ガウスの旅のブログ

学生時代から大の旅行好きで、日本中を旅して回りました。現在は岬と灯台、歴史的町並み等を巡りながら温泉を楽しんでいます。

秋ヶ瀬公園の蝶(その1)

2005年07月31日 | 蝶を撮る
 日曜日に早起きして、車で秋ヶ瀬公園へ蝶の写真を撮りに行ってきた。この公園は、さいたま市の西端を流れる荒川左岸の河川敷に広がっていて、約100haの面積がある。国道463号の羽倉橋と県道40号の秋ヶ瀬橋のに挟まれた地域に位置し、1971年(昭和46)に開設された緑地公園で、30数年の間に順次整備がされてきたのだ。
 公園内には、3つの「スポーツゾーン」と「観察・探索ゾーン」、「憩いの森ゾーン」、「三ツ池交歓ゾーン」、「自然の森ゾーン」と命名された林や草地の残る4つのゾーンに分けられている。中でも「観察・探索ゾーン」にある『野鳥園』と『水棲植物園』、「憩いの森ゾーン」にある『子供の森』、「自然の森ゾーン」にある『ピクニックの森』などに自然環境が残され、野鳥や昆虫等を観察する適地となっているのだ。
 この日は、まず『野鳥園』近くの駐車場に車を入れた。真夏とはいえ、朝の空気は清新で心地よい。最初に出会った蝶はコムラサキのオスで、地上にとまって、羽を開閉していた。国蝶オオムラサキよりは小(コ)型で、オスが羽を動かすと、見る角度によって紫(ムラサキ)色に光るので名付けられたんだ。

 コムラサキ

その後、公園の中を散策していると広場にたくさん咲いていたカタバミの花にヤマトシジミが群れていた。この蝶は、羽を閉じている時の様子がシジミ貝の内側に似ているために命名されたシジミチョウの一種で、日本(ヤマト)に広く分布していることから名付けられた、どこにでもいる蝶なんだけど...。小さくて愛らしく、オスの表側は少し光沢のある空色をしていて結構きれいなんだ。しばらく接写しながら見とれていた。また、近くにベニシジミもいたのでカメラに収めたんだ。

 ヤマトシジミとベニシジミ

 それから、『子供の森』の中へと入っていったんだけど、スジグロシロチョウのオスが花から花へと飛びまわっていた。追っかけ回して接写したんだけど、結構きれいに撮れたかな...。この蝶は、モンシロチョウによく似ていて、ちょと見では、間違えることもあるんだよね。

 スジグロシロチョウ

 その後、『野鳥園』へといたったんだけど、池の端の木に結構蝶が寄ってくるんだ。でも、なかなかとまってくれなくて、ずっと追いかけたり、飛んで来るのを待ったりしていたんだ。ようやく、高い枝の上に羽を休めたので、望遠でとらえたら、イチモンジチョウだった。それ以外にも、コミスジやアオスジアゲハ、キアゲハなども飛び回っていたんだけどうまくカメラに収まってくれなかったのは残念!

 イチモンジチョウ

 しばらく、同じ場所でねばってからは、「スポーツゾーン」の方へと歩いていったんだけど、あんまり蝶は飛んでいなくて、あきらめて帰ろうと思ったら、道路上にテングチョウがいたんだ。地表にとまったまま動かなかったので、しっかり接写したんだけど...。

 テングチョウ

 結局2時間以上歩いたんだけど、森の中に入っていったりしたから、藪蚊の攻撃を受け、全身で10箇所以上刺されてしまって、かゆくって仕方がない。全く、困ったものだよ。でも、結構いい運動になったし、蝶の写真もまずまず撮れた方だったかな...。
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*今日出会った蝶
・コムラサキ 1頭 (撮影)
・ヤマトシジミ 多数 (撮影)
・ベニシジミ 数頭 (撮影)
・スジグロシロチョウ 1頭 (撮影)
・イチモンジチョウ 1頭 (撮影)
・コミスジ 1頭 (撮影)
・アオスジアゲハ 2頭 (目撃)
・キアゲハ 2頭 (撮影)
・モンキチョウ 1頭 (撮影)
・テングチョウ 1頭 (撮影)
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信州の高原巡りの旅②(続き)

