ガウスの旅のブログ

学生時代から大の旅行好きで、日本中を旅して回りました。現在は岬と灯台、歴史的町並み等を巡りながら温泉を楽しんでいます。

彩の国・ふれあいの森「こまどり荘」

2006年09月24日 | 埼玉の温泉巡り
1泊2日で信州へ蝶の撮影に出かけた帰路に三国峠(1,740m)を越えることにしたが、長野県側は舗装はされているものの、カーブの多いひどい道だった。天気も良かったので、県境に車を駐め、1時間ほど散策しながら、蝶を探したんだけど、1ヶ月半ほど前に来たときよりはぐっと数が減っていて、5種類の蝶としか出会えなかったのは残念!
 その後、旧中津川林道で埼玉県側へと下りていったが、さらに道はひどく、ハードダートの上に曲がりくねった急勾配で、ガードレールもほとんどない。ハンドルを切り損ねたら、谷底転落は間違いなしといった道が延々と続いていった。途中何度か車を駐めて、蝶の姿を探したが、ほとんど見ることも出来なかったものの、なんとか中津川沿いまで下ってきた。もう昼も過ぎ、腹も減って、疲れても出ていたので、川沿いにある「こまどり荘」で昼食休憩を取り、ついでに入浴していくことにした。
 この施設は、埼玉県営の「彩の国・ふれあいの森」の中にあり、秩父市営で1995年にオープンしたものとのこと、本館宿泊棟のほか、コテージ、レストラン、バーベキュウ棟、売店がある。そこの宿泊棟の浴室は、2004年3月より温泉が利用されていて、日帰り入浴も出来ると聞いていた。(12月から3月までは冬季閉鎖)隣接して、「埼玉県森林科学館」があり、無料で展示物を見学でき、木工体験のできる「木工工作室」もある。
 まず、レストランに入り、カツカレーを注文したら、ものすごく量が多く、ルーが山盛りに掛けてあったのは、驚いた。腹を満たした後は、600円也を払って、温泉入浴させてもらったが、5人程度が入浴できる内湯だけのシンプルなもので、大滝温泉のスタンドからローリー輸送して、加熱循環させているものらしい。それでも、少しはぬるぬる感も感じられ、長駆の疲れを癒すには、心地よかった。

 「こまどり荘」の浴槽

 そこで、温泉好きの方と一緒になり、温泉談義に話が弾んで、ついつい長湯となってしまった。そのため、出立が午後2時半を回ってしまったので、後は一路帰途に着くことにした。

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信州・秩父撮影旅行(2)

2006年09月24日 | 旅行
早起きして周辺を散策してみたものの、蝶はほとんど飛んでおらず、カメラに収めることは出来なかったけど、爽やかで気持ちの良いウォーキングだった。
 戻ってきて、朝風呂に入り、朝食をすませて、8時過ぎには出立して、一路南下していった。
 田沢温泉、沓掛温泉を経由して、国道254号線に出てどんどん走り、佐久市からは国道141号線に乗り換えて、南牧村へと至った。そこからは、国道をはずれて、三国峠へ向かう山道へと入っていった。
 11時頃には、三国峠(1,740m)に到着したが、舗装はされているものの、カーブの多いひどい道だ。県境に車を駐め、1時間ほど散策しながら、蝶を探したんだけど、1ヶ月半ほど前に来たときよりはぐっと数が減っていて、5種類の蝶としか出会えなかったのは残念!
 その後、旧大滝林道で埼玉県側へと下りていったが、さらに道はひどく、ハードダートの上に曲がりくねった急勾配で、ガードレールもほとんどない。ハンドルを切り損ねたら、谷底転落は間違いなしといった道が延々と続いていった。途中何度か車を駐めて、蝶の姿を探したが、ほとんど見ることも出来なかったものの、なんとか中津川沿いまで下ってきた。もう昼も過ぎ、腹も減って、疲れても出ていたので、川沿いにある「こまどり荘」で昼食休憩を取り、ついでに入浴していくことにした。
 入浴後、帰途に着き、秩父市街を迂回し、定峰峠から白石峠へ出て、ときがわ町へと下るルートを取ったが、かなりの長距離運転となって、陽の落ちる頃自宅にたどり着いた。
 今回の旅は、天気に恵まれ、秋風の吹く高原散策といった感じだったんだけど、なんかもう晩秋といったイメージが強かった。紅葉はまだなんだけど、落ち葉が風に舞っているのが印象的だった。もう、夏は終わったんだな~あ、といった雰囲気を感じた。それは、それでカメラの被写体にはなるんだけど、なんか華やかさが足りないんだ。紅葉でも始まれば、また彩りが良くなるんだけど...。日曜日は、高速道路の渋滞が激しくなりそうだったから、全部下道で帰ってきたら、7時間も運転することになって、疲れたよ。しかも、三国峠というハードダートの林道を越えてきたから...。


