ガウスの旅のブログ

学生時代から大の旅行好きで、日本中を旅して回りました。現在は岬と灯台、歴史的町並み等を巡りながら温泉を楽しんでいます。

やまと温泉「わらび やまとの湯」

2005年11月27日 | 埼玉の温泉巡り
日曜日の昼、急に思い立って、日本一面積が小さい市である蕨市まで、車で出かけることにした。
まず、目指したのは2003年2月24日より温泉利用を開始した、やまとの湯温泉「わらびやまとの湯」で、旧中山道から少し入ったところにあった。赤っぽい外壁で覆われた、2階建ての鉄筋コンクリート造りで、玄関を入ったところで、シューズロッカーに100円の投入(後で戻ってくる)が必要だった。
 券売機で、1回入浴券750円(休日)を購入したが、平日には1日入浴券というのもある。ようするに、浴場から一度出てしまうと、また券を買い直さなければならないシステムのようだ。浴場は、男女別に分かれて2階にある。
 内湯スペースには、バイブラバス、深風呂、リラクゼーションバス、ジェットバス、湯腰掛日替わりの湯などがあるがいずれも温泉ではなかった。また、タワーサウナとモイスチャーサウナも設置されている。
 そこから、露天スペースに出ると、中央に岩風呂があり、奥に寝湯と足湯が並んであるが、いずれも温泉が使われている。しかし、源泉が28.3℃と低いので、加熱循環させているとのこと。地下1,200mから湧出し、東京周辺で、黒湯と呼ばれている重曹泉系の湯、濃い茶褐色で、ぬるぬる感も結構感じられた。ゆったりと浸かっているには心地よい湯なのだ。
 1階には「お食事処やまと亭」や休憩室「いこいの間」などがあるが、1回入浴券だと再入浴できないのが難点だ。
 入浴後は、近くにある旧中山道の蕨宿へ行き、「蕨市立歴史民俗資料館」を見学したが、宿場関係の資料が展示してあって面白い。特に、「升屋平右衛門重芳の仙台下向日記」に出てくる桶川宿の夕食の献立が再現されていて興味を持った。現在から比べるとかなり質素な内容なのだ。また、江戸時代の蕨宿の家並みを再現した模型もあって、勉強になった。
 ついでに、分館となっている明治時代の織物買継商の家も見学してきた。宿場の面影は失われてしまっているが、こういう貴重な建物は保存して欲しいと思っている。

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埼玉の紅葉と温泉巡り(2)

2005年11月13日 | 埼玉の温泉巡り
朝、明るくなってから宿を抜け出し、カメラを首からぶら下げて、周辺を散策してみたが、ほんとうに傾斜が急になっていて、谷底へ落ち込んでいる。その傾いたスペースに畑が作られているが、農作業がたいへんだと思った。なにしろ、その斜面を上の方へ上っていくだけで、息が切れるのだ。とにかく、栃本の関所跡へとたどりついたが、ここは秩父往還の武蔵から甲斐へ抜ける要所で、江戸時代には取り締まりのために置かれていたものだ。現在でも、火災後幕末に再建された建物が現存し、国の史跡となっている。この裏側の大きな紅葉が見事に色づいていたので、いろいろな角度から、カメラに収めておいた。 小一時間の散策を終え、宿に戻って、朝食を食べながら、女将さんに聞いてみたのだが、今年の紅葉の最盛期は10月下旬から11上旬で、もう一週間早ければ、最高だったそうだ。それでも充分きれいだたけど...。