2005年07月24日 | 旅行
 朝8時半過ぎに、奥裾花温泉「鬼無里の湯」を立って、奥裾花自然園というところを散策したんだけど、標高1,200mのブナ林の中に湿原があって、とてもいいところなのだ。ただ、水芭蕉は先月で終わっていたのが残念だけど...。ここでも、2時間半くらい散策しながら風景や蝶の写真を撮って回ったけど、エルタテハ、ヒカゲチョウ、ミドリヒョウモン、ミスジチョウなどが、カメラに収まってくれた。

 エルタテハ

 その後は、戸隠神社まで行って、中社の門前にある「仁王門屋」で昼食に手打ちの天ざる蕎麦を食べた。ここは、とても有名な店で混んでいたものの、とても美味しかった。
 食後は、山を下って、霊仙寺湖畔までいって、むれ温泉「天狗の館」というところで、立ち寄り入浴したんだけど、高原の散策後だけに、とてもすっきりした。
 浴後は、信州中野インターまでいって、上信越自動車道に乗って帰ってきたんだけど、たいした渋滞もなく帰ってこられて助かった。
 今回の旅も高原をよく歩いたんだけど、初日は志賀高原の標高1,600mくらいのところを3時間ほど、2日目も標高1,200mにある奥裾花自然園を2時間半以上散策しながら、写真を撮ってきた。全部で、700枚くらい撮影したんだけど、ほんとうにいろいろな野草や蝶に出会えて満足した。また、天気にも恵まれ、良い温泉に入り、信州そばなど美味しいものも食べられたからいい旅だったかな...。
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信州の高原巡りの旅②

2005年07月23日 | 旅行
 朝5時に自宅を出立し、関越自動車道から上信越自動車道に乗り換えて、長野県へと入っていったんだけど、ほとんど渋滞もなくすいすいと走れた。信州中野インターで下りて、まず行ったのが志賀高原なんだけど、標高1,500m前後のところに池や沼、湿原が点在していて、散策するにはうってつけなのだ。最初に行った一沼には、可憐な睡蓮の花が咲いていて、それはそれはきれいで見とれてしまった。何人かカメラマンも来ていて、写真を撮っていた。それから、琵琶池まで林間を散策したんだけど、この時期いろいろな野草の花が咲いていて、なかなかいいんだ。
 その後、少し車で上って、田の原湿原へも行ってみたんだけど、ここにはニッコウキスゲとコオニユリがたくさん咲いていて、被写体には事欠かない。特に、コオニユリの花は美しく、ウラギンヒョウモンも飛んできて、何回もシャッターを切ってしまった。ここだけで、2時間も散策したのだ。

 ウラギンヒョウモン

 その後、場所を移動して、信州大学自然教育園も散策してから、昼食に信州蕎麦を食べ、少し車で走って、発哺温泉に入浴したのだが、とても良い硫黄泉で散策の汗を流した。
 浴後は、北に向かって、林道を走り、かやの平までいって、また散策したんだけど、ここは、牧場と草原になっていて、牛がたくさん草を食べていた。
 それからは、宿に向かって、一気に走って、奥裾花温泉「鬼無里の湯」に泊まったんだけど、まだ新しい、公共施設できれいだった。ここも、山村の一軒宿で、周辺はとてものどかで良かったのだ。
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福島・山形・新潟3県の旅(続々)

2005年07月18日 | 旅行
 朝8時半過ぎに宿を立ち、五泉市街を通過して、信濃川沿いに堤防上を上流へと向かっていった。分水町で国道116号線に出て、途中右折して、石地海岸へと至ったのだが、3日目にようやく日本海に出て、今回の旅で初めて海を見たことになった。海水浴場はどこも混雑しているようだったが、観音岬は訪れる人もなくひっそりとしていた。そこに、椎谷鼻(しいやはな)灯台が立っていたのだ。突端からは、日本海がよく眺望でき、晴れていれば北に佐渡島が見えるそうだが、少し霞んでいて、島影を確認できなかったのが残念だ。しかし、東方向には、眼下に石地海岸を望むことが出来た。また、南方向(椎谷港)を望むと米山を見ることも出来るとのことだったが...。
 その後、柏崎市街を通り抜け、聖ヶ鼻へと至った。ここは、福浦八景の一つで、泰澄禅師がこの地で修行したことから名付けられたとのことだ。とにかく眺望が良く、北東方向には上輪海水浴場から牛ヶ首(田塚鼻)を眺望し、南西方向は米山海岸と信越本線米山駅を望み、天気が良ければ、佐渡島も見えるとのことだが、この日は霞んでいて姿を現していなかった。駐車場の所に2つの碑が立っていたが、これは近くの鉢埼で生まれた松田伝十郎(1769~1843年)の業績を頌えたものだ。伝十郎は、江戸時代後期に幕府から北蝦夷地(樺太)の探検を命ぜられ、部下の間宮林蔵らと共に樺太探検に出かけて、間宮林蔵より早く樺太海峡を発見した人とのことだ。その時の言葉、「樺太は離島なり、大日本国国境と見極めたり」が刻まれていた。ここから米山埼灯台まで遊歩道があり、登っていくと先端には、白と黒のツートンカラーに塗られた米山埼灯台が立っていた。ただ、暑くて汗が出て仕方なかったけど...。ここでは、ヤマトシジミやベニシジミが花から花へと飛びまわっていて、マクロレンズを使って追っかけたのだ。とにかく、海と灯台と蝶の写真をたくさん撮ってから戻ってきた。