信州・秩父撮影旅行(1)

2006年09月23日 | 旅行
 せっかくの連休で、台風14号もそれそうなので、1泊2日で信州へ行ってくることにした。高原を散策しながら写真を撮ってこようと思うんだけど、はたして、どうなることやら...。まあ、ストレス解消に温泉に泊まって、美味しい信州蕎麦でも食べてこようと思っているんだけど...。
 朝6時半過ぎに自宅を立って、荒川を羽根倉橋で越え、所沢インターから関越自動車道に乗った。ちょっと出立が遅かったものの、さしたる渋滞にも出会わず、藤岡ジャンクションから上信自動車道へと乗り換えて、長野県境を越えた。
 その後も順調に走って、小諸インターで下り、小諸懐古園へと向かうことにした。9時過ぎには到着し、カメラ片手に散策を始めたんだけど、肌寒くって、チョッキを着ていく羽目になった。この寒さだとほとんど蝶には出会えないかと覚悟をして、歩き始め、三の門から、園内へと入っていった。
 城跡を巡りながら、蝶は飛んでいないかと探したが、全く目にしない。仕方がないので、「藤村記念館」、「郷土博物館」、「小山敬三美術館」、「寅さん会館」と見て回ることとなった。特に、「寅さん会館」の展示は、映画「男はつらいよ」の世界を彷彿とさせ、懐かしく、じっくりと見学した。帰路も園内を注意深く巡り、動物園の方まで、足を伸ばしてみたものの、結局ツバメシジミとスジグロシロチョウに出会っただけという悲惨な結果に終わってしまった。まあ、天候の悪い日にはそういうこともあるんだけど...。
 その後は、北西に進路を取り、善光寺平を目指すことにして、走っていった。長野市域に入って、国道18号バイパス脇の「一松亭」という蕎麦屋で昼食をすませ、川中島の古戦場を巡ることにした。ここでは、2時間半弱の時間をかけて、千曲川の河川敷まで行き、蝶の写真を撮ったんだけど、天気に恵まれ、秋風の吹く散策といった感じだったんだけど、なんかもう晩秋といったイメージが強かった。それで、時間をかけた割には、9種類の蝶としか出会えず、今一だった。ついでに、「長野市歴史館」も見学したんだけど、ちょうど博物館祭りをやっていて、入場無料だったのは、徳をした。
 散策で、ずいぶん時間を使ってしまったので、後は宿へ直行することにして、国道403号線に出て、聖高原を越え、草湯温泉「冠着荘」へと向かった。
 ここは村営の宿舎で、山里の小高いところに建つ鉄筋コンクリート造りで、「クアハウス坂井」を併設していて、宿泊者は無料で利用できるとのことだ。
 宿に着くと、フロントがていねいに応対してくれ、部屋まで案内してくれた。荷物を置くとさっそく温泉浴場へと向かったが、宿泊者専用の大浴場と外来入浴も出来る展望風呂がある。まず、1階にある宿泊者専用の方へ入ったが、内湯だけのシンプルなものだった。続いて、2階の展望風呂にも入ったが、もう暗くなりかけていて、外の眺望はよく見えなかった。また、水着を持ってきていなかったので、クアハウスには足を向けずに部屋へ戻った。
 夕方6時から大広間での夕食となったが、食卓には、鯉甘露煮、豚冷しゃぶ、刺身(マグロ、イカ、ハマチ)、焼魚切身、天ぷら、カボチャ、漬物などが並べられ、お酒を冷やで2合頼んで、飲みかつ食べた。食後は、部屋に戻り、横になりながらテレビを見ていたらまどろんできたので、眠りに就いた。続く

秋ヶ瀬公園の蝶(2006-6)

