴施設「おがわ温泉 花和楽の湯」へと向かうことにした。
 ここは、瓦工場の跡地に2004年4月27日オープンしたアルカリ性単純温泉(低張性・アルカリ性・低温泉)で、源泉 27.8℃、pH 10.1、溶存物質総量 188㎎/㎏、湧出量は100L/分で地下1,024mから湧き出ていると聞いていた。
 前から入浴したいと思っていたんだけど、以前訪れたときに、ものすごく混んでいて、入場制限され、待ち時間1時間と言われて断念した苦い経験があり、足が遠のいていた。
 場所は、国道254号線から右折し、東武東上線の線路を越えて少し入った、小川赤十字病院の近くにある。裏手に小山があり、広い敷地に和風の平屋建が建っていて、前面が駐車場となっている。
 車を駐めて、玄関へと向かうと、とても印象的な瓦屋根が目に付き、植え込みと共に純和風のたたずまいだ。
 玄関を入り、下駄箱に靴を入れ、一般入浴料1,050円也を払って、館内へ入っていったが、今日は入場制限をするほどには混んでいないようだ。
 浴場は、「殿湯」「姫湯」と男女別に分かれ、脱衣して内湯スペースの方へ入っていくと、15人ほどは入れそうなメイン浴槽があった。別源泉(鉱泉)の「金の湯」が濾過して利用され、源泉温度が低いので、加熱循環させているようだが、結構オーバーフローもさせていて、半循環といった感じか...。湯はやや濁りがあり、心地よい。
 その前に、茶褐色の水風呂があるが、「金の湯」がそのまま注がれていて、鉄分がかなり含まれていると思われる。この源泉は温泉とは認められていないようだが、それに匹敵する成分が含まれていると見た。併設されているサウナの水風呂代わりに使用されているようだが、とても気に入った。
 ドアを開けて、露天風呂スペースへ出ると、結構広くって、各種浴槽がゆったりと収まっている。メインの露天風呂は岩造りで数十人は入れるもの、「白金の湯」と命名された源泉が注がれていて、白濁している。さすがにpH10.1というだけあって、ぬるぬる感もかなりのものだ。源泉温度が低いので、加熱循環されているようだが、オーバーフローもされている。じっくり湯に浸かって、心地よい肌触りを味わった。

 「おがわ温泉 花和楽の湯」の露天風呂

 この前には2層になった岩風呂もあり、寝湯や座り湯のスペースも取られている。
 館内には、「手もみ処 はんなり」、貸し切り風呂「雲隠」「楽恋房」(2時間単位の貸し切り露天風呂+和室)、岩盤浴 「瓦黄房」(男女混浴の低温サウナ)、お休み処 「一休」「ひなたぼっこ」なども併設されているので、いろいろ利用しながら、のんびりと1日を過ごすのも良いかも知れない。
 私は、じっくりと湯に浸かった後は、館内にあるお食事処「楽膳」で昼食に天ざる蕎麦を食べてから戻ってきた。

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