 帰路は、米山インターから北陸自動車道に乗り、長岡ジャンクションから関越自動車道に乗り継いだのだが、いたるところで、新潟県中越地震の復旧工事をしていて、車線とスピードが制限されていた。そうした中を南下していったんだけど、群馬県から埼玉県にいたるところでかなり渋滞していたので、高崎から下道に下りたのだ。そうしたら、かなり時間がかかすってしまってへとへとになった。まあ、3連休だから仕方がないんだけど...。
 今回も800枚近い写真を撮ってきたのだ。とにかく、よく歩いて写真を撮りまくったんだけど、標高の高い、林間や湿原を写真を撮りながら歩いたので、そんなに苦にはならなかった。とくに、すばらしい景色や可憐な花々が咲いているような所では、夢中でシャッター切っていたのだ。そして、汗を流すために温泉にも6カ所で入った。まあ、健康的な旅だったんだけど、初日に雨に降られたのと帰路に渋滞にぶつかったのが残念だったかな...。
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福島・山形・新潟3県の旅(続)

2005年07月17日 | 旅行
 翌日は、8時過ぎに宿を立って、樽口峠まで車で上がったんだけど、飯豊連峰の眺めがすばらしくって、写真を撮りまくったのだ。樽口峠から見た飯豊山は、とにかくすばらしいのだ。泡ノ湯温泉から、細い曲がりくねった道を車で上がってくるのだが、その道筋がはっきりみえて、すごくいい眺望なのだ。また、峠にはオカトラノオという白い花がたくさん咲いていて、キアゲハ、アカタテハ、ヒメアカタテハ、イチモンジセセリ、ウラギンヒョウモンなどの蝶が飛び交っていた。ここでもいっぱい写真を撮ったのだ。


 その後は、新潟県に入って、雲母温泉「雲母本館」に立ち寄り入浴した。その後、大石ダムへと至り、県民休養地の所に車を駐めて周辺を散策したのだ。遊歩道を1時間くらい歩いたんだけど、ここは標高約200mと低いのでとても暑かった。それでも、ダム湖から吹いてくる風はさわやかだったけど...。まあ、とはいうものの結構写真は撮った。
 その後は、胎内平へと至って、まず「みゆき庵」で昼食に天ざる蕎麦を食べた。食後は、「胎内昆虫の家」、「クレーストーン博士の館」、「フラワーパーク」と見学した。それからは、国道290号線に出て、新発田市域へと入り、五十公野公園もぐるりと回ったのだ。
 散策後は、月岡温泉の共同浴場「美人の泉」で汗を流して、その日の宿村杉温泉「旅館あらせい」に泊まった。ここも良い温泉だった。
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福島・山形・新潟3県の旅

2005年07月16日 | 旅行
 早朝5時過ぎに出立して、東北自動車道を北上したんだけど、たいした渋滞もなく順調に走り、福島県に入って、安積サービスエリアで朝食休憩を取った。喜多方ラーメンを食べたんだけど、結構美味しかったのだ。その後は、磐越自動車道に入って、猪苗代磐梯高原インターで下りたけど、天気が悪く、雨が降っている。しかし、予定通り、磐梯山へ向かって走っていった。