2006年09月16日 | 蝶を撮る
朝から曇りがちだったけど、晴れ間もあるとの予報だったので、午前中に、狭山丘陵を散策し、蝶の写真を撮った後、戻ってきて国道463号線沿いの蕎麦屋で昼食をすませた。
午後からは、天気も回復し、晴れ間も見えるようになってきたので、帰路にさいたま市桜区にある秋ヶ瀬公園に立ち寄っていくことにしたが、前回8/19(日)より4週間ぶりのこととなる。
 「ピクニックの森」の駐車場に車を駐め、午後1時頃からカメラ片手に散策を始めた。風はさわやかで、心地よく歩くにはうってつけだ。
 森の中に入っていくと、まずヒメジャノメとヒメウラナミジャノメを見つけて撮影したが、ずいぶんたくさん舞っている。
 そこにゴマダラチョウが飛んできたので、後を追いかけていき、何枚かをものにしたが、イチモンジチョウも舞っていて、そちらもカメラに撮し込んだ。
 ナミヒカゲ、キチョウと追いかけていたら、大きな網を持った夫婦連れに出会った。今の時期になんの蝶を捕るんだろうと少し疑問に思ったが...。

 ナミヒカゲとキチョウ

 そうこうして、森を出かかると同じように蝶を追いかけて、カメラを構えている人に出会った。声を掛けたら、新座から来ているとのことで、少しばかり情報交換をして分かれたが、地球温暖化の影響か南方系のツマグロヒョウモンが増加していることが話題となった。
 森を出て、グランドの方へ行く途中に、コミスジ、キアゲハと出会い。畑地の近くまで行くとゴマダラチョウとイチモンジチョウが並んで葉の上にとまっているのが目に入った。ちょっと面白かったので、カップルでカメラに収めた。
 「三ツ池」方面から戻りつつ、ベニシジミやモンキチョウ、ヤマトシジミと出会い、「ピクニックの森」へ入ってきたところで、サトキマダラヒカゲもカメラに収めた。約1時間半ほどで1周したので、「子供の森」へと移動することにし、車に乗った。
 「子供の森」周辺では、イチモンジセセリ、スジグロシロチョウ、キチョウ、ヒメジャノメ、ナミヒカゲなどを撮影したが、あまり目新しい発見がなかったので、1時間ほどで打ち切り、併せて2時間半の散策を終えることとした。
 その後は、大宮駅前に出て、買い物をしてから帰途に着いた。
HP「秋ヶ瀬公園の蝶」へ

*今日「秋ヶ瀬公園」で出会った蝶 <14種>
・キアゲハ 1頭 (目撃)
・キチョウ 9頭 (撮影)
・スジグロシロチョウ 4頭 (撮影)
・モンキチョウ 1頭 (撮影)
・イチモンジチョウ 2頭 (撮影)
・コミスジ 7頭 (撮影)
・ゴマダラチョウ 2頭 (撮影)
・ベニシジミ 3頭 (撮影)
・ヤマトシジミ 8頭 (撮影)
・イチモンジセセリ 1頭 (撮影)
・ナミヒカゲ 5頭 (撮影)
・ヒメウラナミジャノメ 19頭 (撮影)
・ヒメジャノメ 17頭 (撮影)
・サトキマダラヒカゲ 1頭 (撮影)

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奥多野・秩父蝶撮影旅行(2)

2006年09月10日 | 旅行
早朝散歩に出たら、山仕事に出かける古老の人といっしょになって、いろいろと教えてもらった。昔は塩ノ沢集落も30戸ほどあったそうだけど、過疎化でどんどん減って、今では8戸になってしまったそうだ。崩れかけたような空屋が目立ち、目に付くのはお年寄りばっかりだった。この集落はこれからどうなっていくのだろうかと、不安な気持ちになったよ。でも、自然はいっぱいあって、カメラの被写体には事欠かないんだよね。それに、とても心が和む感じがしたんだけど...。
 戻ってきて、朝風呂に入って、朝食を済ませてから、8時半過ぎに宿を立って、来た道を戻って、埼玉県境の志賀坂峠へと上っていった。
 県境越えのトンネル出口と下っていった三山付近に車を駐めて、蝶の撮影をしたんだけど、あまり大きな成果はなかった。
 その後、どんどん東進し、標高587mにある美の山公園を目指した。天気も良く、一時間半ほど美の山公園を散策しながら、蝶の写真を撮ったんだけど、メスグロヒョウモンなど15種の蝶が撮影できてまずまずだった。
 