 「民宿 甲武信」の朝食

 食後荷物をまとめ、8時半頃には出立して、まず秘境不動滝へと行ってみることにした。車で、秩父湖サイトをぐるっと回って、駐車スペースに停め、急斜面を下って、吊り橋を渡り、山を登って行ってきたんだけど、とてもすばらしい滝だった。ちょっと紅葉はくすんでいたけど、その豪快さに何度も何度もシャッターを切ったのだ。ただ、往復30分ほどの上り下りはとてもきつく、しんどかったけど...。
 それから、標高1,100mの三峯山まで車で上がり、山頂付近を散策したんだけど、ここはもう寒かった。暖をとるため、三峯山博物館へ立ち寄ったのだが、「ニホンオオカミ」の特別展をやていた。100年ほど前に絶滅したと言われているんだけど、まだ奥父には生息しているのではないかと言う人もいるのだよね。毛皮や骨などが展示されていて、興味深かったのだ。
 調べてみると、1905年(明治38)に奈良県の東吉野村で捕獲され、剥製になっているのが、「ニホンオオカミ」の最後の確実な標本なのだ。旅の途中でその場所に立ち寄ったこともあるんだけど、狼の銅像が建っていた。それ以後は、1910年に福井県で捕殺されたという記録が残っているだけで、確実なものはないんだって...。しかも、世界中で、剥製標本は4体(内国内に3体)、毛皮が2体分残されていただけだったんだけど、久しぶりに秩父市内で、ニホンオオカミの毛皮が発見され、それが三峯神社の博物館に展示されていたんだ。ただし、この毛皮はいつ獲られたものかははっきりしないそうだけど...。
 奥秩父では、まだ生息しているんじゃないかという根拠は、1964年(昭和39)に両神村で出会ったという人がいることと、それらしき足跡を見たとか、狼らしき鳴き声を聞いたという人の証言などによるらしいけど...。でも、明治時代に姿を消してしまったという狼の足跡や鳴き声を知っている人はほとんどいるとは思われないから、どうかな...。もし生息していて発見されたら、たいへんなことだとは思うし、ロマンは感じますけどね。

 三峯神社

 その後、三峯神社に参拝してから、ロープーウェイ乗り場まで歩き、下りに乗って、大輪駅間を往復してみることにした。普通ロープーウェイは登るときに使うものなんだけど、標高差が大きく、途中の眺望がすばらしいと聞いていたので、乗ってみることにしたのだ。往復で、1,650円かかったけど、すばらしい景色を写真に穫ることが出来たので、良かったかな...。
 
三峰ロープーウェイ

 そんなこんなで、2時間以上を過ごし、三峯神社から下ってきて、旧荒川村で食べた蕎麦はとても美味しかった。荒川にかかる日野鷺橋のたもとにある「水沢」という店で食べたんだけど、手打ちで、コシがあって、汁も良かったのだ。今の時期は、新蕎麦なので、いいですね。
 その後、定峰峠を越えて、小川町へと至り、小川湯元天然温泉「花和楽の湯」へ立ち寄り入浴しようと思ったのだが、入浴待ちの列が出来ているような状態で断念した。
 仕方がないので、坂戸市へと向かい、ふるさとの湯温泉を探したのだが、これがなかなか見つからず、やっとのことで高麗川大橋のたもとから入ったところに発見した。堤防の下へ降りていったようなところにあり、2004年4月のオープンでまだ新しく、地下1500mより動力揚湯していて、湧出量は毎分150Lと聞いていた。

 ふるさとの湯温泉「天然温泉 ふるさとの湯」の建物

受付で700円(休日)を払い、2階へ上がっていくと、男女別に分かれた浴室があった。内湯スペースには、メイン浴槽(高麗の湯)の他に、寝湯、高圧泡湯があり、すべて温泉が使われている。それに、サウナ、塩サウナ、水風呂も付属しているのだ。
 そこから、露天スペースへ出ると、大きい浴槽(展望露天風呂)と中くらいの浴槽(長寿の湯)と一人用の壺湯が3つ並んでいた。いずれも温泉が使われているが、源泉が31.7℃と低いので、加熱循環されているものの、一部に追加投入される半循環とのこと...。湯は、うすい黄色をした食塩泉で、入りやすい温泉だった。

 ふるさとの湯温泉「天然温泉 ふるさとの湯」の露天スペース

 ここには、板張りのデッキに椅子が並べてあって、ゆったりとくつろげるのが良い。見晴らしが良くて、富士山と秩父連峰を一望できるとのことだったけど、この日は曇っていて、見えなかったのは残念!でも、高麗川は見下ろすことが出来た。
 そうこうして、のんびりとくつろぎながら、旅の疲れを癒し、入浴後は、まっすぐに帰途に着いた。
今回は近場だったから、もっと早く戻ってくるつもりだったんだけど、帰路の渋滞に巻き込まれたり、道を間違えたりして、遅くなってしまった。でも、温泉へ5ヶ所も入ったし、天気もまずまず、そして、奥秩父の紅葉の写真も結構撮れたから良かったかな...。それに、美味しい蕎麦や山菜も食べることが出来たんだ。同じ埼玉県の中なんだけど、奥秩父ってほんとうに山が深くって、険しいんだよね。結構歩いたから疲れてしまった。