 桧原湖畔のコンビニへ立ち寄って、レインコートを仕入れてから、雄子沢口の駐車場(標高約800m)に車を入れたのです。雨も小康状態になっていたので、思い切って遊歩道へ足を踏み入れることにした。レインコートと傘とタオルなどをを持って、標高1,000mにある雄国沼へのハイキングコースを歩いていったんだけど、時々雨に降られ、道はぬかるんでいて、ひどい状態だ。それでも、沢沿いの林間の道を登って、1時間ちょっとかかって、雄国沼休憩舎にたどり着いた。かろうじて、雨も止んでいたので、湿原を散策したんだけど、終わりかけではあったもののニッコウキスゲが咲いていたのとホオアカという鳥がきれいに鳴いていたのが印象に残った。2つともバッチリカメラに収めてきたんだけど、靄のかかった湿原も風情があり、それはそれで結構良かったかな?帰路には雨も上がったので、写真を撮りながら駐車場へと戻ってきた。しかし往復で、4時間かかり、雨と道のぬかるみによって、靴もズボンも泥だらけになってしまったけど...。
 ところが、雨上がりの性か駐車場周辺の野草の花々にたくさんの蝶が群れているのを発見した。スジグロシロチョウ、ヒメシジミ、ヒオドシチョウ、サカハチョウ、ヒメキマダラセセリなどがいたので、夢中になってカメラのシャッターを切っていたんだ。


そうしたら、とうに昼を過ぎてしまったので、その場を切り上げて、道の駅「裏磐梯」へと向かった。そこで、昼食に天ざる蕎麦を食べてからは、桧原湖畔を北上して、スカイバレーを登っていった。
 その後、山形県に入って、小野川温泉「尼湯」(入浴料200円)、白川温泉「白河荘」(入浴料300円)と2つの温泉に入ってから、飯豊山の麓にある泡の湯温泉へと向かったのだ。
 そこで、泡の湯温泉「三好荘」に泊まったんだけど、山間の一軒宿で、渓流沿いにあり、とてもよい立地条件だ。部屋に案内されるとすぐに、浴場へと向かったのだが、源泉100%の掛け流し温泉と水道水の沸かし湯と男女別にそれぞれ2箇所有り、きちんと表示されていたのは好感が持てた。まず、掛け流し温泉の方に入ったんだけど、浴槽は小さいものの、褐色の湯が湛えられて、二酸化炭素泉独特のサイダーのような香りがする。全国的にも少ない泉質で、さらに掛け流しで湯温が保てる源泉は希少価値がある。入ると温めだが、肌にまとわりつく泡の感じが心地よく、名湯を堪能した。浴後、しばらく休憩していると、部屋での夕食となったが、食卓には、イワナの刺身、米沢牛シャブシャブ、山菜、ナメコ、ジュンサイ、クジラ汁、イワナの塩焼など地物ばかりが並べられ、とても美味しく、地酒「羽前桜川」を2合頼んで、飲みかつ食べて満足した。食後は、部屋に戻って横になり、テレビをみたり明日のコースを考えていたら、まどろんできたので、床に就いた。
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信州の高原巡りの旅①(続き)