 メスグロヒョウモンのオス

 それから、昼食は「美の山ハイツ」に立ち寄って、美味しい蕎麦も食べた。
 食後、秩父高原牧場に向かって、ものすごく狭い急勾配の山道を上っているときに上から下りてきた車と正面衝突寸前だった。ブレーキを踏むのが、0.1秒遅かったら、正面衝突して大事故になっていたかも知れない。数10cmの間一髪で衝突は免れたけど、ゾッとしたよ。もしぶつかっていたら、崖下に転落しかねない場所で、ほんとうに危なかったよ。まあ、あんな狭い山道の急坂では、ほとんど対向車はないんだけど、その日に限って下ってきたんだよね。
 秩父高原牧場でも30分ほど見学しながら蝶の写真を撮ったんだけど、アカタテハなど5種類の蝶としか巡り会えず、残念だった。
 
 アカタテハ

 それからは、小川町、毛呂山町を経由して帰路に就き、荒川を羽根倉橋で越えて戻っていった。
 夕方5時過ぎに旅先から無事戻ってきたけど、今回の旅は、山中の秘湯の一軒宿は良かったものの、初日に雨に降られて、ほとんど散策らしい散策も出来ず、資料館や博物館などの屋内施設ばかり巡っていたし、2日目は、晴れたんだけど、暑くって歩いていても汗が流れ出してきたよ。それに、衝突事故寸前になったれりといろいろあったけど、まあ旅にはトラブルが付きものとはいうものの、あんまり恵まれなかった旅だったかな...。

奥多野・秩父蝶撮影旅行(1)

2006年09月09日 | 旅行
 せっかく3連休を取ったのに、ずっと自宅にいるのもどうかと思って、土日と1泊2日で群馬県の秘湯塩ノ沢温泉まで、行ってくることにした。昔、日航のジャンボ機が墜落したことで有名になった上野村にあるんだけど、ものすごい山の中なんだ。天気は、曇りで雨も降るかも知れないけど、気分転換に行くことにした。
朝7時過ぎに自宅を出て、荒川を羽根倉橋で渡り、ふじみ野市を経由して、どんどん北上していったんだけど、途中から雨が降り出してきた。
 仕方がないので、まず寄居町の鉢形城歴史館を見学することにした。ここは、戦国の名城鉢形城跡に建っているんだけど、北条軍と豊臣軍の間で激戦の末、落城した歴史がある。とても興味深く見て回ることが出来た。
 その後、同じ町内にある県立「川の博物館」にも立ち寄ったんだけど、駐車料300円と入館料400円を取られたのは、ちと高い気がした。せめて駐車料は無料にして欲しいと...。しかし、展示は結構、凝っていて影像や装置で見せるものが多かったのは、感心した。
 それから、一応秩父高原牧場まで、上ってみたものの、霧の中といった状態で、極めて視界が悪かったので、撮影もせずに下ってきてしまった。
 やむを得ないので、長瀞にある県立「自然の博物館」にも立ち寄って、時間をつぶすことにした。
 見学後も天気が回復しないので、早めに群馬県へ抜けることにし、国道299号線を西進していったんだけど、途中から雨も止んできたので、小鹿野町の赤平川沿いに車を駐めて、2箇所ほどで蝶の撮影を試みた。そうしたら、県内初見のモンキアゲハに出会い、撮影できたのは大きな収穫だった。

 モンキアゲハ

 撮影後は、志賀坂峠を越えて、群馬県へ入り、神流町の恐竜センターへ立ち寄って、絵葉書を買ってから、今日の宿塩ノ沢温泉へと向かっていった。
 今回泊まった塩ノ沢温泉「やまびこ荘」は、村営の国民宿舎なんだけど、とにかくものすごい山の中にあるんだ。行くのにもとても不便なところなんだけど、周辺には自然がいっぱいあって、とても静かだった。もともと川底から食塩泉が湧きだしていたんだそうだけど、近年ボーリングして、湯量も豊富になったとか...。
 宿に着くとさっそく浴場へと向かい、長駆の旅の汗を流した。結構立派な浴室で、露天風呂やサウナ、洞窟風呂まである。いろいろな浴槽にのんびり浸かって、部屋へ戻った。
午後6時から、レストランでの夕食となったが、食卓には味噌陶板焼、鮎塩焼、鮪タタキ、胡麻豆腐、揚出豆腐、コンニャク刺身、デザート(メロン)などが並べられ、1泊2食付9,600円(込込)の割には豪華だった。お酒も冷やで2合頼んで、美味しく飲みかつ食べた。
 食後は部屋に戻り、ほろ酔い気分で横になりながらテレビを見ていたら、眠くなってきたので、就寝した。続く