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埼玉の紅葉と温泉巡り(1)

2005年11月12日 | 埼玉の温泉巡り
 この季節になってくると埼玉県内でも紅葉が見頃となるし、温泉巡りもしてみたくなったので、土日の連休を使って、1泊2日で旅に出ることにした。
朝7時半過ぎに自宅を出立して、北に向かったんだけど、雨が降り続いていて、天気は良くない。でも、昼頃からは天気も回復してくるとの予報だったので...。
 国道122号線に出てからは、まっすぐ北上して、羽生市を目指すことにした。
ここには、11/10にオープンしたばかりの江間忠神戸温泉「羽生湯ったり苑」があり泉質が良いとネット上でも評判になっていたので、立ち寄ってみることにしたのだ。

 江間忠神戸温泉「羽生湯ったり苑」の外観

 駐車場は300台収容と言うだけあって、さすがに広い。10時の開店15分前に到着したのだが、すでに入口に数十名の列が出来ていて、期待度がわかる。
 開店と同時に入ったんだけど、まず靴ロッカーに100円の投入が必要だった。(後で戻ってくる)そして、入浴料850円を券売機へ入れ、受付をしたが、オープン記念にタオルをくれた。浴室は男女別に分かれるが、ここの脱衣場のロッカーでも100円(後で戻ってくる)の投入が必要で、入浴料しか持ってこないと困る人がいるかも知れない。

 江間忠神戸温泉「羽生湯ったり苑」の露天風呂

 まず、内湯から続く露天風呂ゾーンに出てみたが、これが広いのだ。源泉湯、岩風呂、桧風呂、寝湯、壺湯、湯畑、寝ころび湯と7つの浴槽があって、順番に入っていった。特に、源泉湯が爽快で、ナトリウム―塩化物・炭酸水素塩泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)、源泉 46.3℃、pH 8.2、溶存物質総量 1,817㎎/㎏の湯が掛け流しになっていた。地下1,600mから毎分263L湧出しているとのことで、湯量は豊富だ。少し、温めの感じはするが、ぬるぬる感も充分あって、長く使っているととても心地よいのだ。
 その後、内湯ゾーンにも行ってみたが、ここにも源泉湯、常泉湯、薬泉湯、泡活湯、湯掛湯、冷水風呂と6つの浴槽があり、熱汗房というサウナもあって、いろいろな入浴法が楽しめる。これで、大人平日700円、土日祝850円ならお得なのではないかと思った。
 入浴後は、行田市域へ至り、さきたま風土記の丘を巡ることにした。ここは、国指定史跡の埼玉古墳群を中心にした公園で、日本最大の円墳である丸墓山古墳、関東有数の前方後円墳である二子山古墳、稲荷山古墳などを含め9基の古墳が広い敷地の中に点在しているのだ。しかし、なんといってもここのメインは、県立さきたま資料館に展示されている国宝の「金錯銘鉄剣」であろう。その発見によって、日本の古代史が塗り替えられたとのことで、100年に一度の大発見と言われているのだ。まずそれをじっくりと鑑賞し、その後石室内部が公開されている将軍山古墳へも行ってみた。
もう昼になっていたので、近くの「会津がんこそば」で昼食を取り、行田湯本温泉「茂美の湯」へも立ち寄り入浴して行くことにした。
さきたま風土記の丘からはすぐ近く、武蔵用水路の野合橋のたもとに、「行田湯本ホテル」と「茂美の湯(旧湯本健康ランド)」が並んで建っていた。