2005年07月10日 | 旅行
 翌朝は早起きして、6時過ぎから恒例の朝の散歩に出かけた。首からは、愛機ニコンD70をぶら下げて山道を登っていったのだ。ちょうど雨も上がっていて、風がさわやかで、渓流のせせらぎが心地よく聞こえる。林道沿いには、夏の野草が花開いていて、立ち止まっては、シャッターを切っていった。1時間以上の散策となったんだけど、ヒメシジミやコチャバネセセリ、エゾスジグロシロチョウなどもカメラに収めて、宿へと戻っていった。
 それから、朝風呂に入って散策の汗を流したのだが、この一時がとても気持ちよく、まさに至福の時なのだ。浴後、部屋で休んでいたら、ほどなくして8時からの朝食となり、食も進んだ。その後、出立の準備を終えて、8時半過ぎには宿を出たのだが、この時、傘を忘れて来てしまった。(自宅に帰ってから気付く)
 天気予報では、雨となっていたが、ちょうどこの時は、小康状態となっていたので、思い切って、美ヶ原まで、上ってみることにしたんだけど...。曲がりくねった山道を慎重にハンドルを切りながら登っていったのだが、標高2,000m近くなると霧がかかって、極めて見通しが悪く、美ヶ原高原美術館へ着く頃には、強風が吹いていて、大きな風力発電機がブルンブルンとうなりを立てて、回転していた。
 とにかく、外にいても視界が悪くて、写真も撮れないので、とりあえず美術館内へ入ることにしたのだ。しかし、この美術館は、屋外展示が中心なので、肝心なところはあまり見られなかったが...。それでも、荒天の中で時間をつぶし、土産物も買うことが出来た。
 その後、和田峠を経て、霧ヶ峰方面へと向かったのだが、霧で視界が悪く、前を走る車が霞むほどで、景色はなにも見えない。仕方がないので、八島湿原を通過して、霧ヶ峰高原の駐車場に車を入れ、霧ヶ峰自然保護センターを見学した。館内を見ていたら、ニッコウキスゲなどの高山植物が今盛りなのを知り、蝶にも巡り会いたいので、雨が少し収まっているのを幸いに、周辺への散策へと向かうことに...。第1園地から第2園地へと遊歩道を歩いていったのだが、道はぬかるみ、野草が道に覆い被さっていて、ズボンの裾をぬらしてしまった。しかし、ニッコウキスゲの花が所々に見えて、それに吸い寄せられるように奥へ奥へと歩いていったのだ。そうすると、ミズナラ林の縁に、茶色っぽい蝶がいくつも舞っているのが目に入った。カメラを向けるものの、なかなか収まってはくれなかったんだけど、その内の一つが近くへ飛んできて、なんと私の服へとまって、じっとしているのだ。思わず接写してしまったが、この辺では標高の高いところでしか見られないウラジャノメだった。大きな目玉模様がいくつも並んでいて、なかなかユニークな姿をしている。
 そんな感じで、時々立ち止まっては、野草や蝶の写真を撮りつつ、第5園地まで登ってみると、それはそれはニッコウキスゲがたくさん咲いていて、それが霧に霞んで幻想的なのだ!とにかく、写真を撮りまくったことは言うまでもない。しかし、雲行きが怪しく、暗くなって、雨も落ち始めてきたので、帰路を急ぐことにした。それでも、早足で下りてきたおかげで、本格的に降り出す前に車に戻れて、ホッとした。だが、靴やズボンの裾は泥だらけだし、雨と汗でずいぶん濡れてしまっている。どこかの温泉で一浴したいと思い白樺湖方面へ車を向けた。
途中、車山なども立ち寄っていきたかったのだが、だいぶ雨も降っていて、断念した。続く霧の中を慎重に運転しながら高度を下げていくと、徐々に視界が開け、白樺湖畔へ着く頃には、雨もほとんど降っていない感じとなった。
昼をだいぶ過ぎていたので、まず、湖畔の蕎麦屋で腹を満たし、白樺湖温泉「すずらんの湯」へ入ることにした。入浴料は700円取られるが、ここの露天風呂は、湖にせり出すように造られていて、眺望がすこぶるいいのだ。冷えた体を温め、汗を流してリフレッシュできた。
 その後は、女神湖方面へ車を進ませ、標高1,540mの湖畔で小休止したのだが、雨もすっかり上がって、晴れ間さえのぞくようになった。ほんとうに、山の天気は変わりやすいのだ。土手にヒメジョオンなどがたくさん咲いていたんだけど、いろいろな蝶が群れていた。そこで、ギンボシヒョウモン、キマダラセセリ、モンキチョウなどを撮影することが出来たのだ。
 もう帰途に着くことにして、峠を越えて、佐久方面へと向かっていったんだけど、途中ヒョウモンチョウが飛んでいるところを見つけ、急に車を駐めたんだ。カメラを持って近づくと、地表に数匹群れて給水しているのを発見した。ミドリヒョウモンとウラギンヒョウモンだったが、バッチリ接写することが出来た。その仲間に入れてもらえないのか、周辺をテングチョウが飛びまわって、様子をうかがっていたのが印象に残った。
 撮影後は、一気に山を下り、国道142号線を経て、佐久インターまで行き、上信越自動車道へ乗った。幸いなことに帰路にたいした渋滞もなく、順調に走って、関越自動車道へ乗り継ぎ、夕方6時過ぎには戻ってくることが出来た。
 今回の旅は、標高2,000m前後の高原を巡っての高山植物や蝶、自然風景の撮影が主だったものの、後半は雨に降り込められて、充分撮影できなかったのが、残念だ。それでも、計800枚くらい写真は撮ったかな...。特に、日窪湿原のアヤメが満開で、それはそれはすばらしく、また、霧ヶ峰高原では、ニッコウキスゲがたくさん咲き、それが霧に霞んで幻想的だった。そんなすばらしい光景だったから、計4時間以上歩いてもあまり苦にはならなかったのだが、雨に降られたから、靴もズボンも泥だらけになってしまったんだけど...。
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信州の高原巡りの旅①

