ガウスの旅のブログ

学生時代から大の旅行好きで、日本中を旅して回りました。現在は岬と灯台、歴史的町並み等を巡りながら温泉を楽しんでいます。

イイナパーク川口・赤山城跡の旅

2018年07月26日 | 旅行
天気も良く、数日来の猛暑も少し落ち着いたので、昼食後、新しく今年の4月にオープンした「イイナパーク川口」と赤山城跡へ行ってみることにした。
 自家用車で東京外環自動車道の下道を進み、川口ジャンクションから首都高速川口線の下道へと入っって行くと、しばらくして、「イイナパーク川口」仮駐車場の看板があったので左折する。この施設は、まだ建設途上で、駐車場も砂利敷きの仮のものではあるが、スペースは広かった。平日でもあるので、車はまばらにしか停まっていず、一番入口に近いところへ駐車する。
 しばらく砂利道を歩いていくと、川口市立の「歴史自然資料館」が開館していたので、見学していくこととした。入館は無料であるが、展示物は少なく、映像中心となっている。
 まず、土の家展示室に入ったが、「赤山陣屋と伊奈氏」、「安行の植木」がテーマとなっていた。イメージ映像とパネル展示がメインだったが、概略はつかむことができた。次に、レンガの家展示室へ入ったが、こちらは大型ディスプレーによる映像展示のみとなっている。それでも4タイトルほどを連続して放映していたので、30分くらい見させてもらった。いずれの映像も新しく制作されたもので、興味深く視聴した。
 その後は、館外に出て、公園内を散策してみたが、まだ半分ほどしか完成しておらず、しかも物産館もオープンしていなかったので、まだこれからといった感じがする。それでも、子供たちが何人か飛び跳ねるような遊具で楽しんでいた。
 公園を出ると徒歩10分ほどのところにある赤山城跡へと向かってみる。ここは、江戸幕府の関東郡代を勤めた伊奈氏の陣屋の跡とのことだが、江戸時代の道筋が残っているとのことだった。途中は、家臣の屋敷が立ち並んでいたところだが、建物は変わっているものの、屋敷の地割には面影が感じられる。しばらく曲がりくねりながら歩くと、赤山城跡と大きく書かれた石碑が立っていた。その周辺には、堀や土塁の跡も一部残り、県の旧跡になっているとのことだが、屋敷地は畑となっている。それでも昔の面影が感じられ、何枚か写真を撮らせてもらった。
 それからは、堀跡をたどって林の中へ入り、どんどん進んでいったら、少し開けたところに出た。陽差しが強くなってきて、暑さも感じられてきたので、駐車場へと戻ることにする。
 次に、伊奈氏の菩提寺となっている源長寺に立ち寄ってから、帰途に着いたが、結構気温が上がっていて、汗が流れるようになっていた。