 「行田湯本ホテル」と「茂美の湯」

 駐車場の前に、源泉の湧出口がガラス張りで見えるように作ってあるのだが、湧出量毎分660リットルと言うだけあって、すごい勢いで噴出しているのがわかる。

 行田湯本温泉(茂美の湯)の源泉

 建物は鉄筋コンクリート4階建で、最上階が展望浴場となっているのだ。受付で、入浴料600円也を払って、エレベーターで上がっていったが、脱衣場とロッカー室はあまり広いとは言えず、温泉が出る前の健康ランドの施設をそのまま使っているという感じだ。しかし、浴室に入って驚いた。浴槽には茶褐色がかった源泉が惜しげもなく注ぎ込まれていて、掛け流しになっている。とても豪快なのだ、それにこの浴槽からの眺望が良く、さきたま風土記の丘を一望の下にすることが出来て、とても気分がいい。すっかり気に入って、その浴感と眺めを堪能した。

 「茂美の湯」の展望浴場

 露天風呂はないものの、バイブラバスやジエットバス、ミスとサウナ、水風呂もあって、他の入浴法も楽しめる。休憩しながらのんびり浸かっているのも良いかも知れない...。浴後、受付で聞いてみたら隣接地に新しい施設を建設中で、年内の完成を目指しているとのこと、そうしたらまた来てみたいと思いながら玄関を出て、秩父方面へと向かった。
 途中熊谷市街は通過するだけにしようと思っていたんだけど、熊谷温泉「 湯楽の里熊谷店」前を通ったら、立ち寄っていきたくなってしまった。

 熊谷温泉「 湯楽の里熊谷店」の外観

上越新幹線の高架の脇に建つ、淡い緑色をした平屋建て、一部2階の施設だ。2002年6月にオープンし、当初は系列店の源泉である“伊勢崎天然温泉招美の湯”を毎日タンクローリーで輸送していたとのことだったが、地下1,385mより毎分634リットルと湯量豊富な単純温泉の掘削に成功したと聞いていた。
 受付で、入浴料800円(休日)を払い、男女別に分かれた浴室へと向かった。スペースは広めにとってあり、ゆったりとしていていい。内湯スペースには、大浴槽の他に、スーパージェットバス、掛湯、水風呂、シェイプアップバスなど、そしてサウナもあるが、いずれも温泉を使ったものではない。そこから、露天スペースへ出て行くと、6つの浴槽があり、ねころび湯、寝湯、段滝座石、壺湯は源泉が掛け流しで、岩風呂は加温循環されていたものの、天然温泉が使われていたが、檜風呂は温泉ではないようだった。しかし、充分なスペースがあって、いろいろな入浴法が楽しめるのが楽しい。単純温泉ではあるけれども、重曹成分も結構入っているので、ぬるぬる感もあり、入りやすいお湯だった。

 熊谷温泉「 湯楽の里熊谷店」の露天風呂

 また、2階には40℃の低温サウナとハーブの香りの「楽蒸洞(らくじゅどう)」があるが、別料金300円が必要だ。何度でも入浴でき、お食事処「湯楽停」、お休み処「一休」などもあるので、一日をのんびり過ごすには良い施設かな...。
 入浴後、今度こそはと秩父へと入っていったが、かなり時間をかけすぎて、先を急がなければならなかった。しかし、国道140号線が渋滞していたので、思うように走れず時間がかかってしまった。秩父市街を道の駅で休憩しただけで通り抜け、旧大滝村へと向かった。
 荒川の上流へ上流へとどんどん遡っていったのだが、山はますます険しさを増し、V字谷となって、落ち込んでいる。その縁を曲がりくねりながら進んでいった。旧大滝村役場付近を通過して、秩父湖へ出ようとするダムの所で、信号機に待たされた。どうやら、トンネルが狭いので、交互通行になっているようだ。数分待って、トンネルに入ったが、車一台の幅しかなく、中で曲がっているので、恐い。しかも、三峯神社方面への分岐もある変わったトンネルなのだ。そこを通過すると、道幅は一段と狭くなり、カーブも勾配もきつくなる。そんな道を慎重にハンドルを回して、栃本の集落に入り、なんとか陽が落ちる前、5時頃に今日の宿「民宿 甲武信」へと到着した。