2005年07月09日 | 旅行
朝、5時過ぎに自宅を立って、所沢インターまで行って、関越自動車道に乗って北上した。ほとんど渋滞もなく、順調に走り続け、上信越自動車道に乗り継いで西進し、横川サービスエリアで朝食休憩を取って、中華丼を食べた。その後は、さらに西へ走って、長野県境を越え、小諸インターで下りたんだ。
 それからは、チェリーパークラインに乗って、どんどん高度を上げていった。8時前には標高2,000mの高峰高原へ到着したんだけど、外は寒いくらいで、カメラを持って散策したが、花もまばらで、蝶も飛んでいず、短時間で切り上げて、次へ向かうことにした。尾根沿いに西へ走ったんだけど、ダートの林道が続いている。
 池の平の駐車場へ車を入れようとしたのだが、有料で500円もかかるというので、他に駐車する場所を探してみたものの、適当なところがなかったので、また戻ってきて、お金を払って、車を駐めることになった。ここから、標高2,000mの池の平湿原周辺を1時間半かけて歩いたんだけど、コマクサの群落がとても可憐で、たくさん写真を撮った。
 次に、湯の丸高原へと移動し、観光リフトに乗って上まで行って、散策しながら撮影したのだ。つつじ平というところまで歩いてみたんだけど、もうツツジは終わっていた。しかし、その木々の間をいくつかの蝶が飛び交っていたので、それをカメラに収めようと追いかけたんだ。ヒメウラジャノメ、モンキチョウ、コチャバネセセリなどがカメラに収まってくれた。しかし、蝶を追いかけ回している内に方向がわからなくなって、どっちに行ったらよいか迷ってしまったのだ。幸いなことに登山者がいたので、その後をついていったら、正規の登山道に出ることが出来て、ホッとした。ここでも、たくさんの蝶に出会うことが出来、ミドリヒョウモン、テングチョウ、フタスジチョウ、クロヒカゲ、シータテハなどの撮影に成功した。
 その後、林を抜けて、日窪湿原へと至ったんだけど、ちょうどアヤメが満開で、すばらしい景観を成していたので、ここでも多くの写真を撮ったのだ。こうやって、写真を撮りながら巡っていたら、すでに正午を過ぎていたので、駐車場へと戻り、下山することにした。
南側へ下っていく途中に、「手打ち蕎麦」の看板が目に入ったので、立ち寄って昼食に天ざる蕎麦をたべたが、結構美味しかったのだ。
腹を満たしてからは、千曲川を越えて、立科町へと至ったのですが、散策の汗を流すために、立科温泉「権現の湯」(入浴料400円)入浴していくことにした。見晴らしの良い小高い丘の上に建つ、近代的な日帰り入浴施設で、公共施設のようだ。特に、露天風呂からの眺望が良く、蓼科山を望むことが出来た。
しかし、上がってきて外に出たら、雨が降り出していて、美ヶ原方面へのドライブを断念せざるを得ない雲行きなのだ。残念だったが、こういう時は無理をしても仕方がないので、近場の博物館巡りに切り替えた。
 まず、隣りの望月にある歴史民俗資料館へ行ってみた。ここは、旧中山道の宿場町で、現在でもその面影をとどめる街並みが見られる。その中ほどに資料館があったのだが、1階に考古学資料、2階に宿場関係と民俗資料が展示してあって、興味深くてゆっくりと見学した。
 その後は、国道254号線を西へ走り、丸子町へと至って、ここの郷土博物館へも立ち寄った。旧役場庁舎のイメージを取り入れたというモダンな建物で、1階には考古資料、2階には製糸関係の資料が展示されていた。この町は、かつて生糸の生産で栄えたところで、全盛期には多くの工場が建ち並んでいたとのこと、とても興味深く見て回ったのだ。特別展示室には絵画もあって、いろいろと見ることが出来た。
 見学後は、武石村へ入り、今日の宿岳の湯温泉「雲渓荘」へと向かった。ここは、美ヶ原の中腹、標高1,000mの山中にある一軒宿で、渓谷に沿った静かな環境の中にある。村営の宿泊施設で、建物は鉄筋コンクリートのしっかりしたものだった。通された2階の部屋に荷物を置くとすぐに、浴場へと向かったが、内湯だけで、沸かしてはいるものの、一部源泉掛け流しになっていて、湯は結構ぬるぬる感もある。のんびりと湯に浸かり、旅の疲れを癒してから上がってきた。部屋でくつろいでいたら、ほどなくして1F食堂での夕食に呼ばれた。食卓には、刺身、天ぷら、蒸し物、蕎麦、茶碗蒸し、デザートなどが並べられ、食前酒として梅酒が一杯付いていた。お酒も冷やで2合頼んで、気持ちよく飲み食いしたのだ。食後は、部屋に戻ってテレビを見たんだけど、今はやりの液晶テレビで、色もきれいなのだ。横になって、のんびりしていたら、睡魔に襲われてきたので、眠りに就いた。
続く
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見沼田圃の蝶(その1)

2005年07月03日 | 蝶を撮る
 日曜日の早朝から起き出して、見沼田圃(たんぼ)の散策に出かけることにした。ここは、埼玉県のさいたま市、川口市にまたがる面積約12.5平方kmの広大な田園地帯なのだ。首都25km圏内では最大の自然空間と言われ、芝川と加田屋川流域に水田や畑地が広がり、のどかな農村風景が展開している。よく自然環境が保たれ、多くの野草、野鳥、昆虫などが生息していることでも知られているのだ。私は、ここが好きで、何度も訪れて植物や昆虫、風景の写真を撮ってきたんだけど...。
 今回は徒歩中心で、まず見沼田圃を貫流する芝川の土手を歩き始めた。初夏のこととて、いろいろな花が咲いているが、この季節アジサイがきれいだ。花々にもカメラを向けてシャッターを切っていった。
 まず最初に出会ったのは、ベニシジミで草むらの上を飛んでいたが、時々羽を休めてくれるので、接写することが出来た。
 第1調整池付近まで来ると、ヨシ原の中から撮りのさえずりが聞こえるようになってきた。どうやら、オオヨシキリのようだ。ヨシに隠れていて、なかなか姿が見えなかったが、一羽をようやく望遠でとらえることができたが、ずいぶんはげしく鳴き続けていた。
 芝川の土手をはずれて、見沼代用水東縁の方へ歩いていくと、水田の中にカルガモを発見した。ずいぶんゆっくりと歩いていたので、これも望遠でカメラに収めさせてもらった。
 川口市「見沼自然の家」付近へと至ると、田圃の畦にヤマトシジミが数頭いるのを発見した。カタバミの花の周辺を飛んでいて、時々花や葉に止まる。そこをねらって接写してみたが、この蝶はほんとうに愛らしい。

 ヤマトシジミのオス

 また、同じくらいの大きさの別のシジミチョウが飛んでいたが、これはツバメシジミのオスだった。いつも裏側ばかりしか撮影させてくれないので、羽を開くのを待っていたが、いつまでも閉じたままなので、仕方なしに飛翔している時をねらってシャッターを切り続けて、数十枚撮ってみた。しかし、羽の表側が写ったまともな写真はほとんど撮れなかった。残念!


 ツバメシジミのオス

 その後は、しばらくベニシジミを追いかけていたんだけど、この蝶はほんとうに色彩があざやかで、ついついカメラを向けたくなるのだ。

 ベニシジミ
 
 畑地にはモンシロチョウも舞っていて、シャッターを切っていたら、アオスジアゲハが飛んでいるのを見つけた。カメラを構えて追いかけたんだけど、1枚も撮らせてくれずに空へと舞い上がっていってしまった。
 ここで、かなり時間を費やしたので、再び見沼代用水東縁に沿って南下していった。武蔵野線のガードを越えたあたりには、畑地が広がっていて、とてものどかな風景が広がっている。そこに、キアゲハが飛んできて近くで羽を休めたんだけど、望遠で2カット撮らせてくれただけで、再び飛び去ってしまった。
 そんな感じで歩き続け、見沼田圃の南端に当たる通船堀まで、たどりついて、3時間以上に及んだ今日の散策を終えた。
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*今日出会った蝶
・ベニシジミ 数頭(撮影)
・ヤマトシジミ 多数(撮影)
・ツバメシジミ 数頭(撮影)
・モンシロチョウ 数頭(撮影)
・アオスジアゲハ 1頭(目撃)
・キアゲハ 1頭(撮影)
 
 
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