 「民宿 甲武信」の外観

 ここは、栃本の関所跡の下に位置するが、急傾斜の山肌に人家がへばりつくように建っている。その中でも、一番古めかしくて、どっしりとした木造2階屋が「民宿 甲武信」の建物で、築160年以上になると聞いた。玄関を入ると娘さんが出迎えてくれたが、柱も壁も黒光りしていて、囲炉裏も切ってある。

 「民宿 甲武信」の囲炉裏

 通された2階の部屋の炬燵に入っていると、山間の民家の一室という雰囲気がして、とても気に入った。日本全国を旅する中で、昔ながらの民家に泊まることもあるが、その営々と育まれてきた歴史と自然豊かな風土に感嘆することがあるのだ。
 少し休んでから、離れにある浴室へと向かった。内湯が一つだけ会って、交代で入るようになっているのだが、お湯は大滝温泉のスタンドから運んできた温泉だ。加熱循環させているようだが、そのコーヒー色した湯に浸かるとやわらかな肌触りで、旅の疲れを癒してくれた。

 「民宿 甲武信」の浴槽

 浴後部屋でくつろいでから、夕食となったが階下の囲炉裏の間に、猪鍋、川マス、山菜天ぷら、ワラビ、ゼンマイなど地物ばかりが並べられていて、美味しく頂いた。特に、特産の田楽イモは気に入って、お酒も2合ほど頼んで、飲みかつ食べた。

 「民宿 甲武信」の夕食

 聞くと、この集落でも過疎化は進行していて、若い人は都市部へ出てしまい、空き家も増え、民宿を営んでいた家も減っているとか...。
 食後は、部屋に戻って、テレビを見たり、本を読んだりしていたら、まどろんできたので、床に就いた。
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「見沼自然の家」付近の蝶(その3)

2005年11月05日 | 蝶を撮る
 土曜日の半日仕事を終え、自宅に戻って昼食をすませたんだけど、天気がとても良いので、前回(10/15)より3週間ぶりに、「見沼自然の家」へ蝶の写真を撮りに行くことにした。
 いつものように、見沼代用水東縁沿いに車を走らせて、所定の場所に車を駐めた。まず、畑地の方へ行ってみたのだが、キタテハの秋型に出っくわして、数カットをカメラに収めた。今日は、日差しが強く、暖かなので、いろいろな蝶に出会えそうな予感がした。
 畑地から、畦道を通って、刈り取りの終わった水田の方へ行ってみると、いつものようにヤマトシジミが群れている。これも、何回かシャッターを切らせてもらってから、別の畑の方へと歩いていった。そうしたら、菊の花が満開で、それにたくさんの蝶が寄ってきているのを発見した。
 近づいて観察すると、キタテハの秋型が花にとまってたくさん吸蜜している。黄や白の菊の花と彩りも良く、何十枚も写真を撮らせてもらった。

 キタテハの秋型

 そこに、ヒメアカタテハが2頭やってきて、吸蜜し出したので、これもカメラに収めた。

 ヒメアカタテハ

 次に、モンシロチョウとモンキチョウも飛来してきたので、パチパチと取りまくることになったのだが...。

 モンシロチョウとモンキチョウ

 その中にセセリチョウの一種が交じっていることを見つけたんだけど、イチモンジセセリはすぐわかったのだが、もう一種がオオチャバネセセリのようにも見えたのだが、とにかくシャッターを切り続けたのだ。
 その後、草地の方へと入っていくとベニシジミが舞っていた。これも何カットかカメラに収めさせてもらったのだが、気が付くともう日が傾き始めていた。
 ほんとうに“秋の日は釣瓶落とし”と言うくらいに陽が落ちるのが早い。蝶々の飛んでいる数も減ってきたので、この辺で切り上げて帰ることにした。

*今日出会った蝶
・キタテハ 多数 (撮影)
・ヒメアカタテハ 2頭 (撮影)
・モンシロチョウ 数頭 (撮影)
・モンキチョウ 1頭 (撮影)
・ヤマトシジミ 多数 (撮影)
・ベニシジミ 数頭 (撮影)
・イチモンジセセリ 2頭 (撮影)
・オオチャバネセセリ? 1頭 (撮